グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

コロナ緊急事態宣言その後に思う

2020年04月09日 | 政治
政府がコロナウィルス感染緊急事態宣言を発して2日目を迎えた。
しかし直近に行ったコロナ担当相と関係知事たちとのミーティングも双方が自分の意見を言い合っただけに終わりついぞ合意に至ったという話は聞こえてこない。
ポイントは自粛要請の仕方とそれに伴う補償問題なんだろう。
一部の業界、例えばイベント開催に携わっている自営業者などは3月からもう収入ゼロの可能性もあるのではないか。
これは本当に切実な問題だ。
首相は先日の緊急事態宣言記者会見の席でも5月末に補償をスタートさせたい旨コミットしていたが自己申告が基本となる申請ベースで
こんなことが確約できるのだろうか。
そもそも減収証明などエビデンスを準備できるのか。
1000万を超すと想定される数の申請をどれだけの審査体制でいつまでに処理していくのか。
不正申請をどれほどチェックできるのか、・・・不安と疑問は尽きない。
首相は先日の記者会見で海外メディアから問われた「感染収束が出来なかった場合の責任」について言下に否定していた。
もうそんなことを言っている状況ではないと思うのだが・・・。