おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「JCペニー社長辞任」
・米百貨店大手のJCペニーのマイケルフランシス社長が18日付けで辞任した。価格戦略の見直しなど営業強化策が軌道に乗らない責任をとったとみられる。
・JCペニーの新戦略は集客を優先した計画性のない特売をやめ、価格をコントロールして収益力を改善するのが狙い。商品を常に安く提供するEDLPや特定商品の一定期間のセールなどを新たに打ち出した。ところがこの仕組みが顧客に伝わらず、客足が離れた。
(引用:2012/06/22 日経MJより)
とのことです。
毎日がお買い得といういわゆるEDLPですが、お客に浸透させるまでがなかなか難しいものです。
無計画な特売はもちろんダメなのですが、安売りのイメージがついたお店が急にEDLPに転換し、それに伴いチラシも削減する等で、かえって”安くなくなった”印象を与えることがあります。
同じ日経MJの2012/06/15の記事に、西友が年内に約1400品目の値下げを発表とありますが、02年に親会社の米ウォルマートの傘下に入り徹底したコスト削減努力で値下げ原資をひねり出すなどEDLPが根付いてくるまでは、やは長い道のりだったとのことです。
戦略転換には地道な努力が必要です。
★ブログランキングに参加中です。1日1クリック応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 /経営コンサルタント部門
blogramランキング
中小企業の戦略・マーケティング・人材開発/研修・人事制度
創業 / ベンチャー支援 経営革新 企業再生 事業承継 / 後継者支援 初回無料ご相談はお気軽にこちらまで。E-mail
藤田経営研究所 公式サイト
経営コンサルタント
経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三