銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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倒木で不幸にも大怪我した名鉄1113Fの処方箋は如何に??

2024年11月19日 18時50分19秒 | 鉄軌道
名鉄のパノラマスーパーこと1113Fが倒木で“大怪我”してから数日がたちました。
まだまだ若々しいだけに、綺麗に原状復旧出来れば、それに越したことはありません。
しかしながら、かつての1134Fの特別車は呆気なく、すぐに廃車解体されました。
一般車は1384Fとして復帰したものの、5000系との併結運用でなぜか相性が悪く、結局は、こちらも活躍はそう長続きしませんでしたね。
前頭部はそりゃあ莫大な金を掛けてまで、わざわざ新造したそうだが。
今後の処置は恐らく車両課長等がお決めになろう。
ファンから最も意見が多いのは、やはり特別車の前頭部を2200系並みに造り替える案らしい。しかしながら、これも莫大な費用が掛かりそうで、投資効率の面で如何なものだろうか?
私自身は仮に原状復旧出来なければ、むごいことだが、1200系としては“安楽死”させて、走行機器を捻出する案を支持したい気持ちだ。
このうち制御機器の1組は5015Fを新造して役立て、もう1組は6500系金魚鉢型の補修部品にストックさせることですね。
5015Fは最後の前頭部非貫通型の5000系と位置付けて、当初から都市型ワンマン対応させ、主に三河線で走らせることを想定します。ギア比や限流値はこの際、6500系や6800系に合わせるのも一案でしょう。
一方、1113Fの穴埋めとしては2214Fを新造して、ク2314の前頭部は9120番代の幌連結をあらかじめ想定させてはどうか?
あるいは、2200系後継の新形式特急車両を前倒しで開発して、試作する案も考えられます。
あくまでも私個人的な考え方ですが……。うん。

東海道本線の全線電化開業から68年。変わりゆく鉄道電化の定義。

2024年11月19日 16時05分28秒 | 鉄軌道
11月19日は、日本での鉄道電化の日とか。
1956年のこの日、つまり私自身が誕生する約1カ月前に、当時の国鉄東海道本線のうち米原〜彦根〜京都の直流電化がようやく竣工したとか。
これで東京〜神戸の複線電化が見事に達成されて、同日にダイヤ改正。青大将カラーに塗られたEF58と44系、10系客車が颯爽と東京〜大阪の昼間の特急“つばめ”“はと”としてデビューしましたね。
私自身は60年初め頃に父母や弟と名古屋〜京都で青大将の“つばめ”の展望車(マイテ49と推定)に乗ったらしいが、なぜか全く覚えていません。
今なお語り草のエリート客車列車で、カトー製のNゲージモデルでも見事に再現されています。
これまで活躍してきたC62は函館本線や常磐線に、またC59は九州北部に殆どが転属しています。
まだDD51とかDE10、DF50なんていう気の利いたディーゼル機関車さえ全く無かったような時代でした。
また寝台特急“あさかぜ”も同時にデビュー。しかしながら、山陽本線の姫路以西が未電化だったためか、京都駅から西はC62牽引のままだったらしくて、客車もオハ35やナハネ10など、ぶどう色2号塗装の旧型車両でした。初代ブルートレインこと20系化されたのは58年のことでしたね。あのEF58の特急型青15号の塗装も、なかなか威厳がありましたね。
…………あれから68年か。最近は長崎本線西部や奥羽本線中部、磐越西線中部で、逆に再び非電化にするケースも発生。
いずれも電気式ディーゼルカーかハイブリッド車両となり、一種の架線レス電化と見られます。
また烏山線や男鹿線、若松線、香椎線も然りだ。私自身も蓄電池電車のEV-E301系に乗り烏山駅を訪ねたことがあります。
またバイモード電車の国内での普及も今後は大いに期待されそうです。英国では日立下松から輸出された特急用の同車両が既に就役しているらしいね。
本来、これまでの架線は強風や雪には弱いものだわ。それも十分に考慮されるべき時代になったのかもしれないね。うん。



