自民党・石破幹事長のブログ上の不用意な発言が波紋を呼んでいる。
「絶叫戦術はテロ行為と本質的にあまり変わらない」旨の発言がデモ参加者の猛反発を受け結局「テロ行為と同質」の部分は謝罪・撤回することに追い込まれた。
幹事長はかねがね自民党大勝による驕りを戒める役回りを自任してきただけにこの失言は本当に意外だった。
恐らく当人もまさか「驕り」の自覚など微塵もなかろうが「弛み」は音もなく忍び寄ってくるものだ。
国会は今「特定秘密保護法」の取り扱いで紛糾しているが数を頼んでの強行採決は必ずしっぺ返しがあるだろう。
「向う3年は国政選挙がない」「野党の足並みはバラバラだ」などとあまり高をくくらないほうがいい。
昨年の大勝だって実は敵失による要素が大きい。
いま国民の相当数が自民党に多くの議席を与えすぎたと深刻に考えているのではないか。
しかし自分が1票を投じるとき全体がどうなっているのか分からないからなぁ・・・、選挙というものは難しいものだ。