グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

コロナウィルス禍は大学教育のあり方を変える?

2020年04月19日 | 社会
近くにある大学の社会人向けプログラムをよく利用しているが今期についてはどうやら開催中止になりそうだ。
理由はいうまでもなくコロナウィルス禍によるものだから止むを得ない。
ついでに学生向けカリキュラムの動向はどうか、と言えばすでに上半期の集合形式の授業は断念し全てネット教育で行うという。
たしかに政府が現在決めている大学等の自粛要請が5月6日に解除になると信じている層は極めて少ないので上半期の集合教育断念は無理ないことだ。
筆者は大学教育の神髄は熱のこもった質疑応答やディスカッションにあると思うのだがネット教育でどれだけこれらが実現できるのか。
それに採点評価はペーパーテストではなくレポート提出ということになるのか。
仮にできないとしたら現行の授業料はリーズナブルと言えるのだろうか。
単に知識供与が目的であれば大教室の講義、あるいは通信教育でも可能だが社会が求めるものとは若干異なる。
コロナウイルス禍はよくも悪くも大学教育の今後に影響を与えるのではないか。
少子化ということもあるしねぇ・・・。