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2024.03.22撮影
今日は、わたしの3月下旬の庭から、うれしいニュースをみっつ。3月22日、23日、24日、と、連日、見つけました。
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22日に見つけたのは、ミスミソウ(Hepatica)が *複数* 咲いていたこと。今まで、ひとつこちらに、ひとつあちらに、という咲き方で、うちの庭ではミスミソウは育たないのか、とあきらめかけていたのです。本当にうれしいです。育つのなら、もっと導入してもいいか、と思います。文句なくきれいな花ですね?
この花は、ミスミソウ属(Hepatica)の中でも、いわゆるミスミソウ(Hepatica nobilis)だと思いますが、確証が取れないので、ミスミソウ属とだけにしておきます。
学名 Hepatica
英名 Hepatica
和名 ミスミソウ(三角草)
キンポウゲ科(Raanunculaceae)ミスミソウ属(Hepatica)
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2024.03.22撮影
上は、ちょっと開いたツボミ。下2枚は、複数花が開いたことをお見せしています。この程度しか花はないのですが、去年までと比べたら、すごい進歩です。
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2024.03.24撮影 2024.03.24撮影
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23日には、家の中から見て、あれは何だ、と不思議がっていたものを、外へ出て、やっと目近に確かめました。野菜畑に生えてきて数年育っていた実生の木に、初めて花が咲いたのです。枝先に白っぽいものが点々とついているので、何かと思っていました。
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2024.03.24撮影
わたしは、野菜畑に、野菜くずや果物くずをコンポストとして打ちやります。ですから、そこから実生の木が結構生えてくるのです。前には、次のような、花の咲く木が出てきました。この木は、サクランボの木(Prunus avium)と推定しました。
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2021.04.17撮影(サクランボの木と推察される)
今回咲いた木は、でも、サクランボの木と推定したものとは異なります。次の画像が、今回咲いた花です。花も葉っぱも全然違う。でも、サクランボの木と同じく、スモモ属(Prunus)ではあると思いました。
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2024.03.23撮影(今年咲いた花)
サクランボ以外にうちでで消費されるスモモ属の果物と言えば、モモ、アプリコット、プラム、プルーン、、、と調べて行った挙句、この木は、プラム類、プルーン類の Prunus domestica だろう、ということになりました。
この今年初めて花が咲いた木には、幹から恐ろしげなトゲが伸びているんです(左下の画像)。それも、Prunus domestica の特徴と一致しました。
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2024.03.25撮影 2024.03.25撮影
実は、サクランボの木と思われるものは、わたしが枯らしてしまいました。大きくなっては困ると思い、多分成長するのに必要だった部分を、わたしが切って飛ばしてしまったのでしょう。
そして、信じられないが、同じ間違いをこの新しい木にもしてしまった可能性あり、去年の秋に。ただ、切口(右上の画像)のやや下に新しい芽が出てきているので、ここから枝が出るかも?
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うれしかったことの3つ目は、24日に起こりました。
大好きなプシュキニア・スキロイデス(Puschkinia scilloides)が咲いているのを見つけたのです。たくさん咲いているスキラ・ミシュチェンコアナ(Scilla mischtschenkoana)にやや隠れるように、花を開いていました。咲かないか、咲かないか、と心待ちにして、何度も植っているはずのところを見ていたんですよ〜〜。
直前の画像が、プシュキニア、次の画像2枚が、ミシュチェンコアナです。
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2021.03.03撮影(ミシュチェンコアナ) 2023.03.05撮影(ミシュチェンコアナ)
わたしが、ミシュチェンコアナ(直前の画像2枚)とプシュキニア(次の画像2枚)の2種を混同していたことは、次の記事に書きました。
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2024.03.24撮影(プシュキニア) 2024.03.24撮影(プシュキニア)
プシュキニアは、なくしてしまったか、とヒヤヒヤしていたので、今年咲いてくれて、安堵。でも、本数が少ないので、この秋にはいっぱい球根を買おう、と思います。そして、成功率を上げるために、北側の庭と南側の庭の両方に植えよう。
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2024.03.24撮影(プシュキニア)