脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

年金は支えあう社会福祉のお金

2015年02月23日 10時24分02秒 | 日記
厚生年金保険料・・毎月、給与から天引きされます。私も社会人になったころ『貰えるかどうか分からない・・60歳を超えないと貰えない??そんな天引きしなければ給与の手取りが増えるのに!!』なんて利己主義な考えだったのでしょう。当時は、やっと企業の定年が55歳から60歳になり始めた頃でした。病気もめったにしない若かった頃、社会保険料や厚生年金の天引きに惜しさだけしか思っていなかった自分。今では大変、恥ずかしく反省しています。これまで支払い続けた厚生年金保険料は、それまでの御高齢者・障害者の方々に役立って貰うため・・自分自身への保険料ではない。こんなことも言ってました『60歳超えて生きてたらもらえるけど死んだら払い損や!!』なんと【愛】のない言葉を発していたんだろう。自分が病気で倒れ障害者になり初めて今までの自分の思いが恥ずかしく感じたのです。"穴があったら隠れたい"そんな気持ちでいっぱいです。そんな気持ちで20代~倒れるまでいた自分が今、障害年金の申請をしているのです。年金受給の掲示板も見ましたが心のない書き込みもありました。また別のサイトでは本当に受給を感謝し温かみある書き込みもあります。今、はっきり理解していることは、これまで私が納めた厚生年金は自分自身のためではなく人のために納めてきたお金であること。そして、これから受給するかも知れない障害年金は今、働いている人達の血と汗の中から支払われているお金で支えて頂けること。ただただ感謝しないといけないと思い始めました。今、働いてる多くの若者の中で『将来、貰えるかどうかわからない年金を払えるものか!』と思っている人もいるでしょう・・私も若い頃、同じようなことを思っていたので偉そうにはいえません。でも・・高齢者や障害者の方々を支えている。これまでの日本経済を支え、今の環境で暮らせていけてるのは現在の高齢者の方々の頑張りがあったればこそだと思えばいかがでしょう・・いつまでも曇った心を持っていると決して幸せにはなれません。心の幸せはお金や物・・で決して埋まることはないのです。人に喜んでもらえること・・これが一番のこころの幸せではないでしょうか?この年になり障害者になって・・やっと少し理解できました。が・・・もっと早くに理解してたら?と思うこともあります。年金制度は数少ない無意識に出来る利他愛の制度ではないかと思う今日このごろです。
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天国言葉と今の私

2015年02月22日 14時18分31秒 | 日記
脳出血を起こし退院して1年2ヶ月が経ちました。左側麻痺は良くも悪くもなく、でも?毎日の犬の散歩と自宅での自主リハビリは少しづつですが効果が出ているようです。ラジオ体操も毎日していますが退院直後は屈伸運動すら出来なかったのに今では何とかラジオ体操をしているように側からも見えるレベルまできました。シャツのボタンもとめることも自分で靴下を履くことすら出来なかった私ですが靴下は自分で履けるようになりました。ほんの些細な変化に喜べることの幸せも味わいながら毎日を感謝して暮らしています。当たり前とことが、どんなに幸せなことか。当たり前だと感謝の気持ちが出ないのは当然と言えば当然かもしれません。でも当たり前に出来ていたことが一旦、不自由になり、そして、またたとえ、ぎごちなくても動けるゆうになると、その当たり前のことに対して、とても感謝できることが病気を通じ、わかるようになりました。人は、この世に生まれる前に自分で課題を設定して生まれてくるそうです。病気になったことに不運を感じ腐っていても何も解決しません。むしろ病気になっても一命をとりとめたことに感謝し病気になったからこそ当たり前が、どれだけ幸せなことかを理解できたことに感謝するようになれました。のう出血になることを私自身が、この世に生まれる前に課題設定したのであれぼ必ず乗り越えられる課題であり、それを克服していくための修行なんだと受け止め生きていくつもりです。天国言葉から引用すると一命をとりとめてくださり『ありがとう』後遺症が回復して『うれしい』労災が認定されて『ついてる』家族との時間が増えて『幸せ』病気を通じて心の勉強ができて『感謝します』私は家族を『愛してます』これまでの自分自身の未熟さ、愚かさを『許します』お父さん、お母さん、こんな親不幸な私で『ごめんなさい』今の心境です。
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過重労働裁判・・会社を訴えると

