ファチマの聖母の会・プロライフ

お母さんのお腹の中の赤ちゃんの命が守られるために!天主の創られた生命の美しさ・大切さを忘れないために!

日本安全保障フォーラム主催「日仏合同シンポジウム&特別セミナー」告知

2024年10月26日 | 迫り来る危機

日本安全保障フォーラム主催「日仏合同シンポジウム&特別セミナー」告知

ヒラール博士からのメッセージ

日仏合同シンポジウム

伝統文化と共同体の再発見

――日仏<国体>比較の視点から――

日本安全保障フォーラム主催「日仏合同シンポジウム&特別セミナー」告知 - 日本安全保障フォーラム

日時:2024年11月4日(月)13時~18時

会場:東京体育館第一会議室

 

本シンポジウムの翌日(2024年11月5日)に、特別セミナーを開催します。

 


パンデミック条約反対抗議:5月22日・23日、2日連続で国会を包囲!?

2024年04月26日 | 迫り来る危機

パンデミック条約反対抗議:5月22日・23日、2日連続で国会を包囲!?

深田萌絵TVより

パンデミック条約反対集会 WHO総会前夜の闘い 第一弾
https://peatix.com/event/3926175

5月22 【星陵会館】パンデミック条約反対集会 WHO総会前夜の闘い 第一弾
(水) 9:30 | 千代田区永田町2丁目16−2 | By 深田萌絵事務局

WHO総会前にパンデミック条約を止めろ!!
【星陵会館380席限定】パンデミック反対集会 午後は国会前デモへ!

開場 9時15分 開演9時半 終了11時半
司会 吉澤茜
挨拶 深田萌絵
弁士 折本龍則 藤江成光 うた桜子 城戸佐和子 我那覇真子 近藤倫子
13時から15時まで、国会を囲んで「パンデミック条約反対」の街宣です!

※佐藤和夫と深田萌絵の共同主催です。
※チケットキャンセルは不可です。
※会場の都合により、車椅子は一席のみのご対応となります。

 

パンデミック条約反対集会 WHO総会前夜 第二弾 
https://peatix.com/event/3926209

5月23【星陵会館】パンデミック条約反対集会 WHO総会前夜 第二弾
(木) 9:30 | 千代田区永田町2丁目16−2 | By 深田萌絵事務局

WHO総会前にパンデミック条約を止めろ!!
【星陵会館380席限定】パンデミック反対集会 午後は国会を囲んで街頭演説へ!

開場 9時15分 開演9時半 終了11時半
司会 吉澤茜
挨拶 佐藤和夫
弁士 林千勝、及川幸久、吉野敏明、山岡鉄秀 深田萌絵 岡真樹子

13時から国会を囲んで街宣です!
街宣には、上薗益雄さんと石濱哲信さんも参加されます!

※佐藤和夫と深田萌絵の共同主催です。
※チケットキャンセルは不可です。
※会場の都合により、車椅子は一席のみのご対応となります。


WHOが公衆衛生を口実に国家の主権を超える権限を持とうとしています。パンデミック条約反対デモ 1月14(日)14時 日比谷公園出発

2024年01月02日 | 迫り来る危機

迫るWHO独裁の世界 国際条約の罠

WHOが公衆衛生を口実に国家の主権を超える権限を持とうとしています。

いわゆる”パンデミック条約”について、この分野に詳しい James Roguski 氏に我那覇真子さんがインタビューしました。
https://twitter.com/ganaha_masako/status/1714822930570334338?s=20

https://twitter.com/ganaha_masako/status/1715190702038978844?s=20

https://twitter.com/ganaha_masako/status/1715925103597297954?s=20

https://twitter.com/ganaha_masako/status/1717019006626910231?s=20

パンデミック合意は国民に内緒で水面下で進められています。

【パンデミック条約反対デモ 1月14(日)14時 日比谷公園出発】
井上正康先生、佐藤和夫さんの依頼によるデモ参加の呼びかけです。ご参加ご検討ください。

 


今秋から始まるコロナウイルスワクチンの危険性について

2023年10月12日 | 迫り来る危機
今秋から始まるコロナウイルスワクチンの危険性について
【聖伝ミサに与っている薬剤師KSさんの寄稿】

厚生労働省は2023年9月20日から、全世代を対象にした新型コロナウイルスワクチンの追加接種を始める方針を決めました。この接種では、現在新型コロナウィルスの流行の主流となっているオミクロン株の亜系統「XBB」だけに対応するワクチンを使用することになっています。

従来型のワクチン接種は9月19日で終了
9月20日からはすべて新型のワクチン接種に切り替わる

新型コロナのワクチン接種は現在、従来株に対応する成分と、オミクロン株の「BA.5」などに対応する成分を含んだ「2価ワクチン」で行われていますが、これは9月19日に終了します。

厚生労働省の専門家分科会は、9月20日から5歳以上のすべての人を対象にするワクチン接種から、現在流行の主流となっているオミクロン株の派生型のXBB.1系統だけに対応する「1価ワクチン」を使う方針を決めました。

このワクチンは、①日本が世界で初めての使用で、②製造元の米ファイザー社などからマウスによる実験データが各種公開されていますが、厚生労働省、ワクチン分科会等からは、人によるデータについての評価結果が提示されていません。

「1価ワクチン」について、医師が以下の危険性を指摘しています。

オミクロン株の派生型のXBB抗体を生成できない役立たずだし
免疫機能を破壊する危険なワクチンなのに、どうして接種するのか

①患者の免疫が機能しなくなり、データ上でもXBB抗体の増加もほとんど認められないため、ワクチンとしての機能を発揮していません。オミクロン株の派生型のXBB.1系統だけに対応すると言いながら、その役割を果たしていません。

②大量の分解されないゴミ抗体(スパイクタンパクの複合体)が、体内に蓄積し、全身への悪影響(血管に血栓が生じる等)が懸念されます。

③全身の細胞にウイルスが入りやすくなり、抗体をつくるタイミングがほとんどないため、様々な細菌やウィルスによる感染爆発が起こる危険があります。

つまり、XBBワクチンを接種することは、効果がまったくなくて、従来のものよりもさらに毒性の強い物質が体内に注入されるということです。

承認申請プロセスも問題あり

XBB対応ワクチンは、米ファイザー社と米モデルナ社が2023年7月に厚労省に製造販売の承認申請をしており、厚労省の専門家部会が承認の可否を議論して、9月に接種開始予定という、通常ではありえない短期間で承認され、9月20日からの使用が決まっています。

行政当局がオミクロン株には何の効果もなく、免疫系統を破壊するだけの、いわば毒薬をワクチンと偽って国民に接種しようとしていることは明らかですから、医療用医薬品の製造を行う際に考慮されるべき患者への安全性、安定性等のチェックは不要と考えているとしか思えません。

悪魔の謀計に勝利できるよう聖母マリア様にロザリオを祈る

私たちの命を奪おうとしている者たちの準備は着々と進められています。その一方で、善意の人たちによるワクチン問題研究会の立ち上げ、善意の医療関係者、科学者によるネット上での問題提起なども始まっています。

新型コロナワクチン接種という悪魔の謀計に勝利できるよう、私たちは日々のロザリオの祈りにおいて、特別にこの問題を聖母マリア様に委ねることが必要ですし、悪魔の謀計に加担している人々の回心のために祈ることが大切と思っています。

ヴィガノ大司教「バチカンは『悲惨な』コロナワクチン接種への支持を撤回しなければならない」

2022年12月22日 | 迫り来る危機
英語版
https://www.lifesitenews.com/opinion/abp-vigano-the-vatican-must-withdraw-its-support-of-the-disastrous-covid-shots/

イタリア語版
https://www.stilumcuriae.com/vigano-scrive-alla-congregazione-per-la-fede-cambiate-le-dichiarazioni-sul-siero-mrna


ヴィガノ大司教「バチカンは『悲惨な』コロナワクチン接種への支持を撤回しなければならない」


現在、大規模ワクチンキャンペーンを採用したすべての国で発表されている公式データから明らかになっている結果は、紛れもなく悲惨なものです

カルロ・マリア・ヴィガノ大司教
2022年10月21日 米東部標準夏時間午前10時5分

【編集者注】以下は、カルロ・マリア・ヴィガノ大司教が、新型コロナウイルス感染症用ワクチン接種の道徳的性格と身体への危険性、およびその使用に関する信者への教会の指示について、教理省長官ルイス・ラダリア・フェレール枢機卿に送った書簡のテキストです。

この書簡は、教皇聖下の国務長官であるピエトロ・パロリン枢機卿、教皇庁科学アカデミーおよび教皇庁社会科学アカデミー会長のピーター・タークソン枢機卿、教皇庁生命アカデミー会長のヴィンチェンツォ・パリア大司教ら聖座メンバーにも宛てられています。

(LifeSiteNews)

枢機卿猊下、

昨年、2021年10月23日、私は米国司教協議会会長宛に手紙を書き、猊下にもそれをお送りしました。その中で私は、すでに公にしておりましたように、mRNA技術を使用して製造された実験的遺伝子血清の使用の道徳的正当性に関する、極めて議論の多いさまざまな側面について、非常に強い懸念を表明しました。

その手紙は、著名な科学者やウイルス学者の助けを借りて書いたもので、私は、当時でも表面化していて、さらに製薬会社自身が宣言した科学的証拠により、「何点かの新型コロナウイルス用ワクチン使用の道徳に関するノート」を更新する必要性を強調しました。

猊下、ファイザー社が欧州議会で最近声明を出したことと、世界の保健機関によって公式データが発表されたことを受けて、改めて訴えさせていただきたいと思います。

まず最初に、猊下が主宰されている教理省の文書は、遺伝子血清の性質とその成分に関する完全なデータがなく、また有効性と安全性の試験の結果もない状態で、2020年12月21日に公布されたことを思い起こしていただきたいと思います。「ノート」の主題は、「自然流産ではなかった2人の胎児から得た組織に由来する細胞株から開発された新型コロナウイルス感染症用ワクチンの使用に関する道徳的側面」に限定されていました。

同省は、さらにこう繰り返しました。「これらのワクチンが安全であり有効であることは倫理的に関連があって必要なことですが、それに関する評価は生物医学研究者と医薬品庁の責任ですから、私たちにはワクチンの安全性と有効性を判断する意図はありません」と。したがって、安全性と有効性がこの「ノート」の主題ではなく、「ノート」は、「使用の道徳的側面」についての意見を表明する際に、これらの薬剤の「製造の道徳性」についてコメントすることが適切とは考えなかったのです。

個々のワクチンの安全性と有効性は、通常数年を要する実験期間を経て確立されるべきものでした。しかし、今回の場合、各国の保健当局は、科学界の通常の慣行や国際的な規制、個々の国の法律から逸脱して、国民全員に対して実験を行うことを決定しました。

現在、大規模ワクチンキャンペーンを採用したすべての国で発表されている公式データから明らかになっている結果は、紛れもなく悲惨なものです。実験用血清の接種を受けた人々は、ウイルスの感染や重大な病気から守られないばかりか、mRNA技術によって免疫系が不可逆的に損なわれたことで、新型コロナウイルスやその変異株に対してさらに脆弱になっていることが明らかになりつつあります。

また、不妊症、妊婦の流産誘導、授乳による子どもへのウイルス感染、心筋炎や心膜炎などの深刻な心臓疾患の発症、一度治癒した癌腫瘍の再発、その他一連の衰弱させる病気など、短期・長期にわたる深刻な影響が、データから浮き彫りになっています。最近まで頑なに血清の接種とは無関係とされてきた多くの突然死のケースは、若く健康で体力のある人でも、繰り返し投与された結果であることが明らかになりつつあります。

また、安全上の理由から医療従事者による厳しい管理下にある軍人にも、血清を受けた後に同じような副作用の発生が見られます。この血清がそれを受けた人に一種の後天性免疫不全を引き起こす可能性があることは、現在、数え切れないほど多くの研究で裏付けられつつあります。世界中で、ワクチン接種後の死者や深刻な病態の数は飛躍的に増加しています。これらのワクチンは、過去30年間の他のすべてのワクチンを合わせたよりも多くの死亡を引き起こしています。また、それだけではありません。多くの国で、ワクチン接種後に死亡した人の数は、新型コロナウイルス感染症で死亡した人の数よりも著しく多くなっています。

教理省は、血清の有効性と安全性について意見を表明しませんでしたが、それにもかかわらず、血清を「ワクチン」と定義し、血清が免疫力を与え、能動・受動伝染病から人々を守ることを当然のことと考えていました。しかし、世界の全保健当局や世界保健機関(WHO)が、ワクチンを接種した人は、接種していない人よりも深刻な感染症にかかり、他の人に感染させる可能性があり、また、免疫系が現実に取り消されないまでも劇的に減少していると宣言したことによって、この要素は今や否定されています。

このように、「ワクチン」と呼ばれてきた薬剤は、「ノート」が指すと思われるワクチンの正式な定義には該当しません。「ワクチン」とは、生命体による防御抗体の産生を誘導し、特定の感染症(ウイルス性、細菌性、原虫性のいずれか)に対する特定の抵抗力を付与する製剤と定義されています。この定義は、WHOによって変更されました。なぜなら、そうしなければ、新型コロナウイルス感染症用の薬剤は防御抗体の産生を誘導せず、Sars-CoV-2による感染症に対する特異的な抵抗力を付与しないため、ワクチンの定義に含めることができなかったからです。

酸化グラフェンは、その存在についても、その毒性のために人間への薬品としての使用についても、科学的に正当化できないという事実があるにもかかわらず、「ワクチン」のバッチと接種された人の血液の両方に存在することが、今や合理的な疑いを超えて証明されていることは、指摘しておくべきことです。酸化グラフェンが接種を受けた人々の臓器に与える破壊的な影響は今や明白であり、製薬会社は近いうちに責任を問われることになりそうです。

