いよいよ2020東京オリ・パラ開催まで満2年を切った。
競技施設などハードもさることながら運営計画などソフトもこれから準備が本格化していくのだろう。
その運営面での担い手としてボランティアは全体で11万人必要と見込まれているようだ。
ボランティアというから基本無報酬なのだが地方の大学生も交通費、宿泊費は自己負担と聞いてふと考え込んでしまった。
懐具合に余裕のある中高年者であればいざ知らず、いまどきの大学生に上京のための交通費や期間中の滞在費などを自己負担できる層はいかほど存在するのだろうか。
何しろ奨学金ローンを抱えて卒業する大学生が全体の40%を占めるというご時世である。
いくらオリンピック・ボランティアが有益な社会体験とはいえ地方の学生諸君にとってはなかなか厳しい条件だ。
結局「無報酬」という原則を貫徹する限り地方からのボランティア参加、特に若年層の参加は難しいのではないか。
それとこれは地方在住者に限った話ではないがボランティア参加には結構な事前研修が義務付けられるようだし8時間延べ10日間以上の従事が基本パターンとか・・・。
筆者の周囲にもオリンピックのボランティアに関心を持っている方々が何人かいるがあまりハードルが高いと実現できるかどうか、ちょっと心配だ。
競技施設などハードもさることながら運営計画などソフトもこれから準備が本格化していくのだろう。
その運営面での担い手としてボランティアは全体で11万人必要と見込まれているようだ。
ボランティアというから基本無報酬なのだが地方の大学生も交通費、宿泊費は自己負担と聞いてふと考え込んでしまった。
懐具合に余裕のある中高年者であればいざ知らず、いまどきの大学生に上京のための交通費や期間中の滞在費などを自己負担できる層はいかほど存在するのだろうか。
何しろ奨学金ローンを抱えて卒業する大学生が全体の40%を占めるというご時世である。
いくらオリンピック・ボランティアが有益な社会体験とはいえ地方の学生諸君にとってはなかなか厳しい条件だ。
結局「無報酬」という原則を貫徹する限り地方からのボランティア参加、特に若年層の参加は難しいのではないか。
それとこれは地方在住者に限った話ではないがボランティア参加には結構な事前研修が義務付けられるようだし8時間延べ10日間以上の従事が基本パターンとか・・・。
筆者の周囲にもオリンピックのボランティアに関心を持っている方々が何人かいるがあまりハードルが高いと実現できるかどうか、ちょっと心配だ。