グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

有名ホテルの「羊頭狗肉」に思う

2013年10月24日 | 日記
関西の有名ホテル・チェーンが食材偽装表示を7年間続けていたとのことだ。
つい「羊頭狗肉」なる4文字熟語を思い出してしまった。
今回明らかになった偽装内容は羊と狗(犬)ほどの違いはないがメニューの中で明確に「芝エビ」とか「レッド・キャビア」など食材を指定しているだけに同罪に近い。
先日の会見で担当部門長は「欺く意図はなかった」と弁解していたが顧客の理解はとても得られないと思う。
調理や食材調達担当部門は来店客が注文時に目にするメニューを7年間も見たこともないというのだろうか。
さて今日、同社社長の記者会見があるというがどんな謝罪になるのか、どんな信頼回復策を打ち出すのか。
お決まりの減俸処分などもあるのだろうが7年前に遡って関係者の報酬返還も必要だろう。
ただ騙された客の方は大半が騙され損になりそうだ、通常7年間もレシートを保管していないのだから・・・。