グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

任天堂前社長の死去に思う

2013年09月21日 | 日記
先日任天堂の創業者一族で前社長だった山内溥氏死去のニュースがあった。
山内氏といえば家業の花札製造業をゲーム機製造業に変身させ任天堂を世界的メーカーに育て上げた偉大なベンチャー経営者だ。
同じエンターテインメント分野とはいえ花札と電子機器、ゲームソフトは全く別物と言っていいのではないか。
そのゲーム機ビジネスを一から立ち上げ市場を開拓、拡大した手腕は凄いの一言に尽きる。
しかも氏はその時すでに50代後半にさしかかる年齢だったにも関わらず・・・だ。
絶頂期にはたしか従業員一人当たりの利益額は日本一だったと記憶している。
むろん高株価も謳歌した。
米大リーグのシアトル・マリナーズも手に入れた。
ただゲーム機業界の環境変化には勝てず直近の同社の業績は赤字だ。
何やら「会社の寿命30年説」を裏付けているような・・・。
「平家物語」にある「諸行無常」「盛者必衰」が脳裏をよぎる。