銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

JR久留里線・久留里〜上総亀山、廃止の方針固まる。

2024年11月27日 18時43分17秒 | 鉄軌道
JR東日本はこのほど、千葉県内の久留里線のうち、利用客が著しく少ない久留里〜上総亀山(9.6キロ)を廃止し、バス輸送に転換する方針を決定しました。
最近の営業係数は何と13580とか。東日本会社線内では最悪の営業成績だ。
岩泉線や津軽線末端部、つまり蟹田(中小国)〜三厩のような災害廃線を除けば、JR東日本としては初の赤字廃線となります。
JR西日本では可部線・あき亀山(旧・河戸)〜三段峡や三江線など既に過去の赤字廃線の事例も。
JR北海道では間もなく留萠本線が全廃を迎えますね。
近々にも君津市など沿線自治体に説明し、出来るだけ早急に国交省に廃止届を提出したいようだ。
再活性化しようもないほどの超赤字ローカル線には来るべきものがいよいよ近づいており、芸備線末端部などもかなり存続がヤバいね。
私自身は関西本線・亀山〜加茂や木次線、肥薩線・人吉〜吉松等が今後くれぐれも、そうならないように祈ってやみません。
取り急ぎ報告まで。
・追伸(11/28)…………JR東日本管内としては、久留里線末端部の次は吾妻線・長野原草津口〜大前の存続が危ないと幾つかのSNSで囁かれていますね。せっかく当初から電化路線として開業されただけに気にはなります。
JR西日本管内では、加古川線・西脇市〜谷川が同様にヤバいとも。

旅客部門の機関車は所詮、衰退の一途? 故障した営業列車の救済は如何に?

2024年11月27日 15時30分23秒 | 鉄軌道
JR東日本が、ぐんま車両センターでの電気機関車やディーゼル機関車をことごとく廃止して、早くも数日がたちました。
JRグループや私鉄、第三セクターに関係なく、旅客部門では機関車牽引がすっかり減りましたね。
例外的に名鉄だけが、わざわざ工事列車牽引用の電気機関車、EL121、EL122を造らせただけに。
しかしながら、JR東日本でのクモヤE493やGV-E197、そんなに使い勝手が良いのかな?
見た感じは機関車と殆ど変わらないのだが。うん。
まあ、名鉄の場合はあの工事貨車に引き通し線を追設して、職用の電車となるべく変わらないようにしているのかも。
また、不意の故障した営業列車の救援牽引や新車、廃車の搬送は、果たして小柄なモーターカーや職用の電車、ディーゼルカーだけでホンマに大丈夫かしら?
ちょいとばつかり気にはなりますね。やはり、DD200ベースの電気式ディーゼル機関車ぐらいは、少しはあっても良さそうにも思えるのだが。うん。

本日は近鉄名古屋線の標準軌化完成記念日!? あれから65年か。

2024年11月27日 13時36分47秒 | 鉄軌道
伊勢湾台風による豪雨で近鉄名古屋線の1067ミリ軌間の狭軌の線路がことごとく流失し急遽、大阪線や山田線に合わせて国際標準軌に拡幅されてから65年。近畿日本名古屋〜伊勢中川、そして鈴鹿線の伊勢若松〜平田町で全面竣工したのは確か1959年11月27日のことだったと聞いています。
最後の工事現場は確か今の川越富洲原駅付近だったかな。
当時の佐伯勇社長がゴールデンスパイクこと金色の犬釘を打ち込み、完成を祝ったとも。
まあ、標準軌上で20メートル級の列車の走行と言えば、ミニ新幹線直通区間を別にすれば、国内では近鉄が殆ど唯一無二だ。それに合わせて直通先の京都市営地下鉄烏丸線も同規格だが。
同じ標準軌の京成電鉄や京浜急行電鉄、都営地下鉄浅草線、高松琴平電鉄……どれも18メートル級の車両ばつかりだわ。京阪や阪神、阪急、大阪メトロ、西鉄もせいぜい19メートル級ですね。
山陽電鉄では20メートル級の広軌63形こと2700形が終戦直後に運行されていましたが、なぜか活躍はそう長続きしませんでした。
2歳半児だった私自身もまだ近畿日本鉄道の存在とか狭軌、広軌の違いなんて全く知りませんでした
確かに鉄軌道は本来、このような1435ミリ軌間が理想的。しかしながら、世の中というものは何事もなかなか理想通りにはならないとは、まさしく、このことだね。うん。
湯の山線はまだ軌間762ミリで、架線電圧も直流750ボルト。志摩線は軌間1067ミリだったものの、電圧は750ボルトでした。
養老線や伊賀線は貨物列車の運行継続の理由から、伊勢線(江戸橋〜新松阪)も既に61年での廃止が決定的だったためか、いずれも狭軌のままで復旧させましたね。
その辺りから、名古屋線初のWN式カルダン駆動の通勤型車両の1600系、そしてビスタカー2世の10100系が颯爽と走り出したか。
しかしながら、それ以外は相変わらず狭軌時代上がりの吊り掛け駆動のオンボロ電車のまま。当時の名鉄と、さほど変わらなかったような。
名鉄3800系に準じた深緑色のモ6301形が主役で、台車だけを無理矢理に新調された標準軌用のシュリーレン型に交換。何だかガニ股で滑稽、アンバランスにも映りましたね。菱形パンタグラフも摺り板1本のままで、見るからに貧弱な外観でした。
あれから全体的な車両近代化までは15年近く掛かったような気がしますね。
なお、近鉄名古屋線の通勤型車両がマルーン一色に変わり始めたのは確か64年頃だったかな。



