グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

衆院「近いうちに」解散劇に思う

2012年11月18日 | 日記
近いうちに、近いうちにといわれ続けていた衆院解散がついに実現した。
直近の世論調査などから判断する限り首相の強弁とは裏腹に民主党はひとまず政権返上ということになりそうだ。
09年の政権交代以降民主党政権は失敗を繰り返した。
初代は普天間基地返還問題で、二代目は原発事故対応で、三代目はマニフェストに記載のない消費増税で党内分裂を招き領土問題で翻弄され続けた。
これだけ続けばやはり素人政党、仮免政権と酷評されても止むを得まい。
ただ日本の二大政党時代はまだ定着していない。
国民の約半数が無党派層だからせいぜい二弱政党(および少数政党乱立)時代だ。
第三極の結集が新たな二大政党時代を実現するかといえばそれも甚だ懐疑的である。
わが国の政界はしばらく液状化が続く雲行きだがこんなときこそ政界再編のチャンスだろう。
それに「パーシャル連合」の手法ももっと活かされていい。