カラスといちごとクロッカスと

身の回りの鳥や小動物、庭の花や畑の野菜など、日々日々、季節季節の情報を、
個人の目をとおしてお届けします。

庭を今後どう作っていけばいいか

2023年10月11日 08時00分00秒 | ガーデニング
アジサイ「ブルームストラック」(Hydrangea macrophylla 'BloomStruck')
2023.09.15撮影

今日の画像は、1ヶ月ほど前のわたしの庭からです。

この夏、わたしの庭では、植物が全体的に勢いが悪かった。それは、前の記事にまとめました。


ここで繰り返すと、
・花が小さい、花つきが悪い、花がそもそも咲かない
・株の数が少ない、なくなってしまった植物がある
成長しきらない

一言で言えば、わたしの庭は、様変わりしてしまったのです。

今日は、現実に鑑みて、今後、わたしが庭をどう作っていけばいいのか考えてみます。

ムクゲ「コーレスティス」Hibiscus syriacus ‘Coelestis’)のまだ青い実
2023.09.15撮影


わたしは何年も庭を作ってきました。でも、庭が、こんなに打撃的な状態になったのは初めてです。去年、一昨年、も兆しはありました。でも、ここまでひどくはなかった。

考えられる原因は
1.気候変動全般
2.この夏、バンクーバーで気温が上がらなかった
3.この夏、バンクーバーでは特に降水量が少なかった
4.バンクーバーにおける厳しい散水制限(5月1日〜10月15日)あと数日!
5.相変わらずの、うちの庭の樹木の巨大化(北側の庭)
6.わたしが日本とバンクーバーを行き来して留守がちなこと

1〜4は、わたしのできる範囲のことをする(例えば、リサイクルする、なるべく車に乗らない、など)以外は、わたしだけではどうすることもできない。

5は、バンクーバー市の条例で木を切ることはできない(それに、何年も育てると、情が移っているから、切りたくない)。

6は、両親が存命中はずっとつづいていくことなので、これもわたしが何をどうする、ということではない。

ということは、庭の作り方を変えないと、植物を死なせてしまう、つまり、飼い殺しみたいにするばかり、ということになります。

この夏は、喜びを与えてくれるはずの庭に関して、精神的に疲れました。庭の維持ができなかった。8月半ば過ぎには、足まで怪我して、回復は遅く、マルチ(チップ)作りなど、秋口にするべきこともできていない。

バンクーバーは、ほんのちょっと前まではからからだったのに、先週はずっと雨。雨の季節が来るんだよ。バンクーバーは、夏以外はずっと雨が降るんだよ。いや、気候変動で、来ないのか? 雨が始まると、庭に出られる時間が、グッと減る。晴れ間をぬって作業することになる。

どうすりゃいいんだ、、、

玄関口(家の北側)から、上を見上げたところ
2023.09.15撮影

お隣の、園芸をするおばさんとも話し合ったんです。今年が転機ね、って。そう感じるわ〜〜、って。これ以上、今まで育ててきた植物にしがみついていられない。でも、悲しい。今まで培ってきたものを手放す? 失う?

消えてしまう植物はそのままにして、水をあまり必要としない植物に切り替えていくしかないと思います。また、植え方を工夫して、水の蒸発を防ぐようにしないと。

そして、樹木の茂る北側の庭には、木の下でも生きられる植物を探すことになります。実際、うちの玄関側は、森みたいなんです(直前の画像)。

ひとつ、大変な心配事が・・・わたしが大事に、大事に、大事に、育ててきた、うちのヘレボルス(Helleborus)のほぼ100%は、北側の庭にあるんです。今後、そこで、ヘレボルスは生きていけるのか。


花の咲いたへレボルスの株の数を毎年数えているのですが、今年は、家を留守にしていたので数えられませんでした。でも、前後の様子から、去年より減ったのではないか、と思われます。来年は???

隣のおばさんと、もうひとつ「向き合わなくてはならない」ことを話し合いました。それは、わたしたちの年齢です。

おばさんの方が10歳ほど上なので、わたしにはまだ余裕があるのですが、おばさんが言うには、体の機能に合った庭づくりに変えていかなくてはならない、って。わたしも、そう思いました。

また、年齢が進むに従い、怪我をする率も上がるか、と思います。わたしの庭は、わたしの8月の怪我以来、放ったらかしのままです。

今まで、マルチ(チップ)なんか、自家製だったけど、そういうことから諦めていくべきなのかな。

コメント