猊下はすでにご存じのことでしょうが、自己組織化酸化グラフェンナノ構造体を用いたこれらの技術を使用することは特許を取得されており、それは被験者の追跡や遠隔操作を可能にするため、特にそのナノ構造体によって発せられるブルートゥース信号を通じてクラウド接続する方法で、各患者のバイタルパラメーターをモニタリングするためです。この情報が陰謀論者の考え出したものではないという証拠として、猊下はおそらくご存じだと思いますが、欧州連合は技術革新に専念した二つのプロジェクトのコンペの勝者を選びました。「人間の脳とグラフェン」です。この二つのプロジェクトは、今後10年間でそれぞれ10億ユーロの資金を受けることになっています。

新型コロナウイルス感染症用の「ワクチン」は、命にかかわる病気に対する唯一の可能な代替療法として提示されてきました。これはまさに最初から偽りであり、2年後の視点で見ても偽りであることが裏付けられました。代替療法は存在しましたが、製薬会社によって組織的にボイコットされ(安価で自分たちの利益を生まないため)、巨大製薬会社が資金提供する科学出版物によって信用を貶められており、その際使われた論文は、明らかに偽造データに基づいていたために、後になって撤回されたものだったのです。

さらに、新型コロナウイルス感染症は、周知のとおり、また科学的にも明白だったように、治療可能で命にかかわるものではない季節性型のコロナウイルスであり、すでに他の基礎疾患を持つ人々の間で最小数の死者を引き起こすにすぎない一種のインフルエンザであることが明らかになったのです。数年にわたるコロナウイルスのモニタリングにより、この点では疑いの余地はなく、また、ワクチン押しつけの口実として使われた「健康上の緊急事態」という要素も排除されます。

国際的な規範は、他の有効な代替治療がない場合を除き、実験的な薬剤の配布を許可することはできないと明記しています。このため、世界中の医薬品庁は、イベルメクチンや高免疫血漿、その他有効性が実証されている治療薬の使用を妨げてきたのです。猊下が思い起こされる必要はないことですが、WHOと並んで、これらの機関はすべて、製薬会社とそれに連なる財団からほとんどの資金提供を受けており、最高位の人々において重大な利益相反が存在するのです。

ここ数日、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、彼女の夫が勤務するイタリアとギリシャの研究所に提供されたPNRR(再興・回復のための国家計画)資金について議会で答弁しなければなりませんでしたが、同委員長がファイザー社のアルバート・ブーラCEOと交わした供給契約に関するテキストメッセージ(これはまだ明らかにされていません)を欧州監査裁判所に提出するのを拒否したことも忘れてはならないことです。

実験的な血清の投与は、心理学の専門家にはよく知られている大衆操作のテクニックを使って、最近の歴史では前例のない方法による組織的な活動によって行われました。このメディア・テロおよび個人の天賦の権利の侵害、それに耐え難い脅迫と差別を伴う作戦において、カトリックの位階階級はこのシステムの側に立つことを選び、自らを「ワクチン」の推進者とし、ワクチンを「道徳的義務」として推奨するまでに至っています。メディアはローマ教皇の霊的権威とそのメディアへの影響力を巧みに利用して、主流の物語(ナラティブ)を承認しました。これはワクチン接種キャンペーン全体の成功に不可欠な要素であり、多くの信者が、教皇とその世界的役割について持っている信頼により、ワクチン接種を受けることを納得させられたのです。

聖座の職員に課せられたワクチン接種の義務は、他国で課せられたプロトコルの路線に従ったもので、科学的妥当性が全くない極めて不注意で無謀な立場とバチカンが完全に一致していることが裏付けられました。このことは、バチカン市国を、その職員の一部が法的責任を負い、さらにその国庫を圧迫するという可能性にさらしています。また、危険な薬のセールスマンと化した自分たちの牧者に対して、信者が集団訴訟を起こす可能性も排除できません。

2年以上たった今でも、教会は、新しい科学的証拠に照らして、今や時代遅れで、厳しい現実と大きく矛盾するこの「ノート」を訂正するために、声明も出す必要があるとは考えていません。ワクチン使用の道徳性の評価に限定して、教理省は遺伝子血清の利点――それは全くありません――と、今や誰の目にも分かる短期および長期の副作用との間の比率を考慮に入れていません。

ワクチンとして販売されている薬剤は、大きな利益をもたらさず、それどころか、新型コロナウイルス感染症が深刻な脅威ではない人々でさえ、非常に高い割合で死亡や深刻な病気を引き起こすことが明らかになったため、リスクと利益の間の比率を実証する試みは、もはや有効とはみなされず、したがって、「ノート」が基づいていた前提条件の一つ、「ワクチン接種の道徳性は、自らの健康を守る義務だけでなく、公益を追求する義務に依存する。流行を止める、あるいは防ぐための他の手段がない場合、共通善は、特に最も弱く、最もさらされている人々を守るために、ワクチン接種を推奨することがある」(5番)は排除されました。

私たちは、「他の手段がない」のではないこと、また、血清は流行を止めることも防ぐこともできないことをよく知っています。このことは、中絶された細胞株で作られたmRNA「ワクチン」を道徳的に受け入れられないものにするだけでなく、人の健康にとって、そして妊婦の場合には子どもの健康にとっても絶対的に危険なものにしているのです。

教会は、ワクチンの道徳的評価を表明する際に、全体的な判断を形成するのに貢献する多くの要素を考慮しないわけにはいきません。教理省は、薬物それ自体の道徳的合法性の一般論に自らを限定することはできません――その合法性は、その効果のなさ、遺伝毒性および発癌性のテストの不在、そして副作用の証拠を考えると完全に疑わしいものです。むしろ、教理省は、次の事実についてできるだけ早く発言しなければなりません。血清が「流行を止める、あるいは予防するために」完全に役に立たないことが証明された今、もはやそれを投与することはできず、実際、保健当局や製薬会社は危険で有害なものとしてそれを回収し、個々の信者には、予防接種を拒否する道徳的義務が存在します。

猊下、さらに私は、カトリック教会の権威を利用して、国連の「アジェンダ2030」と世界経済フォーラムの「グレート・リセット」の新マルサス主義的プロジェクトを支持できると信じてきた民間団体や多国籍企業から、聖座が決定的に距離を置く時が来たと信じています。キリストの教会の声が、人類を慢性的な病気にすることや、不妊症を誘発させることに基づく世界人口の削減計画に加担し続けることは容認されません。そして、これらの犯罪計画の立案者から後援と資金提供を受けることによって、聖座がさらされているスキャンダラスな利益相反に直面すれば、なおさらその必要性が高まります。

猊下は、「サイコ・パンデミック」の物語(ナラティブ)への無謀な支持の結果として、聖なる教会に非常に深刻な影響があることを見逃すことはなさらないでしょう。フランシスコの言葉や演説を利用して、役に立たないことが証明されているだけでなく、実際には重大な有害性を持つ血清に身をさらすように信者を導くことは、バチカンの権威を著しく損ない、不完全かつ偽造であることが証明されているデータに基づく治療を広めるよう促しています。

厳密に科学的な懸念の分野において、この無謀で透明性の低い行動に最高位の教会の権威による干渉が関わっていたのですが、この分野は本来、「生物医学研究者と医薬品庁の責任」です。このような裏切りの後、忠実なカトリック信者や教会を確かな道しるべとする人々は、どのようにして教会の立場を信頼でき、信用できると、平静さと確信を持って考えることができるでしょうか? 

また、ワクチンを受けなければ教会に行くこともミサに出ることも聖歌隊で歌うこともできないと語った教皇や司教や教区司祭によって勧められたという理由だけで、医学的な訓練も能力もなくワクチン治療を受けて、実際に健康を害したり早死にしたりした人々が受けた被害を、どのようにして償うのでしょうか?

カトリックの位階階級は近年、グローバリズムのイデオロギーへの支持に正比例する衰退を経験しています。気候イニシアチブ――これも科学的根拠のない誤った仮定に基づいています――や、トランスヒューマニズムの企てに聖座が参加していることから判断すれば、ワクチンキャンペーンを支持するという関与は孤立したケースではないでしょう。

しかし、これは私たちの主が教会を地上に置かれた目的ではありません。教会は、何よりもまず真理を宣べ伝えなければならず、地上の権力者たち、さらにはその中でもキリストの教えとカトリック道徳に悪名高く敵対する人々との危険な関わりから遠ざかっておかなければなりません。もしこの卑屈な隷属状態を振り払わなければ、もしこの世の精神に立ち向かう勇気と尊厳を再発見しなければ、位階階級は圧倒されて、つまずきの石や逆らいのしるしでなくなるというところまで犠牲となるでしょう。

猊下、私は、猊下が、これらのテーマの特別な重大性についてのみならず、福音の教え、および、今もこれからも教会の至高の法(suprema lex)である霊魂の救い(salus animarum)に忠実である緊急の賢明な介入についても考慮したいと思われることを確信しております。

In Christo Rege,
王たるキリストにおいて

+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ

前駐米教皇大使
2022年10月18日



ヴィガノ大司教:現代社会における『天主の国』と 『悪魔の国』について

2022年12月13日 | 迫り来る危機
ヴィガノ大司教、「現代社会における『天主の国』と『悪魔の国』について」

英語版
https://remnantnewspaper.com/web/index.php/articles/item/6241-archbishop-vigano-on-civitas-dei-and-civitas-diaboli-in-contemporary-society

イタリア語版
https://www.stilumcuriae.com/mons-vigano-a-liberi-in-veritate-civitas-dei-e-civitas-diaboli-nella-societa-odierna


カルロ・マリア・ヴィガノ

Beatus populus, cujus Dominus Deus ejus. 天主が主である国は幸いである(詩篇143篇15節)

〈民主主義〉を基礎的な価値とし〈革命〉を最高の思想的原理とする世界において、フリーメーソンが、リソルジメント【イタリア統一運動】の蜂起によって、また、カルボナリ党と秘密結社が組織した様々な反乱によって、イタリアの諸王国の転覆を決意する以前、私たちの先祖がどのように生活していたのかを理解するのは困難なことです。

そして、さらに困難なのは、宗教さえもその役務者たちによって冒涜される世俗化した世界に住む私たちが、たとえ2世紀前であっても、公式行事から家庭内の小さな出来事まで、日常生活のあらゆる側面に信仰が影響を及ぼすという、深くキリスト教化した社会に住むことがいかに普通であったかを理解することです。

私たちとその世界の間では2世紀半近くが過ぎ、その間、フランスやオーストリアによる占領、独立戦争、1848年の革命、教皇領侵略、イタリア統一戦争、第一次世界大戦、ファシズム、第二次世界大戦、内戦、共和国宣言、1968年の革命、第二バチカン公会議、テロ、マーニ・プリーテ(Mani Pulite、清廉な手)【1990年代初頭のイタリアの検察による汚職捜査】、欧州連合、NATO戦争、サイコパンデミックの茶番劇、ウクライナ危機が次々と発生しました。

わずか2世紀余りの間に、イタリア人は、ブルボン家の、教皇の、あるいは、モデナ公爵の臣民であった曽祖父母が目にし、認識することができたであろう以上の出来事を目撃してきたのです。体制やイデオロギーや暴力の混沌とした連続、また、自由や自治やアイデンティティーの段階的な喪失は、それらの作者たちが意味ありげに革命と呼ぶものによって、段階的な特徴があります。

フランス革命―“la Révolution”―から、第一次、第二次、第三次、そしてクラウス・シュワブによって理論化された第四次産業革命までの段階です。そのどれもが、技術、テクノロジー、科学の分野での成果を特徴としていますが、畑を離れた後、工場で働くという夢を追い求めるために北へ移住せざるを得なくなったり、家族や伝統を捨てて郊外の匿名性のあるマンションに住み、コールセンターでの電話オペレーターや、「ジャストイート」【フードデリバリー業者】の配達員として仕事をせざるを得なくなったりするなど、人々の生活に非常に大きな影響を与えました。

自然のリズムに合わせ、宗教的な祭事や家族や地域の行事に彩られ、親族や友人や仕事の絆で結ばれて安定した何世紀もの生活が、組み立てラインのシフト、オフィスの勤務時間、通勤と外での昼食、狭いアパート、宅配弁当、核家族、老人ホームに入れられた高齢者、エラスムス計画【EU加盟国における学生の交流促進計画】で分散した子どもたちに取って代わられています。

不思議なのは、〈持続可能性〉に非常にこだわるその人々こそが、人間的な規模に立つ〈古代世界〉―本来、身体は自然、精神は宗教によって、つまり伝統によって、規定されていた世界―を破壊したのと同じ人々であることです。その破壊は、安い労働力を利用(搾取)し、それまで単なる維持管理の論理で運営されていた大規模農地を最大限に利用し、未成年者や女性の労働力を搾取し、蒸気機関のエネルギーを利用して大量生産を行い、電気を利用し、原子のエネルギーを利用し、利用、利用、利用…するためでした。
そして、さらにお金を稼ぎ、自分たちの富を増やし、人件費を削減し、従業員の保証や保護を奪っていくのです。何という商人根性でしょうか。何という搾取者たちでしょうか。すべてが利益の源泉に、稼ぎの機会に、利益の機会に貶められているのです。

19世紀から20世紀にかけては、イタリア人の心を動かした偉大な理想があったと言えるでしょう。多くのイデオロギーが崩壊した後、人々は「進歩」が廃墟となったのを見て幻滅しました。ですから「ロンバルディアの少年斥候兵」(La Piccola Vedetta Lombarda)【19世紀イタリアの作家エドモンド・デ・アミーチス(1846-1908)の小説「クオーレ」に収録されている短編】のレトリックや革命家であり愛国者だったチーロ・メノッティの輝かしい行動は、今日のレトリックとは異なりますが、それは、私たちに押し付けられた変化を正当化しなければならない口実が変わったにすぎないからだ、と答えることができます。

