おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「業態の開発力こそ財産 ダイヤモンドダイニング」
・国内の外食市場は飲食店の数が多すぎます。1階から10階まですべて飲食店が入るビルがあるのは日本くらい。新しいコンセプトの店をだしてもすぐにまねされるし、流行の移り変わりも激しく陳腐化が早い。同じような店が乱立することで客単価も下がる。多くの企業が売上高200億円台で足踏みしている理由はここにあります。
・市場の変化への対応力です。当社は業績が悪化した業態は月ごとに異なる業態に変えています。
(引用:2012/10/08 日経MJより)
とのことです。
業態開発力があるとたしかに便利です。
業績が落ちた店をなかなか撤退できなくて(サンクコストや経営者の思い入れが理由など)企業全体が悪くなっていく会社も多いもの。
また自社が撤退した後には競合店が出店してきて、既存店の売上げにも影響したなんていう話はたくさんあります。
撤退するにしても、跡地を違う自社の業態で再生すれば採算に合う店ができるかもしれません。
スーパーなど比較的大規模の小売業だとカニバリってなかなか難しい部分もあるのですが、特に飲食店の出店する繁華街などは良い場所取りですから、自店のとなりに自店の違う業態を出した方が(競合に出てこられるより)良いでしょう。
企業経営は環境変化対応業とすれば業態開発研究は戦略の重要なテーマです。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三