グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の3%賃上げ要請に思う

2018年01月05日 | 日記
首相が経済3団体の新年祝賀会であらためて3%賃上げ要請を行っていた。
「あらためて」と言ったのはこのところ恒例のようになっていたからなのだが残念ながら過去必ずしも思い通りにはいっていない。
今回も業績好調企業が増えており一般的に賃上げ環境は改善されているように思うが企業経営者の歯切れはイマイチだ。
曰く「賃上げを行っても即、消費拡大には繋がらない」「賃上げだけでなく人材育成などとトータルで考えていく」等々だ。
なかなか経営サイドも慎重である。
強気でなる経営者も「賃上げできる企業は積極的に応じるべきだ」というがどこか他人任せである。(笑)
首相の賃上げ要請はそれなりに理解できるが今のままでは例年の繰り返しになる恐れ大だ。
「消費拡大」=「賃上げ」+「将来の生活不安除去」、のロジックが正しいとすれば生活不安除去の方は経済というよりは政治が考える課題だ。
個人に増税を強いる昨今の税制改正は経済好循環のブレーキ役でしかないのではないか。




北朝鮮の融和政策への転向に思う

2018年01月04日 | 日記
北朝鮮が韓国に対し定期的な高官協議を申し出ているとのことだ。
あまりに急なことで俄かに信じ難いが望ましい方向なので先ずは受け入れたらいい。
北朝鮮の突然の方針変更の背景はどこにあるのだろうか。
先日も板門店で北朝鮮兵士の脱走行為があったが類似案件は表面化せずとも結構散発しているようだ。
それに日本海での違法操業中の漁船事故多発もある。
経済の疲弊は覆うべくもないのだろう。
外交の材料となる各ミサイル技術は曲がりなりにも手に入れた、ということが効いているかもしれない。
やっぱり欲しいのは経済支援だがその一方で金王朝の継続は譲れない。
ということは北朝鮮の思惑は「政治は南北分割統治が前提で、経済はボーダーレスに」ということなのだろうかと思う。
韓国の文大統領は元々融和推進派なのだからケミストリーとしては悪くない。
南北間にも拉致問題は存在するようだから成行き次第では日本との拉致問題についてもいい結果をもたらすかもしれない。
とにかく先ずは協議開始だ。


首相失態ビデオの流出に思う

2018年01月03日 | 日記
首相が米大統領との懇親ゴルフの中で転倒した時のビデオが暮れにメディアで流されていた。
首相の転倒はいわば公然の事実だったがその映像が時季をおいて流されたことにふと関心を持った。
そもそもあの映像はだれがどんな目的で撮影したものだろうか。
要人の警備防御を目的にシークレットサービスが撮影していたものであれば当然公開されることはない。
もし首相周辺以外の誰かがドローンで撮影していたとしたら明らかに取り締まりの対象になると思うのだがそんな気配もなかった。
あれだけの至近距離まで接近を許せば結構危険な事態も考えられるのだがことの詳細は分からないままだ。
首相は「まさか空から撮られているとは気づかなかった」と余裕の表情でコメントしていたがもし民間に侵入を許していたとすればあまりにワキが甘いのではないか。
もし公的機関から流出していたとしたらそれ以上に問題だ。
まさか国民へのサービスということでもあるまい。(笑)
結局あのビデオは誰が撮影し、どうして時間差をおいて公開されたのだろうか、疑問は未だに残ったままである。

コイン・ランドリーの進化に思う

2018年01月02日 | 日記
先日近くに開店したコイン・ランドリーを見て驚いた。
コイン・ランドリーといえば今から30~40年以上も前の話を思い出す。
米国を旅行中のことだ。
ホテルの地下にコイン・ランドリーがあるというので下見に行ったところ何と先客がスニーカーを洗濯ドラムに入れていたのである。
いくらその都度水洗いするといっても「靴と衣料を同じように扱うのはねぇ・・・」
そんな出来事がトラウマになってそれ以来コイン・ランドリーとは疎遠になってしまった。(笑)
ところが先日覗いたコイン・ランドリーにはなんと靴専用の洗濯機・乾燥機があるのである。
これなら心配ない。
それに一般の洗濯・乾燥機に加え蒲団をそのまま洗える大型のものも併設されているではないか。
さらに驚いたのが乾燥機の数である。
3台の洗濯機は乾燥機を兼ね備えていたり、靴のように専用の乾燥機を保有しているがそれ以外に独立した乾燥機が8台設置してあることだ。
乾燥だけを利用するニーズがあるのか、乾燥は時間を要するのか、背景は聞き漏らしたが洗濯以上に乾燥に注力している様子がうかがえる。
それにこのコイン・ランドリーは土足厳禁でかつスタッフが常駐する有人対応なのである。
コイン・ランドリーのイメージも随分変わってしまったのである。