最初は、祖国という理想と暴君(実は暴君ではなかった)の抑圧からの解放という理想を口実とし、次に階級闘争という理想と資本主義の抑圧からの解放(実は消費主義の理想を取り入れるため)という理想を口実にし、さらに、誠実さという理想と腐敗した政治家の抑圧からの解放という口実となり、ついには、環境という理想の口実、地球上の人間の数を減らす義務―誰かが勝手に(motu proprio)伝染病、飢饉、戦争によって成し遂げようと決めたもの―という口実に変わっただけです。

リソルジメント【イタリア統一運動】と第一次世界大戦は口実でした。なぜなら、カトリックの君主制を抹殺し、カトリック教会を弱体化させ、両者の財物を没収するというフリーメーソンの真の意図を隠していたからです。民主主義と共和国の構想は口実でした。なぜなら、大衆を操作して、自分たちで運命を決められると欺く計画を隠していたからです。

そして、1968年【フランスでの学生による文化的革命運動】の思想もまた口実でした。超越的な原理からの自由というその理想は、離婚、中絶、同棲関係の合法化と、若者の堕落と家族の解体を招いたからです。ちょうど、第二バチカン公会議の理想を口実に、誰も求めていなかった新しいミサが、誰も変えたくなかった新しいカテキズムが、誰も必要としなかった世俗化しただらしない司祭が、カトリック信者に押しつけられたのと同じです。

パンデミックの茶番劇も、私たちが2年間注意を向けることなく繰り返してきた結果、今日、主流メディアにも現れているように、口実だったのです。ウクライナ危機も口実だったのであり、ロシアへの制裁、エネルギー緊急事態、グリーンへの移行、電子マネーも同じです。

ですから、伝統的な世界と革命的な世界という二つの世界があるのです。しかし、自分を欺かないようにしましょう! この二つの世界は、時代遅れのモデルから現代のニーズに対応したモデルへの単なる転換ではありません。この二つの世界は、互いに現代のものであり、互いに反する文脈上の現実であり、善と悪、光の子と闇の子、天主の国(Civitas Dei)と悪魔の国(civitas diaboli)の間の区別(discrimen)を常に示してきた現実です。


二つの現実は、必ずしも境界線や特定の統治形態によって特定されるのではなく、この世についての神学的な考え方を共有することによって特定されます。私たちが聖イグナチオの霊操で、二つの旗の黙想に見るような二つの陣営、「一つは最高のかしらにして私たちの主であるキリストの陣営、もう一つは人類の不倶戴天の敵であるルチフェルの陣営」(136:第2週)です。

天主の国(Civitas Dei)において、この【神学的な考え方の】共有は、キリスト教の秩序(ordo christianus)に適合した生活のあらゆる側面に関わるものです。キリスト教の秩序においては、霊的な権力とこの世の権力は、調和のとれた位階的な構造を持つ協力関係の中で、キリストが教え、教会が守る信仰告白および道徳と一致します。

この秩序においては、世俗の権威は王たるキリストの力を表し、教会の権威は最高司祭たるキリストの力を表し、すべてのものを、始まりと終わりであり、アルファとオメガであるキリストにおいて再現します。この意味で、天主の国(Civitas Dei)はキリスト教社会に関する霊感を与えるモデルであり、そのため、国家の世俗主義【国家をキリスト教と切り離そうとする主張】の概念そのものを冒涜的であるとして排除し、教会が“国家権威の世俗化や誤謬に権利があると承認することを望む”という考えも排除します。

天主の国(Civitas Dei)においては秩序(cosmos)が支配し、主が主祷文【キリストが教えた祈り】の中で見事に要約された天主の秩序があります。「御国の来らんことを、御旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを」(adveniat regnum tuum; fiat voluntas tua, sicut in cœlo et in terra.)。したがって、天は地上のモデルであり、天のエルザレムはキリスト教社会のモデルです。キリスト教社会は、キリストが支配すること、「御国の来らんこと」によって達成されます。それは、自己を軽蔑するほどまで天主を愛する人々の社会なのです。

悪魔の国(civitas diaboli)の市民は、その代わりに革命によって団結します。この革命においては、すべての権力は力づくに基づいて行使され、あらゆる権威はいかなる制限もなく、いかなる道徳的戒律にも従う必要はなく、天主の御名においてではなく、敵対者【悪魔】の名において行使されます。いわば、混沌、無秩序、地獄の混乱が支配するのであり、それはルチフェルの叫びである〈私は従わない〉(Non serviam)と悪魔の教訓である〈汝の欲するところを為せ〉(Do what thou wilt)に集約されるのです。

この専制的で無秩序な社会では、同時に、不正な法律による正義の破壊、人々を抑圧する規範による共通善の破壊、悪徳、罪、冒涜の奨励による天主への反逆が行われています。すべては個人的な利益のために行われ、他者を踏みにじる代償を払っています。すべてが権力、金銭、快楽への渇望によって動かされています。そして、混沌が支配するところには、卓越した反逆者であり、エデンの園以来、革命の原則を鼓吹してきた者であり、嘘つきであり、人殺しであるサタンが君臨しているのです。

悪魔の国(civitas diaboli)に突き動かされた国家は世俗的ではなく、非宗教的、反宗教的、不敬、反キリスト教的です。それは、恐れと恐怖、強制と力づくに基づく権力、善良な個人を犯罪者にし、欺瞞と嘘によって悪を行う者を称揚するという能力に基づく権力によって人々を抑圧します。悪魔の国(civitas diaboli)においては、教会と世俗の権威は、その意図された目的に反してその権威を行使する破壊者たち、つまり教会ではディープ・チャーチ、公共の領域ではディープ・ステートによって覆い隠されています。それは、天主を侮蔑するというところまで自分自身を愛する者たちの社会なのです。

私たち、そして〈真実における自由人たち〉(Liberi in Veritate)の国民の日にお集まりの皆さんは全員、自分たちが理想的には天主の国(Civitas Dei)に属していることを分かっておられますが、この市民たちは、カトリック信者として教会と国家の両方で促進したいと思う共通善(bonum commune)のためにどのように行動し、貢献するべきかという具体的現実を見つけていません。

まるで、地球上のどこにあるのか分からない国のパスポートを持っているかのようですが、その痕跡は今ハンガリーにも、ポーランドにも、ブラジルにも、ロシアにも、そして思いがけず、私たちのような多くの〈追放者〉の中にも見られます。この市民たちは、私たちが何を言っているのかよく分かっていますが、私たちと同じように、どこかよそ者のように感じています。

米民主党のジェイミー・ラスキン下院議員が、「ロシアは伝統的な価値を持つ正統的な国である。だから、米国がどんな代償を払っても、ロシアは破壊されなければならない」(こちら)と宣言するのを聞くと、私たちは、天主の敵から受ける迫害という共通点から、その国民と霊的につながっていると感じるのです。

教会―今日、腐敗して悪魔の国(civitas diaboli)に従属している位階階級に覆い隠された教会―のよそ者になっているという同じ感覚は、私たちに、カトリック信者としても〈硬直した者、快適を求める者、後戻り主義者〉(rigidi, comodisti, indietristi)として追い出され、どこか〈追放者〉のように感じさせるのです。

何故なら、私たちには、教皇が異端、偶像崇拝的行為、挑発、過激な行為や嘘でつまずきを与え、キリストの教会を辱めることを、また、教皇にたいして反対意見をびくびくしながら表明する保守的な枢機卿や司教を教皇が馬鹿にすることを普通に受け入れることができないからです。広い道に従うことを私たちが素直に受け入れずに拒否するからです。

父親に見捨てられた子どもの感覚を持っているからです。私たちにパンと魚をくれるべき人から石とサソリを手渡されるのを見る苦痛からです。私たちが司祭を探しても、代わりに灰色の党員がいるだけです。慰めの言葉を求めても、彼らは、私たちを完全に無視するのではない場合には、侮蔑的に対応します。教会がかつてどうであったかに目を向けましょう。私たちの沈黙や、誤った従順の概念のせいで、教会がどうなったのかを甘んじて受け入れたりしないようにしましょう。

しかし、地上の戦闘の教会は天主の国(Civitas Dei)ではありません。なぜなら、時の流れの中に浸されたすべての霊的現実と同じく、善人と悪人という罪の刻印を受けた弱い人々を受け入れているからです。麦と毒麦は永遠においてのみ分けられ、一方は穀倉に集められ、他方は火に投げ込まれるのです。

天主の国(Civitas Dei)をカトリック国家(confessional State)と混同してはなりません。カトリック国家には、善き市民と悪しき市民も、正直者も犯罪者も含まれているのですから。また、地上の教会を悪魔の国(civitas diaboli)と平気で混同しないようにしましょう。私たちは、自分は選ばれた清い者だと考えて、悪魔の国から離れるべきです。もし国家の権威が政府の聖徳のモデルに従って行使されるなら、国家でさえも悪魔の国(civitas diaboli)ではありません。私たちは教会の子であり、聖なるエルザレムの市民であり、御摂理がその国に生まれることをお望みになった国の市民なのです。

では、私たちは、天主の国(Civitas Dei)を認識することができるでしょうか。また、どのようにして悪魔の国(civitas diaboli)を認識することができるでしょうか。

私たちは天主の国(Civitas Dei)を建設しなければならない者です。いやむしろ、私たちは、その天主の国から霊感を受けて、知恵と謙虚さをもって、2世紀にわたる革命によって奪われた、私たちの主のものである王冠と笏を主のもとに戻す社会を再建しなければなりません。政府の形態がどうであれ、市民としてのすべてのカトリック信者の任務は、世俗社会のすべての領域が信仰とキリスト教道徳に貫かれ、共通善、天主の栄光、霊魂の救いに向けられるようにすることです。洗礼を受けた者も同様の義務を負っています。

修道生活のすべての分野(祈り、ミサ、秘跡、カテキズム、慈善活動、子どものキリスト教教育)が流行や〈新奇なものへの欲望〉(rerum novarum cupiditas)を追うのではなく、主が使徒たちに教えられたこと、聖なる教会が数世紀にわたって守ってきたことをそのまま守るようにすることです。新しさの風は、実際、世俗の領域と教会の領域の両方において、革命の特徴的な徴候です。
ですから、キリストが私たちの国の王となられるためには、私たち一人一人が、告白する信仰の一貫した証人となり、特に家庭、子どもの教育、自分の生活を処することに関して、宗教の原則を守ることを実際に裏付けることが、まず必要です。

悪魔の国(civitas diaboli)は簡単に見分けがつきますから、一度認識すれば、勇敢に戦わなければなりません。なぜなら、それは天主の国(Civitas Dei)と戦争状態にあり、私たちを弱め、腐敗させ、屈服させるために、どんな手段もためらわないからです。

世界経済フォーラム、国連、メーソン系のさまざまな慈善財団、そしてそれらを支援する政府や国際組織、さらに中央と周辺のすべての教皇庁の部署に潜入しているベルゴリオの教会などは、悪魔の国(civitas diaboli)が地上で実現したものであり、その市民は、非人間的生活様式を押しつけることによって、キリスト教文明の残滓を消去し破壊する意志、つまり死のイデオロギーを秘密にしていません、社会行動のみならず人々の思考からもあらゆる善の痕跡が消失するようにするのです。

心からキリストを引き離した後、心からキリストを取り除かなければならないのです。そして、心を人工知能と結びつけて、天主の像と似姿が怪物のようにゆがんだ存在を作り出さなければならないのです。そして、よく覚えておいていただきたいのは、二つの〈国〉の間に休戦はあり得ないということです。なぜなら、彼らは私たちの主とサタンのように、不倶戴天の敵であり、今後もそうあり続けるからです。

しかし同時に、私たちが戦っている全面戦争は、キリストが十字架の木の上ですでにサタンを決定的に征服しておられるため、私たちの勝利は避けられない運命にあるのです。私たちを待っているのは、この衝突の最終段階に過ぎず、その結果は、救い主の約束〈地獄の門も勝てぬ〉(portæ inferi non prævalebunt.)に基づいているため、非常に確実なものなのです。

そうすると、皆さんには、目標があります。平信徒である皆さんには、その目標を社会的、政治的な行動に移すという重責と名誉があるのです。それは、天主の国(Civitas Dei)のモデルに従って、また、主が望まれた秩序に合わせて、キリストの社会的王権を促進すること、そして、悪魔の国(civitas diaboli)の最後の巨大な密集軍(phalanx)であるグローバリスト革命と、養成行動、非難、ボイコットの行動によって戦うことです。

なぜなら、もし祈りの助けを借りて、私たちが天主の御稜威(みいつ)に多くの恩寵を懇願できることが事実であるならば、私たちカトリック信者は、企業を選ぶ顧客のおかげで生きている金融グループ、情報管理センター、企業に、明確で強いシグナルを与えることができるほど十分な数を持っていることも事実であるからです。

もし私たちが、私たちの宗教を尊重しないグローバリストの多国籍企業や、体制と連携している企業、テレビ番組、ソーシャルプラットフォームから製品を買わないようにし始めるならば、私たちは、多くの人に、自分の歩みを振り返らざるを得なくさせ、新世界秩序のプロパガンダ、主流派の嘘、ウクライナ危機に関する捏造を困難なものにせざるを得なくさせるのです。

したがって、私たちは、LGBTQイデオロギー、包括性、ジェンダー論、地球温暖化、エネルギー危機、トランスヒューマニズム優生学などの偽りの教義に、公然と反対するのです。そして、私たちは何よりも、悪魔の国(civitas diaboli)の破壊転覆的な行動についての全体像を与えて、個々のイニシアチブが、世界的な計画や、その計画が採用しようとしている手段、その計画が自らに課している口に出せない真の目的と、一貫性を持っていることを示そうと努めているのです。

