おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「国内深耕、成長めざす」
・食品スーパー最大手のライフコーポレーションは今年11月に創業50周年を迎える。
・今後の消費環境と事業戦略について聞いた。
→海外展開についてはどうですか。
・「やりません。中国を見てきましたが、うちはやるべきではないと感じました。食品スーパーはきわめてドメスティックな産業で食文化や言葉が違うところで展開してうまく行くとは思いません。むしろ海外に戦力を割くのであれば国内をしっかりやりたい。東京と大阪を中心に深掘りして出店していきます」
(引用:2011/06/20 日経MJより)
とのことです。
近年は大企業だけではなく、中小企業でも海外進出が盛んとなっています。
戦略的な優先順位として海外が高い場合もあるでしょうけれど、流行に乗じているのであれば、国内地盤をしっかりとやり尽くしているかどうかを見つめ直してみることも大切ですね。
食品小売業の場合は昔から海外展開であまり大成功した話は聞かないことが多いですし、日本市場に参入してきている海外超大手の食品小売業も、現状なかなか日本でシェアを伸ばしていくのは難しいところを見ても、ライフの判断は妥当でしょう。
既に相当の店舗数を有するライフでも、まだまだ東京や大阪で深掘りしていくわけです。
国内市場の深掘り、わが社はやり尽くしたかどうか、再考してみてはどうでしょう。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三