今般のJR函館本線の貨物列車脱線事故から学んだ教訓。

2024年11月19日 14時43分21秒 | 防犯・防災・防疫
今般の道南地方における貨物列車脱線事故では、北海道だけでなく本州等にも物流に多大な悪影響を与えましたね。
ともあれ、早期の完全復旧を祈ってやみません。
この事故が起きた際、あの軸重の大きそうなDF200運行のせいとか、狭軌からだとか、様々な原因をふと連想したものですが、まさか肝心な線路自体の大規模な腐食が主な原因とは衝撃でしたね。
あのコンクリート枕木の交換本数も実におびただしいものですが、まあ経費の莫大な標準軌用でなくて良かった。
また複線ながらも非電化なので意外に早く復旧出来そうだ。
さて、鉄道となると特に若いファンから、まずはカッコ良い最新型の車両とか、奇抜な制服、制帽を着けた乗務員、そして駅務員などのイメージが先に連想されがち。
ヘルメット姿の保線作業員とか車両の修繕・整備作業員のことは、とかく忘れられがちですね。これは蒸気機関車の全盛時代からそうでした。
鉄道ジャーナル誌や鉄道ピクトリアル誌は時折、保線現場や整備現場のことを写真入りで記事に取り上げていますが、鉄道ファン誌はなぜか昔からあまり見たことがないです。
名鉄や近鉄、JR旅客他社や地下鉄、そして地方のローカル鉄軌道も地道に働く保線係員が常日頃しっかり管理しているからこそ、初めて安全輸送が成り立っていることを、我々、即ちファンや日常利用者は決して忘れてなるまい。
しかしながら、それらを指揮・指令するのは、あくまでも幹部や社長、会長の責任だ。
私自身はそう強く感じましたね。
…………私自身が小5だった1967年に放映されたNHK朝ドラ“旅路”の主役、ムロブセ・ユウイチロウ(室伏雄一郎)国鉄機関士も草葉の陰から泣いていますよ。きっと。国鉄函館本線・塩谷駅が主な舞台でした。日色ともゑさんらが共演されていましたね。
ちなみに小樽〜滝川は、ほぼ交流電化が完成。711系やED75-501が試運転を繰り返していた筈です。滝川〜旭川は神居古潭旧線からの切り換えもあり電化開業は少し遅れましたが。うん。その当時の初心に返れ!!
・追伸(11/20)…………専門家は、どうやら塩害を指摘しているとか。
しかしながら、これは何もJR北海道に限った事案ではなかろう。全鉄軌道事業者は、こうした点検も入念にされたいね。
特に名鉄空港線やJR関西空港線、JR瀬戸大橋線、JR山陰本線・鎧〜餘部、日本海ひすいライン・市振〜糸魚川の辺りは要注意だろう。決して対岸の火事ではない!!
・追伸2(11/21)………JR北海道の全路線。極端な考え方ならば国有民営に移行という手もありそうですね。1987年春の国鉄改革実施当時でも、北海道会社だけは完全民営化は恐らく困難だろう……との指摘もありましたから。うん。
・追伸3(11/29)…………残念ながらも昨今の北海道会社を厳しく批判した私設ブログサイトは今なお跡を絶たないようだ。特に「末期の国鉄にそっくり………」のくだりは十分に的を射ていると思いますよ。つらいコメントだが。
これからどう改善し再建すべきか?
冷静且つ真剣に考える必要はあろう。私自身も参考かつ勉強になりましたよ。以上です。

名鉄各務原線、航空祭輸送で久々に“犬山経由岐阜”の行き先表示も!!

2024年11月19日 13時16分48秒 | 鉄軌道
名鉄は去る11月17日(日曜日)に岐阜県各務原市内での空自航空祭に合わせ、各務原線の列車を大増発。
普段は犬山〜三柿野〜名鉄岐阜の機織りワンマン運用だけのところ、河和線方面からの急行を名鉄岐阜あるいは三柿野まで延長運行しましたね。
各編成とも1年ぶりに“犬山経由岐阜”を誇らしげに表示。ファンも大喜びだったとか。(微笑)
さて、ここ数年のうちに支線区の都市型ワンマン化が進み、名古屋方面から新可児、三柿野方面への直通はほぼ皆無に。また内海方面も朝晩の直通だけになってしもうたわ。
犬山駅や富貴駅まではツーマン、それ以遠はワンマンという直通運行列車があっても良さそうだが。うん。
三河山・海線ではワンマン化間もない頃、知立駅で切り換えて直通する急行も確かにありましたね。主に7700系や7100系が使われていたと記憶しています。
今のような運行区間の分断も、最近での利用者減に拍車を掛けているのではなかろうか?
やはり、利用者が比較的少ない平日の昼間はともかく、朝夕ぐらいの一部列車は直通もきちんと残すべきだと私自身は思いますよ。多客期での臨時直通列車の運行も然りだね。
さて今後、あの西尾線への直通急行はどうなるのやら?
ちなみに、西蒲線沿線では恒久存続を図るべく、様々な誘客作戦に躍起だ。
各務原線の沿線はキムチの特産地。また広見線末端部についても御嵩宿やみたけの森といった貴重な観光スポットがありますね。花寿司のグルメも然り。
これらも昨今の西蒲線に倣い、さらなる宣伝をすべきだ。