最後に、このイベントの主催者の方々にご挨拶を申し上げるとともに、皆さんにこのメッセージをお話しする機会を与えてくださったことに感謝いたします。この結成の日に数多くの支持者がおられることは、軍隊の配備がなされつつあること、そして天主を求めて渇いている多くの霊魂が、子どもたちの平和な未来を確かなものとするために、また、この滅びに向かう狂気のレースを止めるために戦い、身を捧げることを実感させてくれます。

+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ
「真理における自由人たち」(Liberi in Veritate)委員会[1]の国民の日に。
2022年11月5日、パラッツォーロ・スーロリオ(イタリア)

[1] https://www.liberiinveritate.it/


ヴィガノ大司教からの緊急メッセージ:世界保健機関(WHO)の条約は、国家主権に対する攻撃、「世界的クーデター」の一部である

2022年05月31日 | 迫り来る危機
ヴィガノ大司教:世界保健機関(WHO)の条約は、国家主権に対する攻撃、「世界的クーデター」の一部である

Abp. Viganò: World Health Organization treaty is an attack on national sovereignty, part of a ‘global coup’
https://www.lifesitenews.com/opinion/abp-vigano-world-health-organization-treaty-is-an-attack-on-national-sovereignty-part-of-a-global-coup/



Global health governance is one of the fundamental elements of the New World Order and as such it must be rejected and opposed.
グローバル・ヘルス・ガバナンス(Global health governance世界的保健統治)は、新世界秩序(New World Order)の基本的要素の一つであり、それゆえ拒否し、反対しなければならない。

Sat May 21, 2022 - 4:57 pm EDT
2022年5月21日 米東部標準時夏時間4時57分


(LifeSiteNews) – In the coming days, the Nations that adhere to the World Health Organization (WHO) will vote on resolutions regarding the WHO’s management of pandemics. These resolutions will transfer sovereignty regarding the health of citizens to a supranational body that is largely financed by the pharmaceutical industry and the Bill & Melinda Gates Foundation. If these resolutions are approved by a majority, the WHO will have exclusive international authority in the case of a pandemic to impose all the rules, including quarantines, lockdowns, obligatory vaccinations, and vaccine passports. It should also be borne in mind that this organization enjoys immunity, and thus its members cannot be either tried or convicted if they commit crimes. Unelected technocrats will paradoxically have more power than that which citizens confer on their representatives by means of their democratic vote.

(LifeSiteNews)―今後数日間で、世界保健機関(WHO)に加盟している国々は、WHOのパンデミック管理に関する決議を投票にかけます。これらの決議は、市民の健康に関する主権を、製薬業界とビル&メリンダ・ゲイツ財団が主に資金提供している超国家的組織に移すことになります。もしこれらの決議が多数により承認されれば、WHOはパンデミックの際に、検疫、都市封鎖、ワクチン接種義務、ワクチンパスポートなど、あらゆるルールを押し付ける独占的な国際的権限を持つことになります。また、この組織が免責を受けることと、そのため、そのメンバーが犯罪に関与しても、裁判にかけられたり、有罪判決を受けたりすることはないことも、覚えておく必要があります。選挙で選ばれない技術官僚(technocrat)が、逆説的に、市民が民主的な投票によって自分たちの代表に与えるよりも大きな権力を持つことになるのです。


Given that the yielding of sovereignty is considered the crime of high treason by the laws of every nation, and that parliaments may not legislate against the interests of the Nation, much less violate the natural liberties and fundamental rights of the citizens whom they represent, I believe that it will not escape anyone’s notice that this attempt by the WHO to appropriate a power that properly belongs to individual nations is intended to impede any sort of opposition to the “Agenda 2030,” which in the field of healthcare also aims to accomplish the drastic reduction of medical and hospital services, the privatization of the health industry, and disease prevention by means of vaccines.

主権を放棄することは、どの国の法律でも反逆罪とみなされること、また、議会は国家の利益に反する立法を行うことはできず、ましてや自らが代表する市民の自然の自由と基本的権利を侵害することはできないことを考えると、WHOが本来個々の国家に属する権力を自らのものにしようとするこの試みは、医療分野でも医療・病院サービスの大幅な削減、医療産業の民営化、ワクチンによる疾病予防を成し遂げることを目標にしている「アジェンダ2030」(Agenda 2030)へのいかなる反対をも妨げることを意図していることに、誰も気づかないはずはないと私は思います。

Pandemic treaty empowers criminal WHO over nations
パンデミック条約は犯罪的なWHOに各国に対する権力を与える

The psycho-pandemic has demonstrated the enslavement of rulers, the political system, the media, the judiciary, the entire medical industry, and even the Holy See itself to the diktats of a group of functionaries of a supranational entity that has a blatant conflict of interest. The disastrous adverse effects of the experimental mRNA serum are only now being recognized, while there are many who rightly expect that those responsible for these decisions ought to be held accountable before an independent court.

サイコ・パンデミックは、統治者、政治システム、メディア、司法、全医療業界、そして聖座自体までもが、あからさまな利益相反を持つ超国家機関の機能集団の命令(diktats)に隷属化させられていることを証明しました。実験的なメッセンジャーRNA血清の悲惨な副作用は今ようやく認識されつつありますが、一方で、これらの決定に責任ある人々が、何者にも依存しない法廷で説明責任を問われるべきだと、正しくも期待する人々が大勢います。


It therefore sounds absurd, to say the least, that there is now a desire to give binding decision-making power to the WHO, when in its management of the recent pandemic emergency and the vaccine campaign the greatest damage was done in terms of the number of deaths and of patients who have suffered permanent damage to their health. In addition to the impunity it enjoyed for the crimes it has committed thanks to the silence of the mainstream media, the WHO also has total discretion over how to respond to the upcoming emergencies that are obviously being planned by the pharmaceutical lobby. The marginalization of health personnel who appeal to the Hippocratic Oath risks becoming the norm by which to eliminate every voice of dissent.

したがって、最近のパンデミック緊急事態とワクチンキャンペーンの管理において、死者の数および健康に永久的な後遺症を負った患者の数という点で、最大の損害を引き起こしたWHOに、今、拘束力のある決定権を与えたいという願望があることは、控えめに言っても道理に反しているように思われます。主流メディアの沈黙のおかげでWHOが関与した犯罪に受けた免責に加えて、WHOは、明らかに製薬ロビーによって計画されている今後の緊急事態に対応する方法について、完全な裁量権を握っているのです。ヒポクラテスの誓いを訴える医療従事者を疎外することは、あらゆる反対意見の声を排除するための規範となる危険性があります。


In this regard, it is significant that the Nations that oppose the New World Order – like Russia and Brazil – are aware of the very serious consequences that the ratification of these resolutions would entail, and for this reason they are opposed to their approval. During his term of office, President Donald Trump also sent an unequivocal signal by halting funding from the U.S. Treasury to the WHO. This was one of the reasons why the deep state blocked his re-election in 2020, supporting a compromised and corrupt individual whose son Hunter is involved in financing American biolabs in Ukraine.

この点で、ロシアやブラジルなど新世界秩序に反対する国々が、これらの決議の批准がもたらす非常に深刻な結果を認識しており、この理由で承認に反対していることは重要です。ドナルド・トランプ大統領も任期中に、米財務省からWHOへの資金提供を停止することで、明確なシグナルを発しました。これは、ディープ・ステートが2020年の彼の再選を阻止した理由の一つであり、彼らは、息子のハンターがウクライナにある米国のバイオラボへの資金提供に関与している、妥協し腐敗した人物を支持したのです。


I therefore express my full support for the citizens – especially scientists, doctors, and legal experts – who are denouncing this threat to the national sovereignty of the adhering Nations, and who are asking for light to be shed on past events and on the consequences that the decisions of the WHO have caused for the health of the world population. I exhort heads of state and government leaders who will be called to express their views about the ratification of these resolutions to reject them, since they are contrary to the common good and intended to carry out the global coup that the WHO and the World Economic Forum (WEF) have planned for years under the names of the “Agenda 2030” and the “Great Reset.”

したがって、市民、特に科学者、医師、法律専門家たちが、加盟国の国家主権に対するこの脅威を糾弾し、過去の出来事について、またWHOの決定が世界人口の健康に対して引き起こした結果について、光を当てるよう求めていることに、私は全面的な支持を表明します。私は、これらの決議の批准について意見を述べるよう求められるであろう各国首脳や政府の指導者たちに、これらの決議を拒否することを強く勧めます。なぜなら、これらの決議は共通善に反しており、また、WHOと世界経済フォーラム(WEF)が「アジェンダ2030」や「グレート・リセット」(Great Reset)という名で長年計画してきた世界的クーデターを実行するよう意図されているからです。


Global health governance is one of the fundamental elements of the New World Order, as has been made clear by authoritative experts who are not compromised with the system, and as such it must be rejected and opposed. The logic of control, profit, and mass pathologization must be replaced with a public health policy that has as its primary goal the health of citizens and the protection of their inalienable rights.

グローバル・ヘルス・ガバナンスは、このシステムに妥協しない権威ある専門家たちが明らかにしているように、新世界秩序の基本的要素の一つであり、それゆえ拒否し反対しなければならないものです。支配、利益、大量病理化の論理を、市民の健康および市民の不可侵の権利を保護することを第一の目標とする公衆衛生政策に置き換えなければならないのです。



Holy See must reaffirm rights, protect the defenseless
聖座は権利を再確認し、無防備な人々を保護しなければならない

The Holy See – which is a Permanent Observer at the United Nations and also at the WHO for one year now – has the duty to reaffirm the right of individuals to accept or refuse health treatments, especially in the face of the concrete danger of adverse effects, which are still partly unknown, from this experimental genetic treatment. And if up until now Bergoglio and his cabal have indulged the delusions of Gates, Schwab, and Soros, the time has come for the Catholic Church to defend the weakest, the defenseless unborn, children, and the elderly, as well as those who have been blackmailed by the cynicism of businessmen and conspirators in order to force them to be inoculated with a serum contaminated by aborted fetal cell lines.

聖座は、国連の常設オブザーバーであって、1年前からWHOにも参加しており、特に、この実験的な遺伝子治療による、一部はいまだに未知である副作用の具体的な危険性に直面して、個人が健康治療を受け入れたり拒否したりする権利を再確認する義務があります。そして、もしベルゴリオとその陰謀団が今までゲイツ、シュワブ、ソロスの妄想を甘受してきたのなら、カトリック教会は最も弱い人々、無防備な胎児や子どもや老人、そして堕胎した胎児の細胞で汚染された血清を彼らに接種させるために、実業家や陰謀家の冷笑主義によって脅迫されてきた人々【医療関係者】を守るべき時が来たのです。


The present conspiratorial silence of the Vatican, after the hasty pronouncements it made at the beginning of the pandemic and its shameful endorsements of Big Pharma, will be imputed to the condemnation of the Roman Sanhedrin, which has made itself an accomplice in a crime against God and man. Never in all of history has the Hierarchy prostituted itself to temporal power in such a servile and abject way. Let us pray that some Bishops will find the courage to distance themselves from Bergoglio’s collaborationist line and find the words to open the eyes of those good people who have thus far been deceived by globalist propaganda.

バチカンが今、陰謀に加担するように沈黙していることは、パンデミックの始まりに性急に宣言を行って巨大製薬会社を恥知らずにも推奨した後、天主と人間に対する犯罪の共犯者となった、このローマの最高法院(サンヘドリン)を非難を負わせることになるでしょう。これほどまでに隷属的かつ卑劣な形で現世の権力に身を売った位階階級は、歴史上かつてありません。司教たちの中に、ベルゴリオの協力主義的な路線から距離を置く勇気を見いだし、これまでグローバリストのプロパガンダに騙されてきた善き人々の目を開かせる言葉を見いだすことができる方々がおられるように祈りましょう。


+ Carlo Maria Viganò, Archbishop
+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ
May 21, 2022
2022年5月21日

ヴィガノ大司教、米国再覚醒大集会で語る「立ち上がって行動を起こす時が来た。今こそひざまずいて祈る時が来た。」

2022年05月10日 | 迫り来る危機
ヴィガノ大司教、米国再覚醒大集会で語る「立ち上がって行動を起こす時が来た。今こそひざまずいて祈る時が来た。」

Viganò at Reawaken America Rally: The Time Has Come to Rise and Take Action.
https://www.marcotosatti.com/2022/04/03/vigano-at-reawaken-america-rally-the-time-has-come-to-rise-and-take-action/


Sanitas corporum suprema lex.
2022年4月3日

マルコ・トサッティ
親愛なる「Stilum Curiae」の友人および敵の皆さん、カルロ・マリア・ヴィガノ大司教が4月2日に米オレゴン州セーラムで行われた「米国再覚醒大集会」(ReAwaken America Rally)の参加者に宛てたメッセージを受け取りましたので、喜んで公開します。お読みください。

https://www.brighteon.com/c8d1aaff-a0db-40cf-a93e-f356b898d0ca

§ § §

米国再覚醒大集会
2022年4月2日 オレゴン州セーラム

イエズス・キリストに讃美。親愛なる友人の皆さん、マイケル・フリン将軍から、皆さんの集会のためにメッセージを話すように求められました。私は喜んで彼の提案を受け入れました。良心の再覚醒を促すために、皆さんにご挨拶したいからです。皆さんが再覚醒しているとすれば、それは今まで何者かが皆さんを強制的に眠らせ、薬を飲ませ、その者の犯罪行為を邪魔しないように、その者が企んでいることから目をそらさせたからです。しかし、米国人、そして諸国民の眠りはあまりにも長く続きすぎました。今こそ目を開けて、目を覚まし、何が起きたのか、何が起こりつつあるのかを理解する時なのです。今こそ行動すべき時です。

第三次世界大戦が起こるかもしれないという脅威は、私たち全員に重くのしかかっています。プーチン・ロシア大統領がウクライナに侵攻したのは、彼の拡張主義の野心を貫くためだと言われていますが、実際には、ロシアの軍事作戦の主目的は、ディープ・ステートとNATOの侵略を阻止することです。プーチンは、私たち全員を人質にしている同じグローバリストのエリートに対して戦っているのです。

