既に各報道にてご存じかと思いますが、ここ暫くの間に中国本土の各地において無差別殺傷事件が相次いでいますね。
若かりし私自身も過去には3回ほど中国本土を観光で訪ねた経験があるだけに、心配です。これまでに上海、南京、蘇州、杭州、北京を訪ねましたが。
特にマカオの北隣の珠海市。同じ広東省の深セン市と並び日本人も多数、居留勤務していると伺います。
聞けば、就職が自分の思い通りにいかないとして、その腹いせに、何とスポーツカーで35人もの罪なき一般市民をはね殺した容疑者の男。犯行動機も実に身勝手千万で、断じて許せませんな。
あの秋葉原連続殺傷事件の悪夢が思わず蘇りましたよ。
習近平主席も再発防止に尽力すると懸命に仰せのようだが、その前にまずは、これまでの普段の施政方針に全く問題はなかったのか? 例えば貧富の差など。何だか、イデオロギー以前の問題がありそうだ。
確かに、中国は立派な経済大国にはなったのだが。うん。
そこから真摯且つ明確に検証していかなければ、こうした悪質且つ残忍な事件は、また起きる可能性が大きい。
幸いにも日本人は巻き添えを食わなかったそうだが。
また、すぐ後には江蘇省の無錫市内でも類似の事件があったらしい。
それより前には日本人学校に通う男児が現地の男に惨殺されていますね。それも絶対に忘れてはなりません。
中国は、台湾を自分の神聖な領土と主張して、ここのところ海軍や空軍などが台湾省?を取り囲んでは、あたかも“威嚇射撃”か。これは、もってのほかだ。
それは全く分からないでもないが、あくまでも平和的な統一もしくは共存を図るべきだろう。武力行使よりも、まずは、ごく一般の台湾住民からの十分な信頼を得るのが先決ではなかろうか? 香港の問題も然り。
かつて台湾の国民党政権時代には、福建省・厦門〜台湾・金門島に定期連絡船もあったほどらしいし、台湾新幹線と中国高速鉄道を台湾海峡の海底トンネル建設で結ぶ構想さえありました。福州〜台北を僅か数時間で往来できる筈だが。
取り急ぎ、あくまでも私個人の感想です。
・追伸(11/19)………あれから湖南省でも模倣事件が発生したとか。日本国内、いや名古屋市内や愛知県内にとっても決して対岸の火事では済まされまい。
・追伸2(11/26)………新型コロナ禍のため2020年から中断されていた日本人観光客のノービザ渡航。中国外務省はこのほど来る11月30日から再開させると発表しました。これまでの期間を延長し、30日以内ならば査証は不要です。
ところで、韓国や台湾、東南アジアとか欧州諸国は、あれからどうなったのやら?
しかしながら、こんな事件が度重なれば不安だ。現地の治安態勢もしっかりと!!