グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

伊豆大島の自然災害に思う

2013年10月27日 | 日記
先週の台風26号で多大な土石流被害を受けた伊豆大島・大島町だが後続の27号では大きな被害は免れたようなので一安心だ。
しかし全島レベルでの避難勧告(地域によっては避難指示)は同地域の自然災害に対する脆さを印象付けた。
住民にとっては大変酷なことだが「今後似たようなケースはたびたび発生するかもしれない」と考えた方がいいだろう。
今回の避難勧告(指示)では高齢者を中心に避難行動に消極的な住民の意思をあらためて思い知らされた。
避難所では体調を崩しやすいとか、地域の絆を失うのは辛いなど、避難行動をためらう気持ちは痛いほど分かる。
定住人口がそこそこあって災害リスクの高いこんな土地こそ相応の規模の「国土強靭化」投資が必要なのかもしれない。
スーパー堤防などは後回しにしてもよいのではないか。