3月6日、国連のロシア大使は、皆さんが2年間主張してきた非難と同じ非難をしました。つまり、彼は、ドナルド・トランプが米国の正当な大統領であり、選挙は欧州諸国の共犯のもとでドミニオン装置を使って改ざんされた、と宣言したのです。また、グレート・リセットのアジェンダ(行動計画)を進めるためには、トランプを排除することが必要だったことも、私たちには分かっています。トランプなら、パンデミックの茶番やロシア・ウクライナ危機のエスカレートを決して許しはしなかったでしょうから。

これは、ウクライナ国民の戦争ではありません。【ウクライナにいる】ロシアの兄弟たちを迫害しているのはウクライナ人ではなく、ネオナチ軍事民兵の支えを受けた傀儡政権です。グローバリストの陰謀団によって望まれた腐敗した政権は、今日、元俳優兼ダンサーであるコカイン中毒の大統領がいるという状況であり、彼はタックスヘイブンに数十億を隠している一方で、ウクライナ国民は欧州で最も貧しい国民の一つなのです。

これは、ロシア国民の戦争ではありません。ロシア連邦は長年にわたり、ロシア語を話す少数民族の尊重を要求してきましたが、国際社会はいつも取り合おうとはしませんでした。

これは、欧州諸国の戦争ではありません。グレート・リセットを実施したり、自由の制限、国民の貧困化、中小企業の排除、非人間的で技術主義的な生活モデルの押しつけ、国家のアイデンティティーや国家の歴史、国家の宗教の抹殺といったことからなる独裁体制を押しつけたりすることを正当化するために紛争を望んでいるのは、欧州連合の指導者たち【欧州諸国ではなくその指導者たち】なのです。

これは、米国の戦争ではありません。米国人はナチズムと戦いましたが、今日、バイデンが、鉤十字を掲げてナチスの思想を広める過激派グループを支援・協力している政府を助けているのはスキャンダラスなことです。今やあらゆる機関にその手下が入り込んでいるディープ・ステートこそが、戦争を欲しているのです。それは「民主主義を輸出する」という口実で――口先ではそう言いつつも実際には武器を売り、自分たちを豊かにし、侵略された国の資源を横取りし、破壊と死の種をまくことしか考えていません――自分たちの支配を全世界に拡大するためです。

2021年1月6日、ワシントンの連邦議会議事堂に、アゾフ大隊の隊員がいたことを知っても、驚くべきではないでしょう。国家の敵どもは、政敵を非難し、トランプ大統領を暴動で告発するために、戦争犯罪者と手を組むことに何のためらいもないのです。この事実だけで、彼らの破壊的なプロジェクトと、それを達成するためには何でもするという彼らの意図を理解するのに十分なはずです。

この戦争の背後には、国際収支を破壊し、主に欧州に影響を与えるロシアへの制裁を欧州諸国に強いるという、グレート・リセットの目的と完全に一致した願望があります。

ロシアのガスと原材料に依存している国々の経済を破壊することは、その国々に米国から(その国々の必要量よりはるかに少なく、はるかに高い価格で)それらを調達することを強いることを意図しています。しかし何よりも、それらの国々を服従させて奴隷化しようと意図しているのです。このことは、ヴィクトリア・ヌーランド国務次官(政治担当)が少し前に認めたことです。

政府機関や国際機関の最高位に何とかして就いている新世界秩序の下僕たちは、私たちの敵であり、善の敵にして天主の敵です。彼らは、ワクチンの影響や飢えや爆弾で何人死ぬことになろうとも気にしません。彼らの関心は、権力と個人的利益、そして、彼らの主人たち――これまでのところ誰一人としてあえて告発や非難を受けることがなかった主人ら――の利益だけです。

この戦争は、バイデン家の差し迫った必要性によって引き起こされています。それは、ジョーとハンターが共犯者たちとともに手を汚した巨大な陰謀と非常に重大な犯罪を覆い隠すためです。ソロスが共同出資するウクライナ領の米国の生物学研究所の存在や、ブリズマの活動、オバマとクリントン夫妻の資金組織に彼らが関与しているというニュースは、巨大でスキャンダラスな利益相反を裏付けており、その利益相反自体、私たちが問うべきものです。ジョー・バイデンは誰の名前によって発言しているのでしょうか。米国の利益を守るために発言しているのでしょうか、それとも彼と彼の息子が犯した犯罪を隠すために発言しているのでしょうか? 彼は米大統領として発言しているのでしょうか、それともディープ・ステートやグローバリストの陰謀団の傀儡として発言しているのでしょうか?

これは戦争です。そうです、この戦争はしばらく前に始まり、地下に潜んでいたのですが、パンデミックによって明るみに出たのです。エリートらが全人類を相手に行っている戦争です。これは宣戦布告されていない戦争ですが、武器によるものよりも、拒否された治療や強制されたワクチンの結果として、すでに何百万人もの犠牲者を出しています。

新世界秩序による戦争、皆さんや私たち、私たちの子どもたち、価値観、未来に対する戦争です。光に対する闇の戦争です。Lux in tenebris lucet, et tenebræ eam non comprehenderunt。聖ヨハネは福音の中で、「光は闇に輝いたが、闇はそれを悟らなかった」(ヨハネ1章5節)と私たちに語っています。なぜなら、闇は光を嫌うからです。光とは真理であり、明瞭さであり、正直さです。光はキリストです。闇とは、嘘、欺瞞、陰謀です。闇はサタンの王国なのです。

ロシアはウクライナに何を求めているのでしょうか? クリミアの独立を認め、ドネツクとルガンスクの権利を保証し、ネオナチ運動を抑圧し、中立を保つことです。これらは、まず国連が要求すべきことです。そしてゼレンスキー自身、プーチンの軍隊からの圧力で、和平条件の交渉に応じると言っています。しかし、バイデンはこれを望まず、ゼレンスキーに抵抗を強要し、欧州の国々に武器と軍隊を派遣するよう圧力をかけ、――狂気の錯乱の中で――核兵器によって予防介入すると脅しています。

本当に平和を望むのであれば、そもそもこの紛争は始まるはずはありませんでした。しかし、数日前にジョー・バイデンが認めたように、パンデミックがそうだったように、戦争は「よい機会」なのです。そして、彼らは私たちに、まもなく食糧危機に直面することになると冷静に語る一方で、彼らの共犯者たちは、ここ数年かけて何百万エーカーもの耕作地を手に入れた後、小麦や農産物の売却で利益を得る準備を進めています。このような犯罪的な投機の中でのクーデターを認識するために、裁判官たちは何を待っているのでしょうか? 裁判官たちは、国益を守り、市民の利益を推し進めるべき者たちを、自分たちの利益のために活動するのをいつまで自由にさせておくのでしょうか?

皆さんは不思議にお思いになるかもしれません。なぜ一司教が、政治家から聞くと思われるような言葉を発しているのか、と。おそらくそれは、政治家のほとんどが、巨大製薬会社やソロス、ディープ・ステートからお金をもらって、グローバリストの陰謀団に売り渡された、システムの下僕だからでしょう。ほんの一握りの人々――その一握りの人々が誰なのかは皆さん全員がご存じでしょうし、今日ここにおられる人々もそうです――その人々だけが、この世界規模のクーデターを非難し、主流の物語(ナラティブ)に反対し、市民の基本的権利や憲法上の自由の侵害に対して、声を上げる勇気を持っていていたのです。

司教として話をさせてください。私は2年前にこのクーデターを初めて糾弾しましたが、今ではこの陰謀家たちの猛烈で暴力的な攻撃は非常に明白であるため、彼らはもはや隠れることすらしなくなっています。その攻撃は、私たちのアイデンティティーの一部、私たちの文化の一部、私たちの信仰の一部であるすべてのものを破壊することを目的とした、エリートによる攻撃です。

そのエリートは、死を望んで命を憎み、病を望んで健康を憎み、平和を憎んで戦争を望む、地獄のようなエリート、嘘に基づき真実を嫌うエリート、奴隷制と専制を望んで天主の子らの自由を嫌うエリートです。そのエリートは、天主を憎み、私たちの主イエズス・キリストを憎み、サタンに奉仕することに専念しているエリートです。

もし皆さんが本当に目覚めたいのなら、もし「大覚醒」が皆さんの抗議を奮い立たせるものであるなら、皆さんは、現実を直視する勇気を持たなければなりません。もしこれらの裏切り者たちが、何とかして権力を握ることができ、今日各国や全世界の運命を決めることができたとしたら、それは、彼らの計画の最初の兆候に対して私たちが初めから対応しなかったからだ、と理解する勇気を持たなければなりません。

私たちは、家族の破壊を容認し、真の天主が偶像と同等に扱われることに我慢し、何十億人もの罪のない人々が妊娠中絶によって殺されることを許し、子どもたちが不道徳、ポルノ、ジェンダー論、そしてLGBT思想で汚されることを許してきました。私たちは、支配者たちが自由を天主や共通善に奉仕するためではなく、サタンを崇拝し、罪と悪徳を広めるために使うことを許してきました。

他人が自由に自然法や天主の法に反する行為をすることに私たちが反対しなければ、今度は、私たちが自由に誠実で善良な市民であることに他人が反対しないと、私たちは信じてきました。私たちは大きな欺瞞に陥ったのです。なぜなら、私たちが悪に対して寛容であったこと【それゆえに悪が広がったこと】により、今日では、必然的に社会が善に対して不寛容になってしまったからです。

今こそ行動を起こすべき時です。私たちは本当に目を覚まし、立ち上がって、私たちを統治する者たちが正直であって共通善を考え、天主と、市民が誠実に生きるのを助けるために自分たちを選んだ人々だけに従うよう、要求しなければなりません。私たちが、毎日さらに屈辱を受け、奴隷のように扱われ、私たちの父祖が苦労して築いたすべてのものの破壊を目撃することを強いられることのないようにするために。

腐敗した者や裏切り者を糾弾し、国民ではなくディープ・ステートや新世界秩序に奉仕する者たちを追放する時が来ました。なぜなら、私たちの誰も新世界秩序を望んでおらず、それを望んでいるのは、パンデミックや核戦争の脅威、国家の貧困化、誰も望まず承認もしていない不条理なルールの押し付けによって、今でも私たちを脅かすことができると考える少数の者たちだけだからです。

今こそ、立ち上がるだけでなく、ひざまずくべき時です。「ブラック・ライブズ・マター」が行うようなやり方ではなく、すべての良きキリスト教徒が天主の御稜威の前で行うように。膝をつき、聖なるロザリオを手に、私たちの罪と各国の公の罪を赦してくださるよう主に祈り、私たちをあわれんでくださるよう天主に懇願し、そして天主にこう約束しましょう。まず私たち全員が、良きキリスト教徒として、愛国者として、誠実な市民として、責任ある家庭の父親や母親として、従順な子どもとして、勇敢な兵士として生きることに専念する、と。

今こそ、大多数の市民の声を代弁し、現在進行中のクーデターを糾弾し、権力者の共謀、ロビー団体の利益相反、主流メディアの嘘を明らかにする世界的市民運動である反グローバリズム同盟を設立する時が来ました。この同盟は、グローバリズムのアジェンダに反論し、自然法、共通善、良い統治に準拠した具体的な提案で、それに対抗する、独自の明確で共通の目的を持たなければなりません。

この提案は、国家間の調和および、自らの故郷に住む権利と、他者を搾取せず、搾取されずに自らの未来と幸福を築く権利を認められなければならない主権国家の平和的共存を推し進める提案です。国家の主権、宗教、文化、伝統の保護、生命と家族の擁護に重点を置いた提案です。ここ数十年間、私たちの霊魂と肉体を破壊するためだけに押し付けられてきたイデオロギーの独裁という忌まわしい鎖を決定的に断ち切る提案です。

親愛なる友人の皆さん、米国を「天主の下の一国家」と認める皆さんが、政府のポストに入り込んだ陰謀家たち、自分の主人に従うために世界紛争を引き起こそうとするすべての腐敗した者たち、人類をサタンの憎むべき専制政治に従わせようとするすべての裏切り者たちに、全力で反対する勇気と結束力を持つことができますように。

【参考:忠誠の誓い】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E8%AA%A0%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB)

親愛なる米国人の皆さん、目を覚ましてください。聖パウロが言うように、目を覚まして光の武具を身につけてください。皆さんの信仰、皆さんの祖国への愛、皆さんの正直さと善良さへの願望、真実と美への正当な願望を、勇気をもって証しすることを恐れないでください。皆さんがキリストの側に立つ方法を知っておられるならば、キリストの確実な勝利は皆さんのものでもあるのです。

皆さん全員に天主の祝福がありますように。聖なる目的を持った皆さんの再覚醒を、天主が祝福し、奮い立ててくださいますように。そして、米国に天主の祝福がありますように。

+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ
前駐米教皇大使
2022年4月2日

反キリストとは誰のことか?|『私をイシュマエルと呼びなさい』 ジェイソン・モーガン氏

2021年12月10日 | 迫り来る危機
使徒聖ヨハネはこう言う。「小さな子らよ、最後のときである。あなたたちは反キリストが来ると聞いていたが、今や多くの反キリストがあらわれた。…おん父とみ子とをいなむ者、それこそ反キリストである。」(1ヨハネ2:18)
「イエズスを宣言しない霊は、みな、天主から出たものではなく、あなたたちが、来るであろうと聞いている反キリストの霊である。それはもう世にきている。」(1ヨハネ4:3)

フルトン・シーン司教は、共産主義も、キリストを否む反キリストの一つであると見た。すでに1947年、フルトン・シーン司教は時の印を見ていた。彼は、反キリストが、人類への愛を口では言いながら、天主を信じないことを予言している。