名鉄3520Fもついにワンマン対応化!!さて今後は?

2024年11月27日 12時55分23秒 | 鉄軌道
このXサイトによりますと“舞木電車クリニック”こと名鉄舞木検査場では今、3520Fのリニューアル工事が鋭意進行中か。
他には確か3514Fや6515Fもいるような気がしますが。
さて、当の3520Fは既に方向幕や客室灯がLED化されたほか、側面にはスピーカーも設置済み。どうやら、ワンマン対応化されたようだ。
復帰後は三河山、海線にでも行くのかな?
いよいよ、3500系のリニューアルも終盤入りし、もはや追い込み段階だとみられます。次は恐らく3700系や3100系に順次“舞木クリニック”からお呼びが掛かろう。
その段階に入れば、もしかしたら西蒲線(蒲郡線)や広見線末端部に移る組成が、その中から現れるのかもしれないね。うん。
一方、倒木で大怪我し“外科病棟”にて入院加療中のパノラマスーパー、1113F。どうも、まだ眠っているままみたいだ。
一般車は恐らく修理されよう。しかしながら、特別車は正直まだ分からない。
もし仮に特別車が不幸にも事故廃車になる場合、残される一般車はどういう扱いになるのかな? 何だか心配ですね。
取り急ぎ報告まで。

標準軌且つ第三軌条集電方式の大阪メトロ中央線。当初は単行電車も!!

2024年11月27日 06時10分24秒 | 鉄軌道
このブログによれば、恐らく1961年頃の旧大阪市営地下鉄4号線こと現・大阪メトロ中央線では何と単行電車が運行されていたようだ。
当時の大阪市交通局では徹底した市営交通モンロー主義、つまり市営ファーストが叫ばれていたのか、地下鉄1〜5号線(御堂筋、谷町、四ツ橋、中央、千日前の各線)は標準軌且つ第三軌条集電方式。当初から使用電圧は直流750ボルトです。他社線との相互乗り入れなんか全く念頭にもなかった??
しかしながら、エキスポ1970が近付くにつれて後悔が浮上。6号線こと堺筋線では、阪急京都線や千里線に合わせて標準軌ながら都営地下鉄浅草線並みの架空単線方式になりましたね。今は天下茶屋駅の構内等、剛体架線化された区間も。
実は南海電鉄も地下鉄堺筋線に直通乗り入れしたかったらしい。しかしながら狭軌なためもあり、泣く泣く断念したとか。大阪市交通局は三線軌方式も拒絶したとか。
でも今後、なにわ筋や阪急新大阪線に乗り入れという形で、ようやく雪辱を果たそうとしていますね。
本来ならば1号線こと御堂筋線の方が遥かに相互乗り入れのメリットが高かった筈だが、初開業が梅田〜心斎橋ながらも1933年だったから仕方がありません。相手の私鉄側に規格を合わせて貰うしかありませんでしたね。北大阪急行電鉄南北線もご多分に漏れず………。
中央線も然りで、近鉄けいはんな線は第三軌条式に。
今にして思えば、御堂筋線と中央線は標準軌は良しとしても、剛体架線式にすべきだったと私自身は思いますよ。つまり今の京都市営地下鉄烏丸線並みの規格が理想的だね。
さて、大阪の地下鉄線はもともと軌道法下の営業で、今の名鉄豊川線並みですね。そのため都市高速道路の真ん中に敷設もしやすかったらしい。うん。
さて、この中央線は1961年頃の開業当時は殆どが地上区間で、何と単行電車での運用だったとか。
しかしながら、まるで大型のレールバスだね。ワンマン運転も可能なほどだわ。
また、銀座線のようなデッド区間での瞬間停電や、ポイント区間での立ち往生はホンマになかったのかしら? 今ならば、リチウムイオン電池を装荷すれば大丈夫な筈だが。
なお、近鉄では8Aシリーズの中で奈良線とけいはんな線、地下鉄中央線を直通させる5A系とか、これとは別に有料特急用の70000系?の開発も考えているようだが。あれから音沙汰なし。