子どもの一日は、余白が必要なんだな~。
と改めて気付く。
休校になる前は、大人も子どもも、これ以上ないくらい忙しくて疲弊していた。
休校になってから、
初めはゲームをしていたけど、
最近は何をして過ごすか、だんだん工夫してきた。
昔使っていたカードゲームで遊んだり、
ラキューでエヴァンゲリオンの頭を作ったり。
はたまた昨日は午後も勉強していた。
今度は折り紙で立体の箱をたくさん作って組み合わせることにはまり始めた。
学校があると、自由な時間がない。
家に帰ってきたら、公文に、野球の自主練習に、宿題に、とやることがたくさんある。
学校が作る枠組み、家が作る枠組みの中で、
やらなきゃいけないことに追い回されて、
自分がやりたいこと、工夫したいことに向ける時間とエネルギーがなくなってしまう。
学校に行かずに浮世絵師を目指す小学生のテレビ番組をみたけど、
天才や優れた芸術家は、こんなふうに生まれていくのだと思う。
自由な時間が、子どもの創意工夫や、興味を育む。
ぼーっと雲を眺めたり、日だまりや、
落ち葉や、虫、草木、雨の匂いを
全身で感じる、そんな余白は、
家族や友だち、自分の未来に思いを馳せる時間になる。
忙しい、という字は「心にが亡くなる」と書く。
余白が大事。