インドネシア中部ジャワ州に入ったのは二日目の夕方だった。
取引先の工場はそこからクルマで30分ほどの郊外にあり、
この日はとりあえずホテルで食事をとって、
翌朝から仕事の打ち合わせに入ろうということになった。
さすがに丸二日の移動は堪えたのか、ベッドに入るやいなやすぐさまに眠りに・・・
爆睡
翌朝(三日目)
ホテルで朝食を済ませ、クルマで移動していくと
ここがどんな場所なのかなんとなく見えてくる。
水田にパイナップルの畑、椰子、ゴムの木などなど。
中国の工場もすごいところにあったが、こちらも負けず劣らずのローカルだ。
ただ、まったく何もない山東省の僻地と違い、
こちらは人もいれば店もある「田舎町」といった感じである。
しばらく走ると、
前方に立派な門構えの(ガードマンが門の前に立っている)工場がみえてくる。
クルマは門の前で止まり、クラクションを鳴らす。
屈強な警備員が手際よくゲートを開ける。
その先にオフィスが一棟、
工場が二棟あり、なかでは数百人の工員が緻密な作業を行っていた。
やっと着いた!
仕事一日目
この日は朝から商品の設計についてを話し合い、
改良点をリアルタイムで直しながら、
「こんな感じ」「あんな感じ」と FaceTimeを使って
東京←→インドネシア間をやりとりした。
おかげで修正したサンプルを写真と映像で確認しながらチェックすることができた。
インドネシア工場では敷地内にWi-Hiが飛んいる。
便利になったものである
この夜、社長の気遣いで韓国料理の接待を受けた。
ビックリするような場所だった。
遊園地? それともコンサート会場?
暗くてよく見えなかったが、ローカルな場所にビヤガーデンのような施設があり、
プールやステージもあって若者が泳いでいた。
中国もどんどん変わり、
タイやベトネム、インドネシアもどんどん変わりはじめている。
いつまでも田舎と思っていたら、あっという間にモールができる時代である。
この速度に対応できるかが勝負。
残り一日
明日は新商品についての打ち合わせと、
関連会社の訪問、工場見学と盛りだくさんの日程が詰まっている。
がんばろう!