2015年02月21日 09時32分22秒 | 裁判
一昔前は"会社を訴えるなんて"とか御世話になっていて!"とか在籍しながらだと特に報復も怖いし、なかなか出来ないことです。今でも早々には決断を出せる事ではありません。しかし・・労使関係は平等で従業員は労働を提供し、その対価として報酬を得る。それだけのことです。社員の安全と健康を守る義務があるのも法律で定められました。でも、この法律自体、私も知りませんでした。労災を申請しネットで検索していくうちに知ったのです。弁護士に相談した時、弁護士は言いました。『●●さん、労災は交通事故と同じです。あなたは会社という車にぶつけられた被害者なのですよ。』言われた時は理解出来ませんでしたが今では『なるほど』と思えてなりません。車を運転するには交通ルールがあります。交通事故の多くは交通ルール違反で起っています。労働にも労働基準法という法律があって企業が順守せずルール違反をしていると従業員の過労死や業務上の事故につながっているのも事実です。従業員の多くは労働基準法を知りません。私が現在の会社に入社した当時、課長に『36協定って知ってます?』遅くまで残業する社員があまりに多いので聞いてみたところ『知らん』の一言でした。会社の役職者が【36協定】も知らない・・労働基準法・・そんなもの守っていたら会社経営が出来るか!そう思う経営者や役職者もいるでしょう・・でも順守せず社員が不幸にも死んでしまったら?後遺障害を残したら?労働基準法を知らなかったで済まされるものでないはずです。未払い残業を退職後に請求する元社員が増えてるそうです。社員は奴隷でもなければロボットでもありません。仕事を通じ成長を志し夢や希望をもって家族を守っていかなければならないのです。現在の会社の社長は創業者の息子さんです。昔で言えば大名の子供に生まれたようなもの。大名の子供に足軽の苦労を知るよしもありません。家族のために一生懸命に働き・・労災とし国が認定したのであり、その原因が会社の過失であれば家族を守るために訴えることは当然の権利を主張するだけのことです。証拠保全執行の日、弁護士と社長が面談したようです。そして弁護士から電話連絡を受け証拠保全執行が完了した報告を受けた時"社長さんは労災にも協力すてやったのに!"と言ってました。"と弁護士は言いました。更にその日、総務課課長より私にメールが届きました。『なぜ●●さんと裁判になるのか残念だと社長が言ってました』何が残念??本当は怒り心頭なのでは?労災申請に協力してやった?・・これが経営者の現実なのです。たぶん労災民事訴訟に関して社長はネットで調べたり顧問弁護士に相談していることでしょう・・安全・健康配慮義務違反をしてないと会社が言うのであれば、その立証は会社側がしなければなりません。弁護士は会社に対し不法行為と安全配慮義務違反の両方を提示していくとのことでした。結果は、まだまだ先になりますが現在、多くの残業をしている従業員のみなさん・・倒れてからでは遅いです。お父さんが倒れても会社から見れば所詮、他人事・・人事とは【ひとごと】なんです。でも家族・・奥様やお子様、そして御両親から見れば大切な人達です。その大切な人達を悲しませることは避けなければなりません。今の労働環境・・長時間残業・パワハラ・モラハラ・セクハラ・・機械整備・社用車の整備・従業員へ違法行為の強制など、ありませんか?会社を訴えることは出来ればしたくありません。であれば従業員全員が自分たちの労働環境をよくしていくように働きかけお互いが夢や希望を持って働ける職場を作ってください。私のように脳出血で倒れる人が出ないためにも。
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労災障害補償給付申請をしました。

