中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

「コンサルティング・コンファレンス」「窓口を広げる~ターゲットを絞り込む」

2010年07月21日 18時01分50秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

本日は千代田区でコンサルタント3名集まっての勉強会を行いました!

写真は、提携人事コンサルタントの内野さんと、不動産コンサルタントでオフィス小向代表の小向 裕さんです。
小向さんはマンション、不動産の専門家です。個人の方、法人の方、マンションや不動産の購入、取引についてお悩み・不安のある方は、小向さんにご相談を!
All About プロファイル



本日は営業・マーケティングについての研究を中心に、特にWebや電子媒体を活用した取り組みについての実践報告の勉強会となりました。

人事コンサルタントの内野さんも、社労士・人事コンサルタントとしてのホームページ以外に、彼の得意とする労務関係の専門分野についての専門サイトを構築中とのことで、非常に興味深く、サイトの公開が楽しみです。

最近では、特に2005~2006年頃からでしょうか、ビジネス用ホームページでは「総合サイト」と「専門サイト」を同時に運営する手法が多く見られるようになっています。
「総合サイト」はその名の通り、複数の分野を含めて総合的な集客用のサイトです。
それに対して「専門サイト」とは、その中のある一つの分野に特化した情報を扱うサイトとなります。

ネットでその道の専門家を検索する場合には、その専門に特化したキーワードに上位表示されるよう、その方が有利だという判断でしょう。
また、どこかのサイトと比較された場合に、その分野の専門性がよりアピールできることでしょう。
つまり、この方法では、複数サイトの運営によりサイトの「窓口を広げる」、その一方、専門分野で「ターゲットを絞り込む」ことができるということですね。

私も見習って、やらないといけないのですが、、、(^_^;)
やらないといけないことが、いろいろ溜まっています・・・

さて、あなたのビジネスでも、「窓口を広げつつ、ターゲットを絞り込む」という方法が何か考えられないでしょうか?

 

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強い会社の秘訣

2010年07月20日 12時41分05秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

日経平均は1万円を割ったまま、景気の低迷からもまだまだ抜け出せない感が続いていますが、そんな中でも業績を伸ばし続けている企業はあるようです。

本日の日経新聞に次のような記事がありました。

「不況下でも最高益相次ぐ」
・2009年度に純利益が過去最高となった企業を分析すると、
①革新的な事業モデルを持つ
②他社にない独自技術がある
③市場の変化に迅速に対応できる
という3つのポイントが浮かび上がる
・小林製薬は年間1万件という異例の規模で社内から製品開発の提案を募る。これが画期的な新商品を生み出す原動力となる。
・自転車販売のあさひは幅広い種類のPB自転車を開発し収益性を高めている。
・中央紙器工業はパレットを段ボールで作るなど、独自の技術で収益を伸ばす。
・東和薬品は医薬品を改良する「製剤技術」に強みがある。自社の研究所に製薬大手を退職した人材を雇い、技術の高度化を進める。
・靴販売のABCマートは本社の人員が週末に各店舗の売り場に立ち、個人消費の最新動向を探る~売れ行きを迅速に把握し~商品を毎日配送、売り場を常に活性化している。
(引用:2010/07/20 日本経済新聞より)

とのことです。
強い会社の3つの共通項を、さらに一つにまとめると、やはり「独自の仕組み」があるかどうかにも見えます。

「革新的事業モデル」「独自技術」「変化に即応」というのは、
・事業モデル(ビジネスモデル)
・技術
・変化対応
というような「切り口」で、それぞれの切り口について「独自の仕組み」があるかどうか?ということです。

切り口は考えれば他にもいろいろあるでしょう。バリューチェーンの切り口でも良いし、マーケティングの4Pでも良いでしょう。しかしながらそこまで細かく分類しなくとも、前出の3つの例のような戦略的上位概念レベルの切り口で良いと思いますが、いずれにしても他社とは違う「独自のもの」が「仕組み」化されているかどうかです。

「独自の仕組み」≒「自社の強み」とも言えるでしょう。

さて、あなたのビジネスでは「独自の仕組み」を意識して構築していらっしゃいますか?

