銀河夢急行

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観光ガイド本“地球の歩き方”を中国・チベット自治区の入境審査官が没収。日本外務省は全く知らぬ顔??

2025年02月28日 05時10分26秒 | 世相・社会
あるごく普通の日本人観光客が中国本土のチベット自治区を訪ねましたが、その際に日本国内でもお馴染みのガイド本“地球の歩き方”が入境審査官等により没収されたトラブルが、このほど明らかにされました。2019年(令和元年)5月の事案だったそうな。
その理由は定かではなく、日本外務省もしっかりと把握していなかったらしい。一体、これまで何をしていたのか? 一度、厳重抗議を申し入れた方が良い。真の日中平和友好親善の維持のためにも。
これでは職務怠慢を国民、殊に有識者から疑われても仕方ないのではなかろうか?
私自身が思うには、中国本土内での軍事施設についての詳細な記述があったこと、またあたかも台湾の独立を認めるような記事もあったことが原因かも?
因みに中国の入管や税関では、台湾のことを“中華民国”とか“台湾共和国”と表記したような地図帳や書籍、地球儀の輸入や持ち込みまで昔から厳禁しているとか。なるほどね。
確かに余りにも如何わしい、猥褻な図画や書籍、公序良俗に反するビデオソフトとか政府・現地インフラへの破壊的なビラの場合ならば話は分かりますが、まさか、ごく他愛もないような娯楽的書籍までなんてねぇ………。
何だか、まるで戦前の暗黒な日本の社会そのものではなかろうか?(苦笑)
それも、今の台湾省政府や日本国内の右翼団体とか、現在の米トランプ政権に深くつけ込まれる大きな原因かもしれませんね。うん。
これから中国本土に観光旅行される方々は、くれぐれも気を付けて!! 特に個人渡航の場合は尚更だ。
取り急ぎ報告まで。
…………中国も、こうした行き過ぎた政策は一度、見直した方が良かろう。中国と正式な国交を持つ殆どの国々は日本をも含めて、あくまでも台湾とは話し合いによる平和的解決→平和裏の統一達成を願っている筈だ。武力侵攻による併呑なぞ、もってのほかだ。うん。その時点で海外諸国からの信頼もたちまち失墜しかねないし、せっかくの台湾との統一構想も即座に無効になろう。恐らくは。
私自身も依然として平和統一の不達成な原因は中国本土、台湾の双方の信頼関係にあるような気がしてならないのだが。うん。