金メダリスト羽生の優勝と永世7冠羽生の敗戦を確認後、出かけた。
京都西山の柳谷観音に再び行って来た。
毎月17日は、御本尊の御開帳だという。特に2月は、採灯護摩供養という事で出かけて来た。
山火事ではない。護摩供養の遠景。
近寄るとこんな感じ。簡単なようで難しく、なかなか火がつかない場合もあったり、
煙が凄すぎて消防隊の出動になることもある。
お寺は、今は浄土宗。
山法師は、大峰山から来ている。
祈祷の秘法か?屋越式?で矢を放つ。幸運な人が射た矢を持ち帰った。
西山三山とは、遊龍の松で有名な「善峯寺」法然上人の張り子の本尊で有名な「光明寺」そしてここ揚谷寺。
それぞれ趣があって良いお寺だ。後日改めて紹介する。
まずは、独鈷水を頂きに行く。「どっこすい」とは読まず「おこうすい」と読む。
良い香りのする御香(おこう)にも掛けている。
1200年も前の話。弘法大師がここを訪ねた時、眼の悪い子ザルを抱いた母猿が、この地の水でその子の目を洗うと
治ったという。そこで、
独鈷で、そこを掘ると大量の湧水が出たというので、独鈷水という。
独鈷(仏具)
普段から無料でいくらでも汲んで帰れる。近所の方達が生活水をこれで賄う事も多い。
緑のボトルを500円で分けて頂き汲んで帰ることにした。
奉仕の方にお聞きすると、昔は滔々と多量に湧き出ていたらしい。特に、阪神大震災をはさんで一気に少なくなったらしい。
他言無用という事で、「サントリーの山崎工場も同じ水脈で、かなり水量が減っていて、
数年前から大量に保管していた以前の水を使っているとの事。ただし、水質は何年保管しても一切変化はないとの事だ。
護摩修行の前の修行者たち?
みぞれ交じりの空模様。この後、本堂から奥の院へ
住職に詳しい話が聞けた。