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ばあちゃんのひとりごと

賛助会員様向け研修会を終えて

2014-08-21 09:01:05 | いるかこもれび助産院
NPO法人日本女性生涯支援協会を設立して10年になります。
最初はただ誰かのお役に立ちたい…・そして辛い人がなくなる世の中を作る手伝いをしたいと始めました。


ほんと思いつきのような気がします。
続けていく中で本当に大事なことは、私が役に立つ、誰かを助ける…それは自己満足に過ぎないことに気がつきました。


一人ひとりが自分を信じられるようにご一緒することなのだと。
そのためには、私自身も自らを信じられる存在であることです。


意外と難しい…失敗しそうになれば、こんなに良いことをしているのに誰も理解してくれない。
私は、こんなに頑張っているのに気がつこうとしない人ばかりじゃないか。
私の力ではどうすることもできない。皆が気がつこうとしないのだからと言い訳をしていました。


そうです。言い訳でした。
正しいことをしていることに勝手な誇りを持っていました。ただの正義です。


初心に戻ることにしました。
ベビーヒーリングタッチを考え、ママたちが我が子を愛おしいと思えるまでサポートをしていく。
ベビーヒーリングタッチはママと児の絆を作るための手段です。


ママは以前は子どもでした。
子ども頃の経験がいろいろな心模様を醸しだし我が子を育てるとき、過去の記憶が子育てを支配します。


ママの心は、我が子を受け入れられずに迷い、子育てに自信が持てません。
本当は自信などいらないのですが、情報が飛び交う中で迷うのでしょう。
その迷いは、自らが育った環境、両親から受けた養育…それらがママの心を縛り惑わします。
我が子の母であるとで十分なのですが。


ママに自信を取り戻してもらうのがベビーヒーリングタッチのインストラクターの活動なのです。
ベビーヒーリングタッチの手技は成長と発達を促す手当として有効です。
そしてママが子育てを楽しむ手段なのです。


インストラクターとしての心得がいります。
 正しいタッチの方法。
 成長が少し遅れているお子さまへのサポート、個人的な手技を伝え成長を促し、愛を持って接すること。
 母子に寄り添い母子が一体になれるようサポート。洞察力が必要です。
 ①~③を修得するために、インストラクター自身が純粋な意識で母子を見守り寄り添うことです。
 インストラクターは日々の暮らしの中で純粋になるため努力をする。
 生活を整えること、乱す事柄を観察する、本当の原因を見極めていく、そして本当の原因を切り捨てる
    日頃から真理を学び、正しく見る、考える、言葉にする、行為する。
    正しい生活をする。これらを実践して初めて洞察力もみにつきます。


インストラクターの研修会は
毎月第1・3金曜日  10時30分~12時30分まで
第4日曜日に心のしくみや仏陀の苦痛を取り除く方法「四正諦」などを学び合いをしています。
ヨーガは心は風、呼吸は水、身体は氷に喩えて、ヨーガアーサナの実践を研修会で行っています。
心や呼吸は掴むことができませんが形ある身体をとらえ、変化を感じることで、
呼吸や心の働きを調えていく方法を行っています。
自らを純粋にしていきます。そして自らが純粋であることに気がつきかけます
それが大事なのです…インストラクター自身が空っぽ、純粋で透明な心でママたちと寄り添うことです。
自らの心の純粋さで、ママとの対応が変化します。
その結果、ママの自立につながります。


是非ご参加ください。そして心身が軽やかで快活な状態を感じて支援活動にお励みてください。




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