「数学オリンピック選手を育てた母親たち」を読んで（後編）

てんちゃんがサッカーの体験教室に行ったのをきっかけに
キリンもやりたそうだったので一緒に入りました。

個人競技ではなく団体競技。
いやがって参加しないときもありました。

一つ上の年齢の子供達と一緒にやるときは
試合中、ボールに触れないことがありました。
心がくじけて公園の階段に座ったり、遠くへ逃げ出すこともありましたが
２～３回でそういうこともなくなりました。

試合中、先生がそういう子にチャンスをつくる
働きかけをしてくれたり、
ほめたり、叱ったり。

でもキリン、ちょっと頭が良かったので
みんなと一緒にボールを追いかけずにゴール前に立っていて
運良く転がってきたボールをシュートするということも
やっていました。

初めはボールが定まらない子供達だったので
それも可能でしたが
だんだんと通用しなくなりました。
「みんなで必死でボールを追いかけるんだ」
という先生の指導もあり

続けて半年たった今では
みんなと一緒に元気にボールを追いかけています。
前回は１－０の試合でシュートを決めました。

昨日は日差しが厳しく、焼けるような日でしたが
汗をかいてボールを追いかけて仲間とプレーする
小学生のチームを眺めていると

同年代の子と一つの競技を通じて協力して目的に向かうことや
ルールを守り、自分の生かし方を学び、夢中になって楽しんでいる。
本当にいろんなことが学べると思います。

集団生活の原点であり、これからの子供達に本当に必要な体験だと思う。

指導者にもよるところがありますが、
今、キリンとてんちゃんが習っている先生は教育理念があり
子供達を上手にのせたり、大声ではげましたり
時にはまじめに語る。

天才教育ではなく、人としての教育をしてくれる。
プロサッカー選手にみんながなれるわけじゃないし、
うちの子もたぶん違うけど
周りの子と汗を流して楽しんでいる姿をほほえましく思います。

頑張れキリン。

「数学オリンピックを育てた母親たち」を読んで（前編）

「数学オリンピック選手を育てた母親たち」という本を読みました。

◆集中した遊びをさまたげない。

◆レゴやブロックなどのおもちゃを与える。

◆小学校の低学年や入学前からドラえもんドリルや公文式で
　自主的にどんどん学ぶ。

など、なるほどな～と思うところがあります。


でも、「これはちょっと違う」と思うのは

◆子供がいやがることはさせない。
　サッカーや野球などならわせてみてもいやがるようだったらすぐやめる。

本に登場する数学オリンピック選手たちは天才的です。
天才とはある種の偏りがある。
その偏りをおおらかに受け止め、
彼らが望むものを望むときに適切に与える。

天才を作る子育てである。
みんなと同じじゃなくていい早熟な才能があるなら
尖った才能があることを大切にしていく。


いやまあ・・・そうですね。
世の中には天才は必要だと思います。
でも、人と関わるコミュニケーション力があってこそその才能を使える、と思う。

その人の周りの誰かが、彼の才能を見つけ偏りを理解し、社会とつなげていったり、
社会全体に生かしていく？

環境に恵まれればそれも良いかもしれない。
でも常に環境に恵まれてるわけでもないだろうし
常に何人かの理解者がいるわけでもないのが現実です。

キリンも
ここに登場する少年達の幼少期と似たところがいくつかある。

◆レゴやブロックにはすばらしい集中力と構成力がある。

◆数学的な考え方ができる。
　
◆折り紙が大好き。オリジナル作品も作る。

◆ある種の偏りがある。

キリンはちょっと人が苦手なんだと思います。

運動会、お遊戯会、進級式など、今までになんども泣いてグズグズになったり
入り口で座り込んだり・・・
保育園も５年目。
いつになったら慣れてくれるのか心配なときがあります。
普段の保育園での生活は全然平気なんですが・・・。

状況の変化に弱いところがある。
３才児クラスに移行するとき、新しい先生や、新しい教室に移るときには
泣いたり固まったりで先生を心配させました。

散髪、ビフォー＆アフター

５月２６日。一週間前です。



６月２日。昨日。

前回の散髪から３ヶ月持ちました。
キリンなんかそのとき、いきなりバリカンで刈っていきましたから（笑）。
まだ２月の終わりで寒そうな頭でした。これです。



ちょっとこれは短すぎでしたが、経済的だったわ～

へっちゃらさ！

５月２７日（日）午前中。

遊具で、網のトンネルをサクサク渡るてんちゃん。
てんちゃんの小さな足が、ロープをとらえきれるか心配だったけど
なんのその。

補助なしで向こう側に渡りきってました。
２歳１０ヶ月。


午後から七五三の写真を撮りに行くので、
キリンとおそろいのシャツを着せていましたが

汗まみれ、砂まみれになって遊んでおりました。

「まー、いっか。他のシャツがないわけじゃないし・・・」

砂遊びにはまだ心の中に抵抗があるのですが
やらせるだけやらせた方がいい年頃なので

「う～ん・・・」と思いつつ
気にしないようにしてます。