脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

労災・・逸失利益に慰謝料

2015年02月13日 09時58分11秒 | 裁判
退院後ネットで労災事故に遭うと労災補償により企業の補償は免れるが企業に不法行為又は安全配慮義務違反がある場合には被災者である従業員は民事損害賠償を請求する権利があるという記述を見つけ昨年1月に弁護士事務所へ相談に行きました。慰謝料等は労災の障害等級・収入等に応じ請求する金額が違うわけですが障害等級が1級違うだけで大きな金額の差異が出るようです。先日、ネットで労災損害賠償額のシュミレーションをしてみました。年収や症状固定時の年齢、性別等を入力し労災の障害等級を入力すると・・およその請求金額が表示されるのですが・・・正直、驚きました。(本当に、これだけの金額??)数千万円単位の金額に、とにかく目玉が飛び出たのです。もちろん労災休業補償や私の過失相殺がなく単なる目安なのですが・・私は現在、要介護1で妻より介護をしてもらっています。この将来介護が、どれだけ反映されるかでも金額は大きく変動します。私は40歳の時に煙草は止めました。現在の会社に入ってからは飲みに行く機会も極端に減り毎日、残業ばかりしていました。高血圧は内科通院もし薬も処方されてましたが血圧は下がらない状態で医師との相談中に倒れてしまったのです。仕事量は増えましたが一番のストレスは家賃督促なので、その担当持ち件数は少し減らしてもらったものの倒れる1か月ほど前に明渡訴訟を起こした滞納入居者の連帯保証人から『なんじゃ!!これは!お!お前ンとこは何の予告もなく訴訟するんけ!』それは大きな声で威圧的な言動をさんざんに発し『内容証明で送りましたけど?』そういっても『んなもん知るケ!!』約30分、罵倒され続けたのです。この出来事は労災申請時に【異常な出来事】として判断されていますが、このような顧客とのトラブルは大小問わずおこります。また、その当時は課内の退職等で人員欠員が慢性的に続いており私たちメンバーは予想以上の負荷がかかっていました。弁護士は【明らかな安全配慮義務違反】と判断してくれ私の事案を引き受けてくれたのです。妻と損害賠償シュミレーションをしたパソコンの画面に再び目をやると『こんだけ貰っても、お父さんの身体は元には戻らないねんよ。お金でしか換算できへんのは、わかってるけど・・』妻の表情は決して明るくなかったのですが『いくらでもええやん。和解はせぇへん。減額されても判決もらお!な!・・ほんで落ち着いたら二人で温泉でも行こうよ♪』たとえ数千万円もらっても私たち夫婦の言葉は【娘たちに残してあげようね♪】だけでした。
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厚生障害年金診断時の医師の暴言

2015年02月12日 10時18分02秒 | 日記
2月6日にK医療センターで症状固定の診察の時でした。W医師より『これから、どうしますか?軽い作業なら働けると思いますよ。』私は現在の会社に復職する気持ちはありません・・訴えるわけですし。そう思いつつ『会社に復職するつもりはありません。』と答えると『では他を探すのですか?』『まず通勤が出来ません。車も運転出来ませんし朝の電車のラッシュも・・ましてや1日8時間も就労は極めて困難です。』そい言うと『電車には乗れるんやし・・人間ね、息さえしてれば何とかなります。』私は正直、医師の発言とは思えませんでした。高次脳障害の診断を出し同じ病院の精神科を紹介しておきながら・・(息さえ!?じゃ寝たきりの人でも働けと言うのか?)憤りが心の中を膨らませ『働けるものであれば働きたいですよ!!』それだけ言うのが精いっぱいでした。これまで中学時代には新聞配達をし高校・大学とアルバイトもし社会人になっても仕事一筋に頑張ってきた私にとって、医師の言葉は心のない言葉として突き刺さりました。厚生障害診断では可動域測定もなく筋力診断は握力のみ。案の定、社労士にメールで送信すると筋力・可動域測定は必須とのこと。近くの整形外科で依頼するよう指示されました。今の私にとって厚生障害年金と労災年金が生活の糧となる以上、適切な診断書を提出しなければなりません。受給認定が下りれば、それに感謝し支えてくださっている方々への感謝の念を忘れず日々を送りたいと思っています。
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裁判準備・・弁護士代理人通知の発送と未払い残業代請求予告