2015年02月20日 09時46分59秒 | 過重労働
昨日、労災障害補償給付申請書に事業主押印の書類が弁護士経由で届きました。申請には申請書・健康手帳交付申請・同意書・自己申立書など添付し配達記録をつけて郵送しました。健康手帳交付申請は療養のため脳出血後、脳外科で処方薬・診察のケアで必要な医療費を労災で賄ってくれるみたいです。身体のリハビリは症状固定し治癒不可能となっているので対象外と労基署担当者より説明を受けました。自己申立書は現在の身体・精神状態を記述する用紙ですが予め社労士と厚生年金障害申請に用いた書式があったので、それを添付し【以上、相違ありません 印鑑押印】で良いとのこと。書類を郵送し後日、労基署担当者との面談を行って2~3か月経過し障害等級が決まるプロセスとなります。この等級で年金・一時金の金額はもちろん、裁判での損害賠償の請求額が決まりますので一番の山場と言える事態となります。弁護士からは『●●さんの場合3級~5級を予想してますが3級認定されると相当高額を請求出来ますよ♪相手方は簡単には支払ってこないでしょうが、これからです!』私としては、もう金額は流れに任すのみ。私に万一があったとき家族に残すことしか考えていません。たくさん、もらったら障害者の方々にも少しでも寄付しようとも思っています。そうしないと心が晴れませんしね。
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会社を訴えること・・気持ちの変化。自己防衛から利他貢献へ

2015年02月19日 10時00分51秒 | 裁判
私が会社を訴える事を決心したのは当初、脳疾患の労災が認定され後遺症で働くことが困難の状態になったことで家族を守る方法としてでした。が・・正直、勤務している会社を訴えるのは(どうなんだろ?)日ごろ、お世話になっている?から?上司・同僚・部下の視線?何やら後ろめたさもあったのは事実でした。裁判になったら裁判所で社長や専務に、どの顔で会えばいいんだろ?そんな気持ちも一方ではありました・・でも、今では全く、そうは思わず、むしろ戦闘モードは常にマックス状態になっています。約8年前に現在の会社に転職してからのことを振り返りながら思っていると会社が、これまで私に対しての処遇もさることながら果たして健康や安全に配慮あることをしていたか?そう考えると答えは【NO】です。現在でも夜遅くまで働いている社員も多く処遇は決して良いとは言えません。表向きは【家族的な環境・自由さ・若さ・能力主義等】を強く醸し出していますが年間休日は90日、みなし残業制度でみなし以上の残業はサービス残業、繁忙期の月間労働時間は250時間~300時間以上、管理職は権限なし、社員旅行は自腹で欠席しても返金なし収支報告もなし、・・まず月間労働時間は過労死ライン!・・私の父親が亡くなった時に手ぶらで弔問に来た専務、慶弔見舞金もなし。社用車を使用していましたが13年落ちのカローラ走行14万。。走行中にラジエータ水漏れ、その前の車は立体駐車場に入ろうとした時にマフラーが取れたり・・幸い、近くのGSに置かさせて貰って電車で帰宅しましたが田舎の山道で起っていたと考えると・・会社は社員の安全と健康を守る義務があります。入社してから振り返ると・・だんだん憤りが募るばかり。会社へのロイヤリティは元々ありませんでしたが、会社も従業員を単なる売上を上げるだけのロボットとしてしか見ていないと痛感し始め、先月、証拠保全執行を行いましたが執行日を心待ちにしていた自分もありました。会社に対し現在、民事損害賠償訴訟の準備と未払い残業の請求を行っています。ネットを見ると数多くの過労死・過重労働で脳・心臓疾患や精神疾患を患われ苦しんでいる方やご遺族の方がいらっしゃることも知りました。過労死防止法案も施行され労働者にとって追い風となり、また近く民法改正で損害賠償訴訟の遅延金利率が5%から3%に引き下げられる分、賠償額は増額化するだろうとのこと。もうブラック企業や隠れブラック企業をホワイト化が厳しく望まれる時代に突入したんだな。ホワイト化しない企業は社会から排除されていくのでしょう。この環境の変化の渦中には過重労働で失った多くの命や後遺症で苦しんでいる人達が存在していることを忘れてはならないと思います。かくいう私も過重労働が労災で認定され後遺障害で苦しむ一人ですが少しでも多くの労働者の方々が夢と希望を持って働いてほしい・・微力であっても裁判することで一石を投じていければ・・そんな気持ちの変化となってきました。少なくとも現在の会社の従業員が正当な労働対価を得て、より定時で就業を終えることが出来れば家族や友人との時間も持ち家族や友人との絆を大切にしてほしい。そう気持ちが強くなっていく自分です。
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