福井県は、絶景スポットでも有名であるが、
街がきれいで驚いた。
クリーンできちんとしている。
住みたい街だ。
国内、海外、いろいろ旅しているが、
福井県ほどキチンとしている場所はない!と感動。
地方に行くと、壊れかけの家屋や、車が
打ち捨てられて、蔓草に絡まっているが、
そういう感じじゃないのだ。
また、デカい宣伝看板があったり、コンビニが過剰にあったりしない。
2泊3日だし、福井県の全てを見たわけじゃないけど、立ち寄ったり、通ってくる途中は一貫して、きれいだった。
田園風景の中の民家は、黒い瓦屋根と、縦横がピシッとした感じの建物。慎ましく、凛としている。
なんか、好きだなぁ。
朝、あわら温泉から東尋坊へ。
凄く暑かった!
湿度が低く、日差しが眩しい。肌が痛い。
空の青、海の青、白い雲、黒い岩壁がはっきりしている。
その日は、気温が38度くらいあって、あまり長居は出来なかった。
足早に回ってたくさん写真を撮った。
その後、一路、朝倉氏遺跡へ。
日本海側から、内陸を目指して一時間半くらい走る。
見学するうちに、この遺跡のすごさに驚く。
まるでトロイア遺跡‼️
城から、城下町までがそっくりそのまま出土しているのだ。(建物は残っていませんが)
織田信長に攻め滅ぼされ、城や城下は焼けて土に埋まっていた。
当時、朝倉氏が使っていた武具や生活品が2万点以上も出てきた。
柱の基板の石や、堀割り、土塁から、建物の部屋割りや、柱の幅がわかる。
トイレの形状まで分かるので、広大な発掘現場の一部では、民家の復元をしている。
帰りの時間があるので、山の上の城跡までは行かなかったが、麓の朝倉館は見に行った。来客をもてなす場所だったようだ。
館の建物の中に、現存する最古の花壇がある。花を愛でながら、宴を催す造りだ。
雅なり、北陸の小京都。