おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「NZの生産・出荷団体ゼスプリ 試食など通じ拡販」
・キウイの国内販売量の大半をゼスプリが占めており、06年からの5年で約2割伸びた。
・ゼスプリは「果実市場で一人勝ち」といわれる。
・01年にゴールドキウイを売り出した際は、消費者がグリーンとゴールドを選べるようになり、スーパーのキウイ売場の面積は「それまでの3~4倍になった」という。
(引用:2011/06/20 日経MJより)
とのことです。
ゼスプリといえば、01年に投入したゴールドキウイのテレビCM展開がすぐに頭に浮かびます。人気のタレントを起用して、”単なる果物”を宣伝するなんて、あまり考えられなかったことでもあるでしょう。
ブランドやイメージづくりもがんばっていますが、そもそもゼスプリでは日本の消費者の味の好みをきちんと分析もしているようです。
酸味と甘みのバランスを重視する他国の消費者と異なり、日本では甘みが強い果実が好まれるのだそうです。
こうした日本人の好みに合わせた品種を投入し、徹底的に店頭での試食販売を通じて消費者へアピール。
大規模な試食販売は年間600~700回。小規模なものを含めると年間2500回を超えるとか。
郷に入れば郷に従えといいますが、海外進出するのであれば、その国にあった商品にしていかなければならないというわけですね。
先日は国内深耕の話でしたが、海外進出においても国内での商売とやるべき事は同じであるような気がしますね。
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NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三