先程ご紹介のトレ・モンティ社。やはり今回の写真の白シリーズの方が皆様には御馴染みだと思います。良い白を造りますねっこのワイナリーは。かなり芳醇でまったりした白を生み出します。左からDOCGアルバーナ、ちょっと高級なサルチェレッラ、極甘アルバーナのパッシート(干しブドウから造った白)です。
エミリア・ロマーニャ州、イモラのトレ・モンティ社の赤、トゥリコです。これは確か1回か2回しか輸入できずに生産中止となってしまった赤。非常に人気が高く、「何故輸入しないのか」とよくお叱りを受けた銘柄です。トレ・モンティ社は非常に優れた白を生み出します(アルバーナやトレッビアーノなど)が、赤も凄いのを造っていました。大学の教授陣(醸造学や地質学など)をコンサルタントに向かえ近代的な醸造システムも持つこのワイナリーは、自分のコノ畑に最適なブドウ品種は***種という具合に結論が出ると、かなり思い切ってブドウを植え替えるところ。とても素晴らしい評価を受けていたカベルネ・ソーヴィニヨン100%のトゥリコも、そんな理由から作られなくなってしまった経緯があります。写真の収穫年度は1999年。きっとトロトロ状態、かなり美味しいと思います。イモラと言えばF1:サンマリーノ・グランプリが開催される場所としても有名です。という訳で彩りとしてF1のミニカーを、、。