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2024.07.15撮影
今日は、ある「事件」に関わった花々を、見ていただきたいと思います。それぞれの花には、「事件」に関わった、ということ以外では、お互いに関連性はありません。
もうひと月以上前になるのですが、庭の一角を見ていたら、あの辺、なんで「はげて」いる? ナマケモノのわたしの庭はジャングルのはずだが・・・ 冒頭画像で言うと、右側の地上部分。あそこ、ちゃんと植物が立っていたはず・・・
おかしいなあ、と思いながら近づくと(以下の画像)、向かって右側には、V字型に倒れている植物が2本あり、左側には、向こう側にまとめてややなびいている植物があることがわかりました。こちらに向かって平たくなっている植物もあります。
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2024.07.15撮影
V字型に倒れている、草丈のある植物は、青色のきれいな色の花のルリジサ(ボリジ)と、キツネノテブクロ(ジギタリス)のすでにタネになりかけている軸(茎)です(次の画像)。
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2024.07.15撮影
なんでこんなことに?
と、ぼ〜〜っとしていましたが、やっと頭が動き出して、なんらかの理由で倒れたんだ、と見たままのことを理解し、それから、何か対策を打つべき? と考えました。
まず考えたのは、切り花にしようか? でも、ルリジサは、花がポロポロと落ちるので、生け花には向きません。おまけに、茎がしゃんと立たないので、生けること自体が難しいです。キツネノテブクロの方は、タネになりかけているものを屋内に入れたら、タネが落ちて大変になります。
では、起こす? ルリジサは、外で、普段からでも軸の途中から折れて、それでも平気なので、そのまま、放っておけば良い、キツネノテブクロの方は、立てなくても寝かせておけば、そこでそのままタネを落としてくれる。
ということで、両者ともそのままにしておくことにしました。
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きれいでしょ〜〜。ルリジサです。
ツボミはピンク、花開いてもそのままピンク、花が成熟してくると、ピンクからだんだん青っぽくなり、最終的に、この独特の青い色になります。咲き始めが青で、後にピンクになる、と主張する記事がありますが、それは間違いです。わたしはちゃんと観察してあるんだから。
学名 Borago officinalis
英名 Borage
和名 ルリジサ(瑠璃苣)
別名 ボリジ(英名から)
ムラサキ科(Boraginaceae)ルリジサ属(Borago)
英名 Borage
和名 ルリジサ(瑠璃苣)
別名 ボリジ(英名から)
ムラサキ科(Boraginaceae)ルリジサ属(Borago)
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2024.07.04撮影
上の画像は、キツネノテブクロの茶色くなり出したタネのサヤです。
学名 Digitalis purpurea
英名 Foxglove「キツネの手袋」
別名 Digitalis「ディジテイリス」
別名 Digitalis「ディジテイリス」
和名 キツネノテブクロ(狐の手袋)
別名 ジギタリス(学名から)
オオバコ科(Plantaginaceae)キツネノテブクロ属(Digitalis)
花は、以下の画像でどうぞ。
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キツネノテブクロの背景(上の画像)に咲いている白い花とピンクの花は、ハナダイコン(次の画像)。これも、きれいな花です。キツネノテブクロと同様、大量に、長期にわたって咲き続け、かつ、自身でタネをまき散らして増えてくれます。この「事件」が起こった時には、すでにタネになっていますから、冒頭画像には写っていません。
学名 Hesperis matronalis
英名 Dame's rocket
和名 ハナダイコン(花大根)
アブラナ科(Brassicaceae)ハナダイコン属(Hesperis)
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2023.05.17撮影
冒頭画像をもう一度ご覧ください。画面中央に、青緑の細い軸が何本も出ています。それは、前にご紹介した、ブタナらしき、セイタカタンポポソウ(ウソの名前)であります。
学名 Hypochaeris radicata(別のスペリング:Hypochoeris radicata)
英名 Catear「ネコの耳」
別名 False dandelion「ニセタンポポ」
別名 False dandelion「ニセタンポポ」
和名 ブタナ(豚菜)
キク科(Asteraceae)エゾコウゾリナ属(Hypochaeris)
このわたしの庭のセイタカタンポポソウは、画像で見えるよりもっと丈が高いはずなんですが、重い頭の部分が折れて、向こう側に傾いているので、丈が低めに見えます。
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2024.06.28撮影
事件の真相究明は、後ほど。