懐かしシリーズの第2弾です。イタリア・トスカーナ州・モンテスクダイオのポッジョ・ガリアルド社の赤、ソットボスコです。これも<1>のバルベーラ同様、なかなかリーズナブルな価格帯で飲みやすい赤でしたねっ。モンテスクダイオという場所はスーパートスカーナの産地として有名、このポッジョ・ガリアルド社も高級ランク赤、産出していましたっけ。オーナーのスルボーネさんは<1>でご紹介バルベーラのワイナリー、リヴィオさんの竹馬の友。もう10年以上昔になるのでしょうか、リヴィオさんからこのワイナリーを紹介してもらいました。そう言えばこの銘柄の収穫年は1997年。トスカーナの1997年と言えばヴィンテージ・チャートとしては最高の最高ですねっ。ただ、この銘柄はそんな寝かさない方が良いので、もしお手持ちにございましたら、是非御飲みになって下さいねっ。このワイナリーの看板銘柄は白、ヴィーニャ・ロンターナ・ビアンコでした。白なのに物凄くコクがありパワフルな白です。多分、倉庫に2~3本は残っていると思いますが、、。こちらもお手元に御座いましたら、今以上寝かさずに御飲みになってください。
倉庫に行った際、彼らにとっては同業他社になるいろいろなフランス・ワインを見て、それからどんな銘柄が人気があるのかという話題に。「口で説明してもイメージが伝わらないだろうから、飲もう!」ということになって、彼らの赤2銘柄と、価格帯が同じイタリアの絶対的人気の赤2銘柄*ン*マと弟分の2銘柄を事務所に持ち帰りました。普通、私どものテイスティングというと飲み込まずに口にふくむだけですが、外はもう真っ暗だし、皆、最初から"飲み”に入った感じだったので(テイスティングのアイテム数も4種類と少なかったので)、飲みながら話題は各方面に。彼らの2銘柄とイタリアの2銘柄の戦いという様相というわけでもなかったのですが、フランス側のコメントは、アルコール度数が多少高いイタリアのこのワインは~~~などという具合で、私どもがあまり気にしない観点からテイストを表現してきてなかなか興味深いものでした。この辺り、細かい話は各地のフェアでお話させて頂きますねっ。途中から完全に宴会という雰囲気になってきたので、廉価なワインは何も肉やチーズじゃなくってスナック菓子でもという実情を彼らに伝えようと、近所のコンビニで買ってきたmade in Japanのスナック菓子各種を”おつまみ”に出したところ予想をはるかに上回る大好評。ボルドーの家庭料理の話などいろいろ聞こうとしていたのですがスナック菓子に主役を奪われ曖昧に、、。彼らの日本土産はスナック菓子になりそうです。写真は皆ハイテンションになった中締めの頃。この後まだ少し、飲みました、、。
数年前に一度輸入をし、今年久し振りに輸入再開をしたボルドーの農業組合的ワイン生産者グループのPRODIFFU。ボルドー右岸を中心に約800のブドウ生産農家が集結しています。今、私どもが扱っているのはセミオン主体で甘口の白オノール・ベルティコと、プティ・ベルティコ・シリーズの白1銘柄と赤2銘柄、それにシャトー・プルトュー、合計5銘柄となります。生産者兼営業担当のローラン氏(彼はプティ・ベルティコのベレー帽をかぶったイラストのモデル。今年3月3日のブログにベレー帽をかぶって登場しています。お父さんが北イタリアのピエモンテ出身。でもイタリア語は話せませんでした、、、。生産者らしくガッチリした体格。勝手に付けた渾名はツルリン。)は右から二人目。新しいアジア市場担当マネージャーが(渾名はロバート・レッドフォード)アンソニー氏(左から二人目)、初来日。台風の影響でパリからの飛行機が遅れ午前中のアポが夕方に。事務所で軽くミーティングしてから倉庫へ。「ミュージアムのようだ!しかも、こんなに整理されて清潔な倉庫は見たことが無い!」と、、、(社交辞令)。一応、各自1銘柄づつ持って記念写真ということで、、。