グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ストーカー容疑者に対する警察の不手際に思う

2012年11月12日 | 日記
逗子で密かに居住していたストーカー被害者が刺殺された事件は本当に不幸な出来事だった。
ストーカー被害者の保護については警察も細心の注意を払うべきだったが残念ながらあまりにも不用意だったため尊い人命を失うことになってしまった。
新聞報道によると被害者は事前に逗子警察署に居住地などを加害者に知らせないよう要望していたというが逮捕の際に結婚後の姓や住所の一部を読み上げていたと聞いて怒りすら覚える。
たしかにその方法がルールになっているのかもしれないがこれではこの種の犯罪の性質や被害者の心情を全く理解していないと断ぜざるを得ない。
ストーカー被害の悲劇は以前埼玉県の桶川で起きた事件で身に沁みたはずだがいつの間にか風化してしまっていたようだ。
情けない話だがこの際あらためて対応方法について法改正を含め見直しと再徹底をすべきだろう。
どうも警察機構は旧弊に捕らわれ過ぎ前例主義に陥っているように見える。
こんなことでは激変する社会のなかでとても職責は決して果たしていけないと思う。