2015年02月11日 09時23分40秒 | 裁判
先月、証拠保全執行を終え弁護士が社長と面談の際、社長は『労災申請に協力したたったのに!』と言ったそうです。更に当日、総務課課長から1通のメールが届きました。内容は【本日、W弁護士他、数名の方々が会社に来られW弁護士と社長が面談されていました。社長は"どうして●●さんが裁判するのか?と、とても残念だと申しておりました。有給の件については追って連絡しますが弁護士にすればいいのですか?●●さんの指示を待っています。】とのこと。当然ですが、このメールに対する返信はしておりません。妻と、このメールを読んだあと、『残念!?これ、社長、怒ってるんやワ、総務課長が残念という表現に変えてると私、思うワ!』妻は冷静に反応しました。残念であり怒りであり私は心の中で社長が、どう思うかは全く問題ではありません。相手が思うことですから。いずれ裁判で結果が出るだけです。でも労災に協力したたったのに・・は使用者の傲慢さを感じました。弁護士からは労災は労働者個人が申請するもので労働者が入院等で申請出来ない場合はもちろん、協力する義務がある。というのです。また労災休業補償等に必要な書類に事業主の署名・押印は拒否できるものの、その場合は拒否する理由書を提出しなければいけないそうです。たぶん・・社長は怒り心頭なのでしょう。会社を訴えるなど常識では考えられないのだと思いますが労働環境が非常識で何ら安全配慮もなく従業員が倒れたのだから従業員から見れば【労災認定された後の民事損害賠償を起こせる権利】を社会通念上の常識を行っただけなのですから。社長は弁護士に『ウチの従業員なので連絡してよいか?』と尋ねたそうです。もちろん弁護士の回答は"NO"です。一言いいたいのか・・なぜ裁判なのか?を聞きたかったのでしょう。同族企業ですから、おそらくわたしの件は親族の(役員会議?)話し合いの中心となり対応策を練られていると思われます。そして翌日、FAXで弁護士から代理人受任通知及び未払い残業代の請求を行うとの通知書面が送られ同時に内容証明郵便も送達されました。
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裁判準備・・弁護士との面談

2015年02月10日 09時54分04秒 | 裁判
症状固定診察を終えて廊下の待合用の椅子に座るとW弁護士が『先日、証拠保全執行で代表者の方と話をしましたが・・・まぁ、簡単に折れる相手ではなさそうです。労災に協力したたったのに何で裁判になるんだ!って感じでしたね。』弁護士の表情も堅く険しい。私は『とにかく金銭面では細かい人です。私としては和解したいと言ってきても応じるつもりはありません。』その言葉に『それでいいですよ。戦いましょう!』なんと力強い言葉でしょう。更に『●●さんの診断書と意見書を見る限り障害等級は3級相当になるかも知れません。もし3級が認定されれば相当の高額な損害賠償が請求出来ます。』意見書と診断書を弁護士に預け、弁護士2人とは別れて妻と二人、病院のエントランスへと向かいました。『相当な高額って・・どれくらいやろうね。』妻がボソッと口を開いた。『そうやなぁ・・数千万やろな。』私は損害賠償が幾らであろうと全て妻と娘たちに残すつもりでいます。長女には拒食症においやった償い。次女には、その影響で寂しい思いをさせリストカットまでさせた償い。妻には永年、私を支えてくれた感謝の気持ち。私は・・そう・・好きな熱帯魚飼育や、たまに妻と旅行にでも行ければ、それで十分。もう家賃督促で人様を追い込む仕事もしないで済む。穏やかに暮らせればいいのです。そんな思いを持ちながら大阪の病院を後にしたのでした。
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厚生障害年金の申請準備を通じて思うこと。

2015年02月09日 10時37分54秒 | 日記
医師から頂いた厚生障害年金診断書を早速、社労士へPDFファイルで送信しました。2日後、社労士より返信があり身体障害の診断で一部、心配ありとのこと。可動域測定が不十分なので、近所の病院で可動域測定をしてもらうよう指示されました。社労士は私の高次脳障害と身体障害の併合で厚生障害年金1級を取得すべく動いてくれています。現在、勤務先への安全配慮義務違反および不法行為にて訴訟の準備で労災の障害保障給付の申請と併せ医師の診断書は私の家族にとって将来、大きな影響を及ぼします。厚生障害年金を申請してみて、思うことは今は本当に感謝しか思うことがありません。若く勤め始めた頃は給与より差し引かれる社会保険に厚生年金に対し『病気もしないし貰えるかどうかわからない年金?60迄に死んでしまえば元も子もあらへん!!この引かれてる分、手取りにしてくれたらなぁ~』そんな利己的な考えしかなかった自分が恥ずかしく思えてなりません。娘たちは『お父さん!これまで、たくさん厚生年金払ってきたんやから取り返さなアカンで!!』若いって・・こんなもんなんやなぁ~・・私が、これまで働いて厚生年金を払ってきた、お金は、その時点での障害者やお年寄りの方々に活きたお金として使われていたわけで、今、私が申請し頂こうとしている厚生障害年金は現在、厚生年金を支払ている人達の支えから頂けるのであって決して自分が支払ってきた年金のお金でないということを恥ずかしながら今、理解できました。若い頃から脳出血で倒れ現在も休職ではありますが厚生年金を払い続けられてるのは自分の働きによって、これまでの障害者や高齢者へ役立つことが出来ていたんやと・・でも今度は私が厚生年金を受給する立場になれば多くの人達から支えられていることを心の中に焼き付け感謝を持って大切に使わせて頂く気持ちを忘れないでおこうと思います。現在、多くの若者が年金を納めないと聞きます。私の長女も『ウチが65歳なってもらえるかどうか?わからんお金・・』と言っています。私の事が治まれば娘に代わって国民年金を支払っていこうと思っています。社会では厚生年金でなく国民年金だけで生活をされている高齢者も少なくありません。国民年金だと月額6~7万円と聞きます。決して十分とは言い難い金額と言えます。その中で65歳を超えても就業し毎日を懸命に生きていってる方々・・現在の65歳以上の方々が、まだ貧しかった日本を牽引し経済大国へと押し上げてくれた、そのおかげで現在の日本があると思います。私は脳出血で身体・精神ともに障害をおってしまいましたが何か社会で役立てられる事・・人に喜んでもらえる事を探し生きていきたい。そう思って貴重な年金を申請しようと思います。
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