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「気まぐれ変化」バラが枯れた

2024年07月03日 08時00分00秒 | バラ科

2021.06.04撮影(3年前)

わたしの庭は、家の北側と南側にあります。そのうち、北側の方が表の庭です。それは、玄関が北側にある(=道路に面している)からです。南側の庭は裏庭で、車庫をはさんで、路地に面します。

日本の家の建て方だと南側が裏庭というのは変だと思いますが、北米の家の建て方は、南北に長い土地なら、その真ん中にドンと家を建てるので、南側の庭と北側の庭ができあがり、玄関側が「表」と見なされるので、うちのように北側の庭が表の庭、ということが半分の確率であるのです。

わたしの北側の庭は、樹木の成長にともない、ますます陰が広がりました。そのため、多くの植物が消えていきました。南側の庭は、南と言っても、庭と路地の間に車庫が建っているので、手放しで太陽の当たる庭だとも言えないのです。

つまりは、太陽の必要な植物は多くは育てられない、ということです。

それで、わたしは、バラ(Rosa)を育てるのを躊躇してきました。と言っても、何種類かはあるのですが、なるべく、原種か、原種に近いものにしています。


そんな数少ないバラのうち、園芸店で見て恋に落ちて、やってきてもらったのが、冒頭画像の Rosa × odorata 'Mutabilis' です。この画像は、写りが悪いですが、こんなふうに咲いていた(ほんの3年前)、という例としてお見せします。画像右奥の白い花は、コデマリ(小手毬 Spiraea cantoniensis)です。

3年前はこんなに咲いていたのに、去年は下の画像程度。日暮前に撮影したからこんな色になっているだけで、別に何かを暗示しようとしたわけではありません。

2023.06.27撮影(1年前)

そして、、、今年は、見てみると、まったくの枯れ木になっていました。昨日、届くところだけは切り取り、ウッドチップになってもらいました。

今、ミニ(の)バラ園を作ろうか、と考えていて、それ用の太陽の当たる土地はあるんです。大木に成長していたフサフジウツギ(Buddleja davidii)が枯れた、その「跡地」に。

「気まぐれ変化」するバラ(Rosa × odorata 'Mutabilis')についてもっと詳しくは、以下の再掲載の記事(2022.08.08)をご覧ください。変化する花の色が見られます。
学名 Rosa × odorata 'Mutabilis'
和名 ロサ・ムタビリス(仮名)
バラ科(Rosaceae)バラ属(Rosa



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