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60歳以上の強みを活かす

2010年07月19日 14時15分00秒 | 人事・組織

将来の年金問題など、われわれや若い世代の人にとっては老後の問題は深刻ですね。
定年退職後に、ゆとりを持って生活を楽しむことができれば良いのですが、そうでなければ多くの人は再就職するなり、独立するなりして生計を立てていかなければなりません。
本日の日経新聞に次のような記事がありました。

「新事業、身近な才能に活路」
・<60代を組織化>
新事業や新市場の開拓を始める際、「人材がいない」と嘆く経営者は多い。だが、本当にそうだろうか?年齢や経験、部署の違いなどを理由に狭い選択肢の中から人を選んでいないか。常識を疑えば身近なところに才能は眠る。
・紙需要の縮小を受け、丸紅は事業の軸足を紙パ機械の販売から新興国を中心とした設備導入のコンサルティングに移す。だが、業界が大型投資を続けていたのは1990年代まで。当時を知る熟練者達は退職していた。そこで丸紅は彼らに声を掛け組織化した。~彼らの指導で設備効率が1~2割改善する。
(引用:2010/07/19 日本経済新聞より)

また富士フイルムでは、
ライフサイエンス研究所という健康・医薬品分野への参入を目指す戦略拠点において、写真の微細加工技術が強みとなり、製薬会社と違う手法で新薬を開発できるということに、従来の職場から移動してきた技術者達が気づき、自社の強みを再確認して新たに働く職場が生まれたとのこと。

企業が新たなことにチャレンジするにあたっては、何も外部から採用するばかりが良いわけではないようです。
自社で培った経験やノウハウを持った社員が、それを活用、転用する場というものが、考えればたくさんあるのではないでしょうか。そこからあらたなビジネスが生まれることもあるかもしれません。

人事制度や賃金設計のコンサルティングをする場合、「60歳以降は賃金カーブをフラットに(あるいは低減)して欲しい」とか「役職定年を設けて、後輩に後を譲って、報酬も下げて欲しい」といったような要望を受けることがよくあります。

しかしながら、中小企業の現場では、年配の社員が頑張って会社を引っ張っていたりするのもまた現実です。単に賃金調整や人件費削減ありきで高齢社員の処遇を決定してしまうのは一考してみることも必要でしょう。

若い人も採用して行かなくては、将来に対応できないわけではありますが、60歳以上、65歳で定年になる・・・等で、大事なノウハウをむざむざと流出させてしまうのは非常にもったいないことです。

常識や思いこみを疑ってみて、自社の強みやノウハウを再認識すれば、あらたなビジネスが生まれ、雇用の場が創出され、経験豊富な高齢社員が活き活きと活躍できるようになる可能性は十分にあるのではないでしょうか。しかもそれはおそらく、他社には真似のできないものになるはずです。

カットする・・・切り捨てる・・・省く・・・から”活用する”発想へ転換してみると、新たな何かが発見できるかもしれません。

さて、あなたのビジネスでは、高齢社員を活かすビジネス(または方法)を何か考えていらっしゃいますか?

=============
余談です。

先日ブログに書いた、小林製薬の「コリホグス錠」。
買ってみました。



効きます!
服用してみたのですが、完全にではありませんが、本当に首肩の痛みが和らぎ、楽になりました。
ホント私のような肩こり症には助かる薬がでてきました。
最近特に痛みがひどく、まいっていましたが、即効性があります。
ただしそれだけよく効きますから、もちろん使用上の注意をよく守って使わないといけないでしょうね。
私は効果がありましたが、もちろん「使用する際は自己責任で」お願いいたします。

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鵜飼を見る

2010年07月18日 19時42分24秒 | 日記

昨日は岐阜までやってきて、岐阜長良川温泉 岐阜グランドホテルにて鵜飼を見てきました。



これが岐阜城


鵜の剥製


夕方になってバスに乗り込み、船で先に夕食を


鮎雑炊です

そして鵜飼漁ですが、暗くて写真ではあまりうまく撮れず、動画やビデオで撮影したほうがうまく見えるようです。


そんなこんなで、本日は名古屋まででて名古屋城を見学して帰りました。

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士業連携コンファレンス

2010年07月17日 07時49分17秒 | 日記

居酒屋なう。

士業連携コンファレンスなどとタイトルにしてしまいましたが、ただのオヤジ飲み会です(笑)


ご一緒しているのはブログにリンクもさせていただいている、社会保険労務士で人事コンサルタントの内野さんです。

夕べは楽しくホルモン屋で飲み会となりましたが、久しぶりにお会いしたこともあり、17時30分頃から飲み始めたのですが、つもる話で結構長時間の会となりました。飲んだ後は場所を変えてベックスでコーヒーを飲みながらの会合となりました。

お互いに近況報告と情報交換で、今後の士業の連携作戦について語り合い、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

次回はまた来週お会いする予定。
今後の展開が楽しみです。

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