つまり、反キリストは、世界中の人々に「兄弟の皆さん」と呼びかけて、兄弟愛の美しい話をしながら、イエズス・キリストを宣言しないだろう。反キリストの宗教は、キリストを宣言せず、キリストの御父をも宣言せず、本当の父のない「兄弟愛」だからだ。

しかし、フルトン・シーン司教は、私たちは反キリストを恐れる必要はないという。
「私たちが心配するのは、教会の不可謬性のことではない、この世が可謬性に倒れることだ。天主が玉座を奪われることではなく、野蛮な蛮行が横行するのを私たちは震えあがる。全実体変化が無くなることではなく、家庭が無くなることを危惧する。秘跡が消え失せることではなく、道徳基準が消え失せることを憂慮する。」

イエズスは婦人たちの方をふりむいておおせられた。「イエルザレムの娘たちよ、私のためになくことはない。むしろあなたたちと、あなたたちの子らのために泣け。」

カトリック教会は、かつて大きな危機を乗り越えてきた。教会は、現代の悪を乗り越え生き残り、この悪の葬儀を歌うだろう。教会には何度も聖金曜日があった。しかしこれは復活の主日の予告にすぎなかった。反キリストは反教会を作るが、勝つことはない。

使徒聖ヨハネがいう意味で、ジェイソン・モーガン教授は「反キリスト」という言葉を使っている。

—ジェイソン・モーガン教授の記事をご紹介します。―



私をイシュマエルと呼びなさい。(「ザ・レムナント」が、フランシスコによる忠実な信者に対する最新の攻撃に答える)
ジェイソン・モーガン(「ザ・レムナント」コラムニスト)
2021年9月22日(水曜日)

Call Me Ishmael (The Remnant Responds to Francis’ Latest Attack on Faithful Catholics)
Written by Jason Morgan | Remnant Columnist
Wednesday, September 22, 2021
https://remnantnewspaper.com/web/index.php/articles/item/5598-call-me-ishmael-the-remnant-responds-to-francis-latest-attack-on-faithful-catholics

バチカン市国のサン・ピエトロ広場を囲む2列の列柱は、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって、両手を広げて歓迎するように設計されました。(https://vatican.com/St-Peters-Square-Colonnades/)カトリック教会は普遍的で、救いを求めるすべての人に開かれています。


ニューヨークの自由の女神像の台座には、この気持ちを世俗的に表現したものがあります。「Give me your tired, your poor, your huddled masses yearning to breathe free, the wretched refuse of your teeming shore.」(我に委ねよ、なんじの疲れたる貧しい人々を。自由の空気を吸わんものと、身をすり寄せ、なんじの岸辺に押し寄せる、うちひしがれた群衆を。=岡田光世訳) (https://www.nps.gov/stli/learn/historyculture/colossus.htm)しかし、教会にとっては、「群衆 huddled masses」も、顔の見えないプロレタリアートという「押し寄せる」人の群れもありません。個々の罪人がいて、教会は、迷える羊を探し求め、すべての人を名前で呼び戻すキリストなのです。誰もが教会の門戸を叩き、洗礼と赦しと永遠の命のパンを求めることができるのです。

イエズスは昔も今も教会です。イエズスは、逐謫(ちくたく)の身(楽園を追放された者)なる人々を探し求めておられます。イエズスは、ハンセン病患者や霊に取り憑かれた人々の間を行き来されました。イエズスは、筵(むしろ)の上の不具者を、身をかがめて慰め、「身を寄せる群衆 huddled masses」によって半ば踏み潰されました。イエズスは、サマリア人や徴税人と話をし、売春婦や遊女に自分たちも非常に愛されているため罪が赦されることを思い起こさせられました。イエズスは、死者をよみがえらせられました。イエズスは、盲人を見えるようにされました。イエズスは、心の清い人を誰も拒否なさいませんでした。

イエズスの敵がイエズスを憎んだのは、自分たちが善業をしていると公に断言するという偽善を、イエズスが明らかになさったからです。ユダはお金の入った袋を預かっていました。ユダヤ教最高法院(サンヘドリン)は[聖書の]巻物を誇示しました。白塗りの墓[偽善者]でした。キリストが来られたのは、命をもたらすためであって、この世的な死を承認するためではありませんでした。

イエズスは門戸を閉ざされることはありませんでした。ご復活の後、使徒たちが隠れ家で「身をすり寄せる群衆」だったとき、聖霊が火の舌となって一人一人にご出現になりました。墓の扉が閉じられていたとき、主はご復活の栄光をもって天使をお呼びになり、石板を脇にどけさせられました。エマオへの道で、二人の使徒[弟子]の感覚の門戸が主に対して閉じられたとき、主は彼らの良心に平和と愛を溢れさせ、彼らが主を認識して「燃える」までにされました。井戸の女が自分の過去の門戸を主に対して閉じたとき、主はその門戸をやさしく開いて、この女の人生のすべてが癒やされるようにされました。律法主義者たちが主を律法で囲い込んだとき、主はすべての人が救われるように律法を新たにされました。なぜなら、子どもたちは、この世が要求する出世するための、この世が嘘をつくような嘘のつき方をまだ学んでいないからです。

イエズスは誰かを愛する前に書類をチェックなさることはありませんでした。イエズスは、山上の垂訓に参加するために身分証明書の提示をお求めになることはありませんでした。

今月、バチカンは、ローマの中心にあるこの都市国家を訪れようとする人には、ワクチン・パスポートを要求すると発表しました。(https://www.catholicnewsagency.com/news/249038/vatican-requires-vaccine-pass-for-visitors-employees) まさに[ラ・サレットの]聖母が言われたように、ローマは信仰を失いました。ローマは旧約のやり方に戻り、闇に生きる人々に良い知らせをもたらすために出て行くキリストのみわざよりも、この世への賛辞と、お金や影響力の奴隷であることを好んでいるのです。


この分裂の時代に、世界は逆さまになりました。使徒の骨の上に建てられた聖ペトロ大聖堂は、キリストが抱擁した子どもたちの体を注射するという悪魔的な儀式に参加していない人々には門戸を閉ざしています。教皇は、世界革命の火種となるパンデミックを設計したグローバリストの所属司祭(チャプレン)として身を売っています。

時代精神は、グローバリストが描く地獄のビジョンのための、倒錯、反転、違反、霊的破壊行為、創造された秩序の拒絶です。ローマにいる教皇はこれを祝福し、自分の役務者たちをグローバリストの計画案のために祈るように送り、信者たちに儀式化された幼児虐殺の胎児血清で新たな洗礼を受けるように強要します。教会は東ドイツの官僚機構になってしまいました。ローマの名はもはや歓迎されず、政治的な服従が求められています。

教皇は反キリストです。私の言っていることが本当かどうか、自分で考えてみてください。「サタン、引き下がれ」が、「暗黒の君、何かお役に立てるでしょうか?」になってしまいました。

これは大げさでしょうか? フランシスコは、聖ペトロ大聖堂の柱列を通過するすべての人が、獣のしるしをつけられ、ワクチン証明書類でそれを誇示するように指示しています。フランシスコのワクチン義務化(バイデンの場合は言うまでもありません)と、フランシスコが統括するグローバリストとの関連性は否定できません。

例えば、最近の「ザ・レムナント」のビデオ(https://remnant-tv.com/video/454/world-vaccination-michael-matt-on-the-kennedy-connection)では、編集長マイケル・マットが、ロバート・ケネディ(殺害されたロバート・ケネディ司法長官の息子にして殺害されたジョン・F・ケネディ大統領の甥である)の近刊を紹介しています。ロバート・ケネディは、コロナウイルスのパンデミックが発生するほんの数カ月前に、グローバリストたちがニューヨークに集まり、現在私たちがこの目で見ている、まさに虐殺と支配の乱痴気騒ぎを計画していたことを思い出させてくれます。

新型コロナウイルスは生物兵器であり、「ワクチン」はそれに続いて来るものです。最初のパンデミックで世界を驚かせ、臆病にさせ、次に「ワクチン」で服従を教え込み、支配を強化します。秘跡にあずかりたい人は、人間のいけにえという反秘跡にあずかったことを証明しなければなりません。もし悪魔がローマを支配しているとしたら、これ以上の悪魔的な支配はないでしょう。

それだけではありません。この生物兵器はアンソニー・ファウチという名のサイコパスが資金提供したもので、彼は自分の国の法律を迂回して、自分の『ドクター・モローの島』の仕事を中国に移したのです。ファウチはグローバリストのモローであり、武漢はグローバリストのグアンタナモ収容所です。欧州や北米では決してできないことができます。グローバリストが資金を提供した生物兵器が放たれると、あとは地球規模でのワクチン接種という「計画」に従うだけでした。

その計画の真意は、世界規模の戒厳令を正当化し、最終的にはフランシスコの大切なガイア[大地の女神]を汚す人間を抹殺することにあります。ベルゴリオがパチャママをなだめるために、バチカンが皆さんにワクチンを打てと言い張っていると思わないのであれば、皆さんは気が付いていなかったのです。回勅「ダウダート・シ」(Laudato si)を読んで、フランシスコが人間と植物のどちらの命を救うことを選ぶだろうかを考えてみてください。(https://www.vatican.va/content/francesco/en/encyclicals/documents/papa-francesco_20150524_enciclica-laudato-si.html)


フランシスコと、悪魔的グローバリストとの癒着は、たまたま起こった単なる付随的なものではありません。これは、理解するにはあまりにも恐ろしい真実です。フランシスコは、単にグローバリストと仲良くしようとしているのではなく(それもしていますが)、グレート・リセットの中心的存在なのです。

フランシスコが統括する「新しい教会」が無かったならば、つまり「ノブス・オルド・ミサ Novus Ordo masses」と呼ばれるプロテスタントの異端の儀式に参加する、また、殉教者がそのために死んだ教えをないがしろにする、分かっていない反カトリックの「群衆 huddled masses」が無かったならば、そもそもグレート・リセットはあり得なかったのです。

第二バチカン公会議は最初のグレート・リセットでした。それがなければ、転覆、逆行、違反、霊的破壊行為、創造された秩序の拒絶などの現在行われているモダンバレエ[近代的な動き]のその他の部分は不可能だったでしょう。

「新しい教会」は、グローバリズムの犠牲者ではありません。グローバリズムは「新しい教会」の副産物なのです。最初の革命は[堕天使らの天主への反乱として]天でありました。それで天使たちが地獄を支配するようになったのです。「新しい教会」は、教会に対するミルトンの反対イメージです。フルトン・シーン大司教(https://www.virgosacrata.com/antichrist-signs-of-our-times.html)やクリストファー・フェラーラ、トーマス・ウッズ(https://www.angelicopress.org/the-great-facade-ferrara-and-woods)の洞察を借りれば、それは猿まねであり、「偉大なファサード[見かけ]」です。

グレート・リセットの中心に、「新しい教会」というカルトの信者がいることは明らかです。ナンシー・ペロシ[米下院議長]、ジョー・バイデン[米大統領]、マーク・ミリー[米軍統合参謀本部議長]、テッド・リュー[米下院議員]、ジョン・ロバーツ[米最高裁判所長官]、アンソニー・ファウチ…すべて「新しい教会」の信者です。全員が第二バチカン公会議の毒入りの井戸を飲み干し、熱心に「現代世界憲章」(Lumen Gentium)を書いた者の言いなりになろうとしています。

「新しい教会」の背教者であるジェームズ・コミー[元米連邦捜査局(FBI)長官。議会で当時のトランプ米大統領に不利な証言をした]は、グレート・リセットの目玉である、ドナルド・トランプに対するクーデターの実行を手伝いました。(2016年は、米国の最後の選挙でした。それ以来、一度もないし、今後もないでしょう。独裁的なコントロールは、もう一人の「カトリック信者」であるリチャード・デイリー[元シカゴ市長。在任中、警察の拷問が問題になった]の手法が、全国的に導入されて初めて完成するのです)。

「新しい教会」のプロパガンダ担当者であるスティーブン・コルベア[米コメディアン。ホワイトハウス夕食会でのスピーチが物議を醸した]は、ネオ・カトリックが世界秩序をリセットする間、「群衆 huddled masses」の気をそらすために笑いの要素を提供しました。「新しい教会」は、グローバリストが人類に対して実行している「ツークツワンク」(Zugzwang)[チェスで自ら状況を悪化させる手を指さざるを得ない状態]の最初の動きです。第二バチカン公会議の後、悪魔とその「新しい教会」の助け手が私たちを信じさせようとしていることは、カトリック信者の唯一の選択肢が、諦めるか退却するしかかないと思わせることです。

「ワクチン」が非常に便利なのは、不法な権力者が、羊と山羊、つまり、「新しい教会」とグローバリズムの大嘘を受け入れる者とそうでない者を明確に区別することができるからです。羊は従いますが、山羊は頭を突き合わせてしまうので、処分しなければなりません。

「ワクチン・パスポート」は、この重要な一線を引くための完璧な政治的リトマス試験です。黄色いダヴィドの星は、私たちの携帯電話についている小さな緑色のチェックマークと全く同じ機能を果たしました。現代の「踏み絵」は、フランシスコが皆さんに勧めているワクチンの予約です。「愛徳の行動」として、です。(フルトン・シーン大司教が反キリストについて警告したことを思い出してください。「反キリストは愛のための愛を増やし、人のための愛を減らすでしょう。宗教を破壊するために宗教を引き合いに出すでしょう。彼は天主を信じないでしょう」。(https://www.ncregister.com/blog/fulton-sheen-s-clear-warning-about-the-anti-christ))


