たっくん、自転車を買う

たっくんが新しい自転車を買った。
それもごく普通のママチャリ。色はシルバー。
１０歳、小学四年生がママチャリとは。

年末に自転車やさんを下見に行き、だいたいの候補を考えていた。
タウンサイクルやら、少年向きのスポーツ自転車も見た。
そこで決めていたのが、ダークカラーのタウンサイクル２４インチだった。

ところが年が明けて元日。
おじいちゃんのマンションの下で家族でキャッチボールをしていたら
少年野球の友だち一家が通りかかった。
兄弟でふたりとも野球がうまい。
その二人がママチャリに乗っていたのである。
正確に言えば、たぶんタウンサイクルで前と後ろに野球少年ならではの大きいかごが付いていた。

たっくん的にはこれだ！と思ったんでしょうね。
もう他の自転車には目もくれずにシルバーのママチャリを選んだ。

我が家のマンションでは一世帯2台までしか駐輪場におくことができない。
たっくんは年長から4年の12月まで20インチのよくあるスポーツサイクルを使い続けていた。
そしてそれは家の玄関までもって上がって狭い玄関に靴と一緒におく。
駐輪場には我々が通勤するための2台の自転車をおいていた。

しかしたっくんも身長がのびてもはや小さい自転車も限界、
てんちゃんは更に小さい18インチにのっている。
友達は皆大きい自転車に乗り換えているので彼らの我慢もギリギリだ。
大きい自転車に変えると、駐輪場が足りない。
共有案もあったが、子供と大人のニーズの違いと安全性から
たっくんオンリーの用途にすることにした。そしてママチャリ。
買い物には良さそうだな。

そしてもともと私の自転車を置いてあった駐輪場に停めている。
私の折り畳み自転車はベランダに置くことにした。
長距離や長時間家族で使用するときには使う。
しかし、毎朝ベランダから玄関まで出し入れするのはたいへんなので
コミュニティサイクルを利用することになった。
ひと月２０００円で乗り放題。（一回３０分以内）
通勤に使う駐輪場が一回１００円なので、ひと月当たり２０日以上出勤するとしたら
コミュニティサイクルの方が割安になる。

しかし、これが楽で速いんですわ～。
電動自転車だから坂道も坂道と感じない。
ひとこぎするとスイーっと加速する。
駅の近くに停めて施錠してボタンを押すだけでOK。
以前よりも家から改札までの時間が短縮した。

電動自転車は自転車というよりオートマのバイクみたいだ。
こいでいる実感がない。
自分の自転車に乗る時には筋力が衰えていて、坂道も上がれなくなりそうです。

甘党、辛党、我が家のパン事情

海くんは甘党、私は辛党である。

遺伝なのか母親の好みに影響されるのか、私の母と好みは一緒である。

母、酢の物は好きだけど、酸っぱい果物は苦手である。
私もグレープフルーツやすももが苦手である。梅干しも酸っぱいのはNG。
食べる前から、脳が防衛体勢に入る。
したがって、食べられるけど、
嫌々食べてる感じがする。

この正月に発覚したのは母はイチゴすら好きではないこと。
果物が好きじゃない人も一般的にイチゴくらいは好き、という話を父がしていて、｢実は、｣とカミングアウト。

閑話休題、我が子たちの場合。
たっくんは辛党でてんちゃんは甘党。
教えたわけではないし、親が好き嫌いをしてることもないので
好みが分かれているのかもしれません。

朝ごはんは、平日はごはんで土日祝日はパンが常。
脳の刺激のためには噛むことが大事だからごはん食を多目にしている。

そんな土曜日の朝。
前日にベーカリーでパンを買ってきた。
大人用に塩バターロール、
子供用にチョココロネ。
チョココロネは初めて買った。
見た目や、食べてる時も楽しめる。

たっくん、隣のパパのお皿に乗った塩バターロールと交換した。
｢ぼく、こっち食べたい。｣
チョコはあまり好きではないらしい。
パパはチョコをときどき買うし、職場でも食べている。てんちゃんもあればもちろん全部食べる。
そういえば、たっくんがチョコを食べてるところはあまり見ない。
むしろスルメなんかをムシャムシャするのが好きだ。

パパ、チョココロネはどうか知らないけど、チョコやクリーム系も行けるので交換成立。

てんちゃんはチョココロネが気に入ったみたい。
クリームが見えてるところから
ペロペロして、舌が届かなくなると
スプーンで掘り出して食べている。
クリームがなくなると
くるくるをほどいて長くして食べる。

｢チョココロネの正しい食べ方？｣
｢うん、そうだよ❗️｣

行儀は悪いが、充分に楽しんだようだ。