やっと重い腰を上げた感のある「特措法改正」が始まりそうです。
その内容について色々と意見が出ていますが、、、そもそも「特措法」とは???
長いですよぉ~(笑)
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」と言うのがあるんです。
この法律が出来て10年足らずの新しい法律です。
通常の季節型のインフルエンザじゃなくて、新種で感染力や毒性の強いインフルエンザが発生した時に使う為です。
この法律を「新型コロナウイルス感染症」にも使おうと、去年の3月に決めたんです。
つまり、今流行している新型コロナ対策を念頭に置いて作られた法律ではありません。
その「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を適用する順序はテレビなどで報じられている様に、、、
内閣総理大臣 都道府県知事
この法律を使うのは知事ですが、勝手に知事がその法律を使うことは出来ません。
前もって内閣総理大臣が ・期間 ・区域 ・内容 を決めます。
また逆に知事はその要請を無視しても良いんです。
そして肝心な点が・・・
知事が「特措法」に基づいて出来るのは・・・要請・指示・公表 これだけです
命令・罰則、、、、これは出来ません
これを罰則を伴う要請に変更しようとしています。 平たく言えば要請を命令に変えるんです。
これは当初より新型コロナウイルスにたいして「大騒ぎ」しろと言っていた私は大賛成なのですが、、、
罰則はどのような状態で与えるのかは重大な点で、ここはしっかりと議論して的確な方法を見出して欲しいものです。
どんな法律改正になっても、それをある程度は国民に理解させなければならないのが政治家の役目です。
菅首相の様に下を向いて台本を読むだけだったり、小池知事の様に一杯言いたい人の話は国民に届かない。
私の記憶の中では国民に言葉を上手く届けたのは小泉首相だけですね。
昔、宅建や建築の資格を取る為に法律を覚えたのを思い出した。 私の頭が悪いのか、なかなか理解して覚えられない。
ある時にふと気が付いたのですが、書かれている法律用語が日常的な言葉じゃないのが覚えにくくしてると解った。
そこで頭の中で自分の言葉に置き換えて覚えたんです。 結果は大成功でしたね
これは仕事の時に一般の人達と話をするのにも役立ちました。
まぁ、地位のある人は自分の言葉に責任を持たなくちゃならないので、難しい言葉を変換して誤解を与えてはいけないのは解るんだけど。。。小・中学生から高齢者までに訴えるには、日頃使う言葉でなくちゃ届かないでしょう。
特措法の改正は少し様子を見るとして・・・
コロナの感染は押さえきれない状態になっています。
クリスマス・忘年会・新年会・帰省・成人式と感染拡大原因となる事が続いたツケはまだまだ続きます。
国民が本気になるような人たちの呼びかけが絶対に必要と感じているのだけど・・・
広告のプロに頼んでテレビで天気予報並みの頻度で流して欲しい。
菅首相や小池知事よりは絶対に影響はある、、、特に若者には