皆さんは自分の体と政府の仕事を守るために、自分の良心を殺してもいいと思っていますか? わかりました、それならここにグリーン・パスポートと青いチェックマークがあります―皆さんは愛から行動したに違いありません! 皆さんは、リセットすることを望んでいないのですか? 皆さんは、新世界秩序を受け入れたり、現代のやり方に「現代化(アップデート)」したりするためには、硬すぎるのですね? それならば、ここに黄色い星[ナチス時代にユダヤ人たちが付けることが義務付けた]があり、息苦しいマスクがあります。皆さんが分裂させる者であるというしるしとして、これを身につけてください。水晶の夜[1938年11月9日に起きたユダヤ人商店などを破壊するナチスの活動]、または1月6日[2021年の米連邦議会議事堂"襲撃"事件の日]に、当局に報告してください。

フランシスコは「新しい教会」の指導者であり、彼の仕事はキリスト教を破壊することだけではなく、抵抗し続ける少数の残ったキリスト教信者にしるしをつけて追い詰めることです。フランシスコのゲームを理解するために、彼が自分の攻撃を隠そうとする嘘を考えてみましょう。

彼は、2000年の聖伝と真理を覆すような自発教令を発し、それを継続と一致の名の下に行うと主張しています。そのことを批判されると、また別の嘘をつきます。例えば、9月中旬に東欧を訪問した際、フランシスコに最近行った腸の手術について質問した司祭に対する、このような驚くべき回答があります。(https://apnews.com/article/europe-religion-pope-francis-slovakia-bratislava-f018aeb6e5d420703822ef75aed6272c)

「まだ生きていますよ」とフランシスコは言いました。「私が死ぬことを望む人もいましたが。世間で言われているよりも教皇の状態が悪いと考える司祭たちは、会議さえ開いたと知っています。彼らはコンクラーベの準備をしていたのです」。
「辛抱してください。私が元気であることを天主に感謝します」と付け加えました。

フランシスコは、信仰や聖にして母なる教会への攻撃に対する批判が個人的な侮辱であるかのように、真実を捻じ曲げています。(フランシスコの友人が発明した)コロナウイルスに感染したバーク枢機卿を公然と馬鹿にしたのはフランシスコでした。しかし、私たちは真理を忘れ、フランシスコが考えついたことを聞いて、それを信じるしかしません。その背後にあるものは、野心とそびえ立つ高慢さだけです。ローマ皇帝の候補者のように、フランシスコは冠を --- この場合は自分で想像したメロドラマのような殉教の冠を --- 拒否し、他方では、同時にそれを受け入れています。「彼らは私が死ぬことを望んだが、私は生きている!」と。いいえ、フランシスコ、私たちが求めたのはミサです。はっきり言うのは申し訳ないのですが、あなたのことではなかったのです。

嘘を隠すために嘘をつくという策略は、同じ短いインタビュー(しかもロイス・ラーナー流に事前に準備されていたと思われます)[ロイス・ラーナーは、オバマ大統領再選のため保守系団体を狙い撃ちにした税審査の厳格化問題で追及されて辞任した官僚]での一連のコメントにも引き継がれています。
フランシスコは、分裂や、自分を疑いの目で見る人々にどう対処するかについても問われました。これは、フランシスコが資本主義を批判し、環境や移民に焦点を当てていることを長い間批判してきたカトリック保守派への言及でした。


彼らの批判は、7月にフランシスコが古いラテン語ミサの挙行を取り締まったことで、怒りに変わりました。フランシスコは、引退教皇ベネディクト十六世[の自発教令]をひっくり返して、古いミサを捧げることを再び制限し、ラテン語ミサが教会の分裂の原因となり、イデオロギー的な理由で利用されてきたため必要な措置である、と述べました。

フランシスコはその回答の中で、ラテン語ミサの反響に言及し、「教皇の悪口を言い続けている大きなカトリックのテレビ局」があると指摘しました。彼は名前を挙げませんでしたが、EWTNメディア巨大企業のことを指していたのかもしれません。このテレビ局は現在の教皇職に批判的で、特にフランシスコが古いラテン語ミサを制限していることに批判的です。

「私は罪人なので、個人的には攻撃や侮辱を受けるに値するかもしれませんが、教会はこのようなことにはふさわしくありません。これは悪魔の仕業です」と彼は言いました。「ええ、私のことを悪く言う司祭もいます。時に我慢できなくなることがあります。特に、彼らが本当の対話に入らないで、裁く時そう感じます。あのような態度は、どうすることもできませんね。」

しかし、フランシスコは、自分の対応は、ただ宣教だけだと言いました。「私は、彼らの考えや空想の世界に入り込むことなく、ただ前進するだけです」と語っています。
この方向を変えることこそが、「新しい教会」の本質であり、「新しい教会」が生み出した「グレート・リセット」の本質です。まるで「資本主義」や「環境」の問題であるかのように。地球を偶像化し、共産主義を信経に変えたのはフランシスコですが、彼の嘘はすべてを反対に変えてしまうのです。

根本的な真実は、フランシスコが「新しい教会」とカトリック教会の間のあらゆるつながりを破壊したことです。その後、悪魔的な茶番劇で、教会を攻撃しているのは他の人々だというふりをしています。同時に、彼は自分のことだけでなく、自分が解体用のボールを振ってぶつけている他の教会組織についてもすべて、他の人々のせいだというふりをしています。

フランシスコは反キリストです。彼は聖ペトロ大聖堂の廃墟の上に座り、自分が消し去ったものを保存し、さらにアップグレードさえしたと主張しています。彼は、フルトン・シーン大司教が言ったように、愛から、そして宗教のために、これを行ったと主張し、聖母が予言した恐ろしいドラマを演じているのです。

圧迫を受けると、嘘つきのフランシスコはアキレスになって、誰もがいつも自分を狙っているとすねてしまいます。それはサラウンド音声による悪魔的な方針の間違いです。教皇フランシスコの口から出てくる言葉の全てがそうです。彼は混乱しているわけではありません。体調が悪いわけでもありません。彼は反キリストです。サタン的な分裂させる者です。キリスト教の大司祭(キリスト教的な天と地との橋作り)の衣装をした悪魔です。

この新世界秩序において、サタニズムがキリスト教であり、憎しみが愛であり、中絶された子どもたちが薬であり、反キリストが教皇であり、「新しい教会」が真の教会であり、ノブス・オルドが[真の]ミサであり、人口減らすことが管理であり、地球が神であり(占星術に対するフルトン・シーン大司教の警告を思い出してください―フランシスコは究極の占星術師です。地球を神格化していますから)、グローバリズムが愛国心であり、分裂が安全であり、ダヴィドの星がケアの象徴なのです。

この新世界秩序において、私をイシュマエルと呼びなさい[イシュマエルは、アブラハムの子供で、妻の奴隷であったハガルから生まれた。しかし、アブラハムの妻サラは後にイサアクを生むと、イシュマエルとハガルを荒野に追放した]。私に亡命者と拒否者の烙印を押しなさい。私を、身をすり寄せる群集から離れて歩かせなさい。私を山羊と呼びなさい。天主の小羊の血を拒む羊たちと一緒に群れるつもりはないからです。



バチカン、中絶胎児由来の細胞株使ったワクチン接種を容認

2021年03月20日 | 迫り来る危機
参考情報です
バチカン、中絶胎児由来の細胞株使ったワクチン接種を容認 からの転載
https://www.cnn.co.jp/world/35164214.html

(CNN) 新型コロナウイルスワクチンの開発、製造段階で人工妊娠中絶された胎児に由来する細胞株が使われているとして、中絶反対派のカトリック教徒らが懸念を示していた問題で、ローマ教皇庁(バチカン)は21日、こうしたワクチンの接種を受けることは倫理上、正当化されるとの見解を示した。

バチカン教理省がフランシスコ教皇の承認を受けた覚書を公布した。

新型ウイルスのワクチンをめぐっては、中絶で採取された胎児の細胞を使っているとして、一部の司教らが接種反対の立場を表明。実際にはこれらの細胞は、数十年前に入手した組織を使って実験室で操作し培養されたもので、中絶胎児から直接つくられたものではないが、カトリック教会内部で意見が分かれ、倫理上の指針を求める声が上がっていた。

米カトリック司教協議会も今月、ワクチンの使用は倫理的に正当化されるとの判断を示していた。

バチカンの覚書は判断の根拠として、危機の緊急性が高いこと、代わりに使えるワクチンの選択肢がないこと、数十年前に行われた中絶と今作られたワクチンの接種を受けることの間に密接な関連性はないことを挙げている。

接種を受けても中絶に加担することにはならないとし、中絶胎児由来の細胞株を使うことが倫理的に是認されたと解釈するべきではないとも明記された。

さらに各国政府や製薬会社、国際機関は道義上、ワクチンが貧困国にも平等に供給されるよう努める義務があるとも強調している。


ヴィガノ大司教:全員が新型コロナウイルス感染症のワクチンを受けねばならないと言う教皇フランシスコに反応

2021年02月03日 | 迫り来る危機
ヴィガノ大司教、全員が新型コロナウイルス感染症のワクチンを受けねばならないと言う教皇フランシスコに反応

聖座によるワクチン推進に関するカルロ・マリア・ヴィガノ大司教の考察:2021年1月15日(LifeSiteNews)
https://www.lifesitenews.com/opinion/abp-vigano-on-francis-push-for-vaccination-the-salvation-of-the-body-is-the-supreme-law


Sanitas corporum suprema lex.
体の健康は最高の法である。(教会法の Salus animarum suprema lex 「霊魂の救いは最高の法である」 をもじった表現)

数日前、イタリアの民放テレビ「カナレ5」(Canale5)で、ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ( [注]フランシスコ教皇の本名) が製薬会社の「スポンサー」という異例の役割で登場したインタビューが放送されました。私たちはすでに彼を政治家の役割で、労働組合員の役割で、制御なしの移民容認の推進者という役割で、不法移民を歓迎する支持者という役割で、そして慈善家という役割で見てきました。

これらすべての役割の変容の中で常に浮かび上がってきているのは、自分の組織の役割[教皇職]から完全に遠ざかることができる彼の能力と並んで、このアルゼンチン人の多面体的な性格です。私たちは今、彼が製薬会社の「推進者」であり、確信的なワクチンの「支持者」であり、1年前から大衆をコントロールし、世界経済フォーラムが望んでいる「グレート・リセット」を押し付ける手段として新型コロナウイルス感染症を利用してきた人々の熱烈な「応援者」でもあることを発見しています。

ワクチンが有効性を保証するものではなく、むしろ深刻な副反応を引き起こす可能性があるという事実もあります。いくつかのケースでは、ワクチンが中絶した胎児から採取された細胞に由来して製造され、それゆえにカトリックの道徳と完全に相容れないという事実もあります。高免疫血漿(けっしょう)を用いた治療、そのほかの代替治療プログラムを用いた治療は、その有効性の証拠があるにもかかわらず、使用を拒否されているという事実も存在します。

こういったすべてがあっても、全くゼロの医学的能力に基づいて今、信徒にワクチンを推奨している一方で、ベルゴリオの主権者としての権威を利用して不特定の「倫理的義務」の名の下に、疑わしい治療を受けるようバチカンの市民に要求している新しい「専門家たち」にとっては、それらの事実はほとんど意味がないのです。殺風景なパウロ六世記念ホールは、この新しい公衆衛生の儀式を行うための神殿として、象徴的に選ばれました。そこでは「新型コロナウイルス感染症教」という宗教の役務者たちが司式を務めますが、それは霊魂の救いを保証するためではなく、体の健康に対する偽りの約束を保証するためです。

異端者や偶像崇拝者との対話という名の下に、無節操にも少なくないカトリックの諸真理を破壊した後、ベルゴリオが放棄することができないただ一つの「教義」が、予防接種の義務という教義であるのは、不愉快なことです。気を付けてください。これは[シノドス好きの]彼が、いかなるシノドスの手続きもなしで一方的に定義した「教義」です。教義とは、その発表前に、たとえ道徳的な一貫性がなくても、少なくとも功利主義的な細心の注意によって、最低限の賢明さがあることを人々が期待するようなものです。

なぜなら、遅かれ早かれ、人々に対するワクチンの効果が発言するようになったとき、ワクチンが引き起こした死者の数や、まだ実験中の薬によって生涯にわたって不具になってしまった人々がどれほど多くいるのかを数え始めたとき、誰かが確信的なワクチン支持者に説明を求めることができるようになるからです。

その時点では、自分たちに認められた権威に基づいて、無防備な被験者に、いわゆるワクチンを接種するように説得した者たちのリストを作成するのが、まったく当然のことになるでしょう。彼らは、自称専門家、利益相反のあるウイルス学者や免疫学者たち、大手製薬会社に雇われている蚊の専門の科学者たち(zanzarologi)、科学的野心を持った獣医師、政府が資金提供したジャーナリストや世論形成を行った者、面目を失った映画スターや人気歌手らですが、このリストにベルゴリオも例外的な支持者として、側近の高位聖職者たちとともに加えなければなりません。[訳者注:特にイタリア人読者には、ヴィガノ大司教の挙げたリストで誰のことを言っているのか個人を特定できるだろう]

そして、もしも現在、この問題に関する専門能力に欠けているということが、それを理由に少なくとも賢明な沈黙を守るべきだと考えるには十分でないと思われるなら、その時が来れば「知らなかった…」「想像もしなかった…」「私の専門分野ではなかった…」と彼らが抗弁しても、彼らの罪を重くさせる要因としてのみ判断されるでしょうし、そのように判断されるべきです。「Stultum est dicere putabam [「私はそうと思っていた」と言うのは愚かなことである]」。

もちろん、ベルゴリオの教会では、同棲は使徒的勧告「アモーリス・レティチア」(Amoris Lætitia)で合法化することができ、イタリアのカトリック日刊紙「アッヴェニーレ」(Avvenire)は今日、ジェンダー・プロパガンダのパンフレットのように簡単に「LGBTの子育て」を語ることができ、母なる大地を礼拝する偶像崇拝的な儀式は、マルサス的環境主義に好意を示しながら聖ペトロ大聖堂で行うことができます。聖なる叙階の秘蹟の問題は修正され、女性に役務者の資格を授与することできます。死刑は不道徳と宣言することができ、他方で妊娠中絶についてはさりげなく黙っているのです。汚聖を犯さないために舌でご聖体を受けることを望む人々にはそれを拒否しながら、公の罪人にご聖体を授与することができます。教室へ入るのは、すでにアイルランドで起こったように、予防接種を受けていないカトリック学校の生徒には拒否することができます。

