地方の女たち

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ワクチン接種で心配な事2つ

2021-05-18 11:26:00 | 日記

65才以上のワクチン接種が始まり、やっとウイルスに対して反撃を始める感じになってきました。

とは言うものの、感染を広げるのに主な役目を担っている働き盛りの人々に行きわたる様になるのは、残念ながらまだまだ先の様です。 そこを何とかしないと出口は見えてきません。

 

文句ばかりを言っても解決が早くなるわけでもないのですが、ワクチン接種で心配な事が2つ有ります。

1つは簡単な事で、、、、

大規模会場での接種はどんどん進めて欲しいのですが、そこに行く高齢者の中には間違って2度接種を受けようとする人も必ず現れます。100人の高齢者が集まれば必ず数名は判断を間違います。

「ワクチンは2度接種」 これが頭に有り、接種後の待機が終わった時に係の人から「接種は終わりましたか?」なんて聞かれたら、1度だけなので「まだです」と答えてしまうんです。

これは接種する側が丁寧にチェックしながらやらないと、かならず「2連続接種」が発生します。(発生しました)

ワクチン接種のチェック体制が違いますが、アメリカなどでは3度接種したり、一度目と二度目で違うワクチンを接種したりしたことが発生しています。アメリカではスピード重視で、そんな間違いは自己責任らしいが、日本人の感覚では受け入れてくれないでしょう。気になるのは発生した事より、その人たちがその後にどうだったかが問題で、そこの情報が有りません。

 

もう1つの心配は、、、

1回目の接種から、2回目の接種後3週間後(諸説あり)の効果が最高潮に達するまでに感染した場合です。

ワクチンの仕事は想定されたウイルスに似たものを身体に入れて免疫細胞を増やしたり、そのウイルスと戦う事を経験させたりする事です。

ですから1度目のワクチン接種から身体の中ではワクチンと言う異物と戦いながら免疫細胞を増やしています。

そんな忙しい状態の身体に本物のウイルスが侵入すれば、身体の中は大戦場となり免疫細胞を作る大工場がフル稼働することになります。。。。忙しいだけで済めばそれに越したことは無いのですが・・・

 

人にとり怖いのはサイトカインストーム。

サイトカインと言うのは身体に侵入した異物を発見して

「お~い、変なのが入って来たぞぉ~」と免疫細胞に知らせる係です。

知らせを受けた免疫細胞は活動を活発にしたり、仲間を増やしたりして戦闘モードに入ります。

ところが、、、余り増えすぎると正常な自身の細胞を攻撃してしまうのです

そうなると急激に身体は悪化して命が危険な状態になり、、、さっきまで元気だったのに・・・となってしまうんです。

実のところはウイルスの攻撃より怖い事なんです。 これが原因で亡くなった人も大勢いるはずです。

・・・なのに、その不安定な期間の説明が抜け落ちています。

これを詳しく説明するとワクチン接種をしない人が増えるので、あえてスルーしてると思ったりします。

 

仮に、、、1度目のワクチン接種から3週間後に2度目をすれば、そこから再度3週間(諸説あり)。

合計6週間は身体が不安定な状態なので、絶対に感染しないように努めなければ安全とは言えません。

 

日本は他の先進国に比べてワクチン接種が遅れています。

そのお陰でワクチン接種に関連した色々な事を知ることが出来ます。

ですから、その情報を正しく理解し有効に利用しなければ、遅れた事が本当に失敗だったとなります。

 

武器(ワクチン)を持たずにソコソコ頑張ってある程度の結果を出している日本人ですから、武器が配られれば最大限の効果を引き出せる事が可能だと思います。

頑張れば多くの日本人が年末年始には安全地帯に逃げ込めます

 

ワクチンその物の不安だけじゃなくて、

大規模接種会場の東京センターでは誰でも予約が出来るとか、、、

生理食塩水だけをワクチンとして接種したり、、、

余ったワクチンを首長が接種したり、廃棄してしまったり、、、

笑うに笑えない馬鹿らしいことが色々と発生していますが、それらに捉われる事無くスピード感を持ってワクチン接種を進めて欲しいものです。

優先順位上位の医療従事者もまだ終わらないし、高齢者も始まったばかり・・・

一日も早く、社会で活動する人たちが接種を受けてこそ、ワクチン接種の大きな意味が達成されます