脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

遺言書を書け!と言われた。

2015年02月25日 09時24分26秒 | 日記
先月のことです。妻が『おばあちゃん(私の義母)から電話あって・・お義姉さんから遺言書書けって言われたんやて!!どう思う!?』聞くと義母の土地・建物に京都の山林、預金口座についての遺言書を書いて公正証書を作るように言われたらしいのです。義理の姉は当初、全ての財産は放棄するよな事を、そのほんの数週間前に言ってたらしく、それが一気に変わりいきなり遺言書とは・・妻の兄は相続やら難しいことは一切と言ってよいほど分かっておらず嫁に任せきりのようです。私は妻に確認しるとお義姉さんは半々でと言ってるというので『それやったら別に遺言書なんか作らんでも法定相続でええやん、それに、お義母さん、まだ生きてはるんやで・・ちょっとなぁ~』というと妻も、それが腹立たしくまた義母も『ワタシ、まだ生きてるんやで!遺言書く書かないは私の意志や!!なんで嫁に言われなアカンの?』と電話で妻に泣きながら訴えていたようです。義母は70歳後半ですが経済的にも精神的にも自分で頑張り息子や娘に一切、世話にならず義父が他界したときの葬儀代金から全て自身でやっています。義母は義父が脳梗塞で倒れ仕事ができなくなって以来、昼夜働き住宅ローンも完済させた頑張り屋さんです。子供たちには愚痴一つ言わず・・・妻は、そんな母親の後姿を見て育っているので『たぶん兄は細かいとこまで知らんのやろうな・・』義理の姉は8年間、義母の家を訪ねておらず正月すら顔を出していなかったのです。今年の正月、私の長女が義母と『おせち料理』をつついていると突然、お義姉さんがやってきたらしく長女は(?なんで、叔母ちゃんが来たんやろ)と思ったようで・・・その数日後、義母がめまいで倒れ救急車で運ばれた時に義姉が病院で『お義母さん、遺言書書いてください!』といったそうです。なんと【心】の無い一言か・・・退院後、義母も書店に行き遺言書の書き方なる本を購入したようですが口惜しさに妻へ電話してきたのでした。妻は『今度、そっちに行くから・・遺言書なんか書かなくていいし(泣)』と告げたそうです。高齢のお義母さんには余生、穏やかに暮らしてほしい・・働きづめの人生、やっと、つつましやかな年金での生活をしている母に妻は、ただ私に『お母さんに安心してほしいから・・今度、一緒に行って遺言書なんか書かなくていいように言ってあげてほしい。』妻の目に大きな涙がこぼれました。
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