そして、さらにカトリックの教義に対するこれらの露骨な冒涜は、公会議による革命と完璧なイデオロギー的連続性をもっており、しかも、秘教と迷信の境界線上にある「科学」というものへの確固とした揺るぎない信仰告白を伴っているのです。一方で、天主を信じることをやめれば、何でも信じることができます。

このように、ベルゴリオにとって、洗礼によって唯一のキリストの教会に属することが霊魂の永遠の救いに究極的には余計なことであったとしても、ワクチン開始の儀式は、個人の肉体的な健康に不可欠であることが「エクス・カテドラ」(ex cathedra [聖座からの不可謬宣言に例えている])で宣言されており、不可欠なものとして、それは延期不可能で必要なものとして提示されています。

エキュメニズムと宗教間対話の名の下に、啓示された真理を脇に置くことが可能であるならば、新型コロナウイルス感染症の「教義」や、パンデミックについてのメディアによる啓示、ワクチンという救いの秘蹟に疑問を呈することは同様に許されません。そして、回勅「フラテッリ・トゥッティ」(Fratelli Tutti)によって、普遍的な兄弟愛が、生けるまことの唯一の天主への信仰から離れて推し進められるのならば、いわゆる「否む者」との接触は許されません。否む者とは、新しいカテゴリーの「避けるべき」罪人であって、群れへの警告となるように、健康の異端審問とメディアの破門によって異端として処罰されなければなりません。

「この教えを持たずにあなたたちのところに来る者があれば、その人を家に入れず、挨拶もするな」(ヨハネの第二の手紙10節)と聖ヨハネは警告しています。ベルゴリオは誤解したに違いないので、彼は中絶賛成者や犯罪者に挨拶をしたり受け入れたりしていますが、自らを「反ワクチン派」に汚染させることはないのです。

この科学絶対の教義主義は ---- この教条主義は、科学が宗教よりも優先するということを最も熱烈に支持している者たちさえをも恐怖に陥れるものですが ---- 、科学者ではない人々によって広められています。影響力のある情報発信者(インフルエンサー)たちからベルゴリオまで、スポーツ選手からバイデンまで、いわゆる「専門家」から政治家までが宣伝しており、私たちは逃げられないでしょう。彼らは皆、テレビカメラの前で腕を出すことに熱心ですが、ビデオでよく見ると多くの場合は注射器の針がまだキャップで覆われていたり、ワクチンの血清は実際には不透明であるはずなのに接種液が透明だったりします。

これらは明らかに、新型コロナウイルス感染症の大司祭たちが軽蔑をもって[ワクチンを]拒否している[ワクチンへの]反対意見です。「神秘」(mysterium)とは、神聖な行為を儀式化することの一部です。それはちょうど「秘蹟」(sacramentum)がそれが意味するものを成し遂げるのと同じように、です。

押すと引っ込む針で、あるいは注射器のプランジャー [押し子] を押すことなくワクチンを投与することは、大衆の信者たちに伝わるべきメッセージを「劇的に演出する」のに役立ちます。そして、この儀式の犠牲者たち、すなわちファイザーやモデルナ、アストラゼネカでさえ保証する勇気がない免疫という幻影に、すべての人の善のために素直に身を捧げている人々は、新しい健康宗教の一部でもある「いけにえ」(sacrificium)を表しています。

さらによく調べてみると、ワクチンを製造するために妊娠3カ月目に中絶された罪のない赤ちゃんたちは、邪悪な者だけが見て見ぬふりをすることができる恐ろしいパロディーの中で、地獄の力を讃美するための一種の人間のいけにえとなっているように見えます。

グロテスクな儀式の狂ったような興奮状態の中で、典礼聖省の注意書きさえも欠くこともありません。同省は、不条理を完全に無視しながら、灰の水曜日に聖灰を塗る方法についてをおかしなラテン語で公布しています。「Deinde sacerdos abstergit manus ac personam ad protegendas nares et os induit[その後、司祭は手を洗い、鼻と口を保護するためにマスクを着けます]」[古代ローマの演劇用の"仮面"という単語をマスクとして使っている]。洗剤を使った手の清めとマスクの使用は科学的には無意味ですが、儀式によって表現された「信仰」の伝達には象徴的に必要なことです。そして、まさにこのことから、アキタニアのプロスぺロの古代の格言「Lex orandi, lex credendi」[祈りの法は信仰の法]がいかに真実であり、いかに有効であるかを理解することができます。この格言によれば、祈る方法が信じることを反映させているからです。

誰かが、ベルゴリオが実行した教皇職の完全な崩壊を避けようとする敬虔な試みで、ベルゴリオが表明した「意見」はまさに意見であり、まさに意見のままにとどまっており、それゆえに、カトリック教徒には自分の良心と自然道徳とが不道徳であることを証明するそのワクチンを受ける義務はない、と異議を唱えるでしょう。

しかし、「カナレ5」では、新しい「教皇の教導職」が、明示的に発表されたのです。それはちょうど、飛行機の中で、LGBTについての教義「裁くような私は一体誰なのか?[だれも裁くことはしない、私は裁かない]」が定義されたのと同じであり、また、ちょうどそれは「アモーリス・レティチア」の脚注で、結婚の非解消性が司牧的実践の名の下に否定されたのと同じです。政治家がソーシャルメディアでツイートし、自称専門家がテレビスタジオでもったいぶって話し、高位聖職者たちがインタビューで説教します。将来のいつかベルゴリオが[エコロジーの]電動スクーターを勧めるために宣伝に登場しても驚かないでください。

カトリック教徒は、信仰や道徳と衝突するものを自分たちに本能的に指し示してくれる「信仰の感覚(sensus fidei)」によって照らされ、この医療供給物のセールスマンの役割が、多面体的なベルゴリオが果たす多くの役割のうちの一つに過ぎないことをすでに理解しています。

彼が頑なに果たしたくないと強く主張している唯一の役割は、キリストの代理者の役割です。その理由は、彼のあからさまな無能さのため、生来の短気さのため、あるいはまさに最初から意図的にそれを選択していたためです。このキリストの代理者の役割を果たしたくないということは、まさにこれ以外の何ものでもなく、このアルゼンチン人の参照ポイントが何であるのか、彼を動かしているイデオロギーが何であるのか、彼が設定している目標と、その目標を達成するために彼が使おうとしている手段が一体何なのかを明らかにしているのです。

+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ
2021年1月14日
司教証聖者教会博士聖ヒラリオ

アメリカで百万人の大行進「アメリカをもう一度偉大にする(Make America Great Again)」:ヴィガノ大司教のメッセージ

2020年11月18日 | 迫り来る危機
ヴィガノ大司教、百万人の「アメリカをもう一度偉大にする(Make America Great Again)」大行進にメッセージ:
「祈れ、正義と真理が勝利すると信頼せよ」英語原文WEBサイト
をご紹介します。

「誇りを持って天主の下にあることを宣言するこの偉大で愛すべき国のキリスト教徒、誠実な市民として、私たちにはこの機会にも、正義と真実が勝利することを信頼する義務があります。そして、多くの人々の誠実さや公平さだけでなく、何よりも私たちの祈りによっても勝利することでしょう。弁護士や判事が犯した虐待や犯罪を調査するとき、私たちの強力な代弁者(弁護者)である聖マリアの御取り次ぎを通して、最高の判事である主に立ち返ろうではありませんか。まさにこれが、天主のみ旨が成就し、真理が偽りに打ち勝つことができるように、私たちが訴えることができ、訴えなければならない「最高裁判所」なのです。」―ヴィガノ大司教

日本にいる私たちも、ヴィガノ大司教の特別な祈りに心を合わせましょう!
アメリカ大統領選挙は終わっていません。今こそ、この記事をお読みくださる皆様の寛大なお祈りが必要なのです!


Abp. Viganò to Million MAGA March: Pray and “Trust that Justice and Truth Will Triumph”
ヴィガノ大司教、百万人の「アメリカをもう一度偉大にする(Make America Great Again)」大行進にメッセージ:「祈れ、正義と真理が勝利すると信頼せよ」


【編集者注】昨日(2020年11月14日)、カルロ・マリア・ヴィガノ大司教は、ドナルド・トランプ大統領を支持する「Million MAGA March」(百万人 MAGA 大行進)英語原文サイトはこちらのために首都ワシントンに集まった数万人の米国人に挨拶と特別な祈り(PDFはこちら)を送りました。
https://www.lifesitenews.com/news/trump-supporters-flood-streets-of-dc-urge-president-do-not-quit-as-he-fights-for-fair-election



この挨拶と特別な祈りのPDFはこちら 英語原文
https://catholicfamilynews.com/wp-content/uploads/2020/11/Abp.-Vigano-Million-MAGA-March-Message-and-Prayer-11.14.2020.pdf

テイラー・マーシャル博士も出席し、米最高裁判所の建物の外に集まった群衆に閣下のメッセージを伝えました(時間の都合上、マーシャル博士はメッセージを若干省略し、大司教様がこの日のために作成した祈りを省略せざるを得ませんでした)。




百万人 MAGA 大行進

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、

明らかになりつつある不正選挙に直面して、真実と透明性を求める正当な要求をしている皆さんと霊的に一致して、このメッセージを送らせてください。

国民が一人の候補者を声を上げて支持したと信じさせようとしている人々がいますが、彼らは愚かにも、まだ票の計算が進行中に、このことを伝えました。彼らは勝利を確信していたので、反対の声を一切受け付けず、現職の米大統領の言葉を検閲するところまで行ってしまったのです。

それは本当です。国民は声を上げましたが、母親の胎内で罪のない命を殺すことを推進している人たちを支持してではありません。私たちの子どもたちに死のイデオロギーを押し付ける人たちを支持してではありません。新世界秩序の確立を望む国際的なエリートに従う人たちを支持してではありません。

そうではなく、国民は伝統的な価値を支持し、生命を守り、家族を守り、国家主権を守るために声を上げてきました。米国を偉大にし、皆さんの国の自由と平和、調和と繁栄の基礎を形成している価値を。

国民がメディアの洗脳に従わないなら、民主主義は、いわゆる民主党にとってはもはや重要ではありません。彼らは詐欺や欺瞞、票や合意の操作に頼らざるを得ないのです。しかし、何かがおかしくなってしまったのです。「罠は破れ、私たちは逃れた」(詩篇123章7節)。

誇りを持って天主の下にあることを宣言するこの偉大で愛すべき国のキリスト教徒、誠実な市民として、私たちにはこの機会にも、正義と真実が勝利することを信頼する義務があります。そして、多くの人々の誠実さや公平さだけでなく、何よりも私たちの祈りによっても勝利することでしょう。弁護士や判事が犯した虐待や犯罪を調査するとき、私たちの強力な代弁者(弁護者)である聖マリアの御取り次ぎを通して、最高の判事である主に立ち返ろうではありませんか。まさにこれが、天主のみ旨が成就し、真理が偽りに打ち勝つことができるように、私たちが訴えることができ、訴えなければならない「最高裁判所」なのです。

祈願

われらの主イエズス・キリストのご托身とご受難とによって、罪深い人間を御身の愛でかたじけなくもあがない給うた至聖にして分かたれざる三位一体、全能の天主なる主よ、われら御前にひれ伏してこい願い奉る。われらの愛する国に闇が蔓延していると思わるるこの大混乱の時に、御身の力強きご保護を与えられんことを。

万軍の天主なる主よ、御身の永遠の定めにより、われらの母にして元后、至聖なるマリアの足で踏み砕かれし人類の敵を地獄へ退け給え。悪徳と御身への憎しみで盲目となり、われらの国と全世界を、罪の暴政と御身の至聖なる法への反逆に陥れようとする者たちの攻撃をむなしいものとなし給え。米国の運命を導くために召された人々、そして忠誠と名誉をもって国に仕える人々に知恵と勇気を与え給え。

主よ、われらの大統領と公職者ら、牧者らを祝福し給え。上から託された権力を行使する人々が、誠実さと正義とをもって職務を遂行せんがために必要なる御恵みを得られんがために。

全能の天主よ、キリスト教徒の軍隊の側に何度も御自分の御右手の力を現された御者よ、御自ら、この御身の子らの軍勢の先頭に立ち給え。聖母マリアの御取り次ぎによって、われら御身に祈りを捧げ奉る。その祈りが、香のごとく御身のもとに立ちのぼり、それによって、御身の掟を守り、われらの罪を悔い改める決心をさせ、御身がわれらに約束し給うた自由と平和を得られんことを。「われ平和をなんじらに残す。わが平和をなんじらに与える。わが平和をなんじらに与えるのは、世が与えるごとくにあらず。なんじら心を騒がさず、恐れてもならぬ」(ヨハネ14章27節)。

天主なる主よ、われらの民に平和を与え給え。われらのふさわしからざるに目を向け給わず、米国の元后にして守護者なる無原罪の聖母の御功徳に目を向け給え。聖母が、御身の御稜威の玉座にわれらの謙虚なる祈り、われらの聖なる意向、われらの償いとを捧げられんことを。

マカベの時代に御身が聖なる英雄と勇敢なる信仰の証し人を興し給うたごとく、今日もわれらが御身に挙げ奉る祈りを聞き給え。そして、彼らの心からおごり高ぶりを散らし給い、御身の聖なる御旗の下に仕え奉る人々に勝利を与え給え。アーメン。

GOD BLESS THE UNITED STATES OF AMERICA
GOD BLESS OUR PRESIDENT
(米国に天主の祝福があらんことを
われらの大統領に天主の祝福があらんことを)

+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