グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

阪急阪神ホテルズ社長の引責辞任に思う

2013年10月29日 | 日記
3日前の当ブログで「顧客からの信頼を失った経営陣はもはや退陣しかない」と記したところだったが昨日阪急阪神ホテルズの社長が引責辞任を発表した。
わずか2日前にあれほど強弁を繰り返していたが昨日はまるで別人だった。
最初の記者会見の前にも社内調査を実施していたとのことだったが記者会見後の2日間の再度(、かどうか疑問だが)の社内調査で随分トーンが変わったものだ。。
やはり「偽装」を認めるか否かが焦点だった。
それにしてもあの記者会見は企業関係者に大きな教訓を残した。
企業の内輪の論理ではなく顧客の目線や世間の常識でコトの是非を判断することがいかに重要かということを。
自己保身だけを考えているとどうしても後者の観点が吹き飛んでしまう。
それが時として命取りになってしまうのである。
さてさて、外資系のリッツ・カールトン大阪はどんなけじめを考えているのだろうか。