Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

てんちゃんの入学準備 レッスンバッグとくつ袋

2016年01月17日 | 料理&手芸






とうとうこの季節がきた。
入学準備!

ランドセルと机はもとより、頭を悩ますのが手作りの通学グッズ。
いやもう、めんどくさいでしょ。
時間ないし、手間かけてられないし。

と前回も思ったのですが、頑張って恐竜柄のレッスンバッグと、くつ袋、体操着袋、ランチョンマットを入れる袋を作りました。
結婚祝いに叔母から贈っていただいたミシンをその時こそ活用しないとでしょ。
今使わないでいつ使うの!

布は先週購入。
もう入学準備セットとして売っているのだ。
男の子向けの柄、乗り物、宇宙、シロクマ。

私はのんびりしたユーモラスなシロクマ柄が面白かったんですが、
てんちゃん「宇宙」を選択。

保育園のシーツ作りから大分経験を積んで私も学びましたよ。
生地を正確に切り出すことがまず一番重要です。

土日をかけて裏地と切り返しのついたレッスンバッグと、上履き入れが完成しました。

確かに、私が作らなくても既製品はあるし、
布だけ選んで、ある程度のお金でオーダーメイドという方法もある。

本当に心が揺れる。
買ってしまった方が安いし、失敗なんかない。

でも、
物を大切にする子になってほしい。

その一心で手作りする。手作りだから長持ちしないかもしれない。
現に、たっくんが入学の時に作ったレッスンバッグは持ち手が壊れてしまった。
作る時間もあるかないかわからないので買ってしまったし、4~6年生では
かっこいい既製品を使うだろう。

でも、最初だけでもいい。
ピカピカの一年生の時にはママの愛情たっぷりのお手製バッグを持たせてあげたいのだ。

時間も技術もない私だけど、そこだけはこだわりたい。


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年末の惨事 3

2016年01月05日 | Weblog
胃カメラは、初めてだった。

眠くなる麻酔についても看護師さんが教えてくれたけど、
麻酔をするとまた1時間半くらいは病院にいる時間が伸びるそうだ。

じゃ、のど麻酔だけで。

のど麻酔は、しびれるゼリーを飲まずにのどで3分止める。

おー。これも初めて。飲まずに3分とかできるのかしら。

とりあえず鼻で呼吸しながら3分はできた。
ゼリーはまずいけどこんなもんでしょ。

そして、部屋の電気が消される。

大きなマウスピースを噛まされる。まあ・・・ね。
カメラ入れるし、虫も取るんだったらこれくらいは必要なのかも。

そして!

「内視鏡入れていきまーす。」

おええええ!!!!! ぐええええ!!! 吐きたい。
出して出して出してーーーー!!!!

もう止めます!!止まってーーー!!と思うけど声にならない。

激しくせき込む。

「はーい、落ち着いてくださーい。」

落ち着けるか!!

「鼻で呼吸してー。」

看護師さんののんきな声がもうひたすら腹立たしい。

口を大きく開けたら鼻で呼吸できないでしょーが!!やってみやがれ!
もうほんとむかつく。殺されそう。
ひたすら苦しいし、腹立たしいし、吐きそうだけど落ち着こうとしてみる。

内視鏡が胃に達すると、
「空気を入れて見やすくしまーす。」

炭酸ガスのようなものを胃に充填していく。今度は胃が張り詰めて苦しい。
何度もげっぷが出る。
自分がカエルになって実験されてるみたいだ。

「飲んで、はかないでくださーい。」
吐くにきまってます!
「あ、いました!」
虫を発見したらしい。やっぱりいたのか。

内視鏡でつまもうとしている。角度を調節するために口から入れた管をあっちこっちに向けて引っ張っている。
もうホントやめてほしい。

「あ、生きがいいです。もう一回つまみなおします。」

失敗したらしい。何やってんだもう!
再チャレンジして、やっとのことつまんで出した。
「2匹かと思ったら、長い1匹でした。」

終わりかと思ったら、

「もういないかどうか、見ます。」

と言って、炭酸ガスをまた胃に充填して調べなおす。
もうホント、やめてください。早く終わってください。

胃カメラがこんなに苦しくて、屈辱的なものとは知らなかった。
私のために頑張ってくれた看護師さんたちには本当に悪いけど
取る苦しみと取らない苦しみだったら、取らなくてもよかったくらいだ。

悪態をついて帰りたい気持ちをぐっとこらえて、やっとのこと
「ありがとうございました。」
が言えた。腹は煮えくり返っている。

取り出したアニサキスちゃんも見せてもらった。
まだ生きている。しぶとい生き物だ。
記念に写真くらい撮っておけばよかった。

アニサキスは人間には寄生しない。死んだら、流れていくらしい。
こんな思いをするなら病院になんてホント行きたくない。
多少のことなら我慢してしまうかもしれない。

人生初のアニサキス体験だったが、もう二度と御免である。

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