いろいろ満載技法

2024-09-20 07:30:39 | 日記


土岐家の母娘です。
らんちゃん、大きくなっちゃって。
ゆりちゃんはお休み。


この日は特殊な絵つけです。
撥水剤をかき落として、線ぞうがんという技法に挑みます。


乾ききった粘土作品に撥水剤をぬりまして、その上を針で引っ掻いて、要するに傷線を描いていきます。
すると、そこだけ素地が露出しますよね。


つまり、撥水剤の部分は絵の具をはじき、線の部分だけが色を吸ってくれるわけです。
こうして、針の細さの線を描くことができます。


前回、同様のやり方をしたものです。
素焼きをすれば、ごらんの通りに撥水剤が飛び、絵の具だけが器面に残ります。
それをアウトラインにして着彩。


お母ちゃんの方は薄墨入れ。
明智から神武天皇までさかのぼれる土岐家ですので、桔梗の御紋。


ゆりちゃん、らんちゃん、あいさんの花も並びました。
はみ出したところはカッターで修正。


最後にガラスを入れ、見込みにきれいな湖を出現させます。
どんな器になるか楽しみ〜。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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ドベから考える

2024-09-19 07:59:43 | 日記


手洗い桶の沈殿物です。
これだけは粘土に再生しないのです。
手のタンパク質とか釉の金属などの異物が混入してるから?


んなわけで、こうして素焼き鉢に移して乾燥させ、廃棄するのです。
激しい日差しですぐ乾く〜。


観察をつづけるとおもしろいですよ。
夏休みの自由研究におすすめ。


熱とは粒子の自発的な運動のこと。
水分子が陽光から光子を吸収して励起し、電荷の極性による結合を振り切るまで振動を強める(温度を上げる)と、液体状態が気体に相転移して大気中に放散されます。


後に残るのは、珪素、アルミニウム、鉄、カルシウム・・・などなど。
地球に戻れ、元素たち〜。


二週間で、こんなにもコンパクト&ポータブルに。
水による結びつきって不思議。
こんなものから生命までつくってくれてサンキュー、水。

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タタラ展開

2024-09-18 06:38:21 | 日記


平日に集結するお姉さんたち(昭和の)です。
なんとなくみんな同じつくり方をはじめたので、観察。


河口さんがつくったのは、わんこの写真フレーム。
ポストカードを入れてもよさそう。


飯田さんの村には、冠型のステージが出現。


ケーキスタンドかな?
この造形からいろいろに展開できそう。


すださんは、晩酌用のワンプレートかな?
チーズに生ハムにナッツ・・・ワインが楽しくなりそう。


佐藤(直)さんは、不思議な帯をつくってます。


これを円周にめぐらせますと、かっこいいドラ蜂の出来上がり。
プレートでもいいけど、深さもあって、焼きものやお刺身を盛ってもぐー。
タタラ成形も考え方ひとつでいろんな器になるのです。

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陶芸体験さん、募集中!

2024-09-17 07:49:48 | 日記

9月・10月期の陶芸体験さんを募集中です。
ぜひ創作の秋を満喫してください。
ご予約、お問い合わせなどは、いちばん下に掲載!


意欲満々のおひとり女子。
当日にご予約も大丈夫ですよ。


やりたくなったら即行動!でいきましょ。
涼しくなった今こそ、ため込んでた希望を爆発させろ〜。


こちらは母娘さん。
たのしくわいわいと親孝行、が令和流。


お母ちゃんの造形力、すご。
つくりたいものがあったらご相談ください。
できる限りになんとかして差し上げましょう。


にゃんこセット(ご飯入れは裏返し状態)。
一緒に過ごす休日の思い出、かけがえなし。


色をぬりたい!っつんで後日にもう一度きてくれた少年。
パパと共同作業。


たくさんできたぜ。
まだまだ夏休み気分はつづく〜。

陶芸体験のご予約、お問い合わせなど、気軽にご連絡ください。
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
お電話・・・03-3925-9978
くわしい情報は、上の画像タップから「東京で陶芸体験!学園計画」のページをごらんください。
たくさんの方のお越しをお待ちしてます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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陶芸体験さん、新入会さん、募集中です

2024-09-16 07:52:04 | 日記

秋の気配を感じると、陶芸をしたくなりますよね、ね。
涼しくなって、みんな創作意欲を刺激されてるようです。
まずは新入会さんたちのご紹介。


ナゴヤさんです。
あの都市とはちょっとだけ漢字が違って、由緒がありそう。


基本的なお皿の成型方を伝授。
基礎からはじめて、どんどんとつくりたいものを極めていきましょ。


小林(み)さんです。
こちらも大きなお皿をご希望。


はじめてなのに、ものすごくうまくいっちゃいました。
丁寧に基礎から学ぶことは大切。
そうするうちに、つくりたいもの、つくれるものがどんどんと増えていきますよ。


西川さんもご入会。
会員番号は339まで進みました。


いちばんの基本は、玉づくりの手びねり。
こうして土台をつくった後、徐々に自由制作に入っていきます。
はやく憧れのアレをつくってみたい!


こちらは、半年ぶりに腰痛から復帰の田中(ま)さん。
前回つくった処女作品に、鬼板で絵付け。


忘れがちな基礎作業も、もう一度思い出して反復。
素直とは知性、真面目とは才能。
どんどんと上達して、ますます作陶を楽しいものにしちゃってください。


秋期の新入会さんの募集を開始してます。
平日にきてくださる方、大募集中!
週末にきてくださる方も、若干名さん募集中。
お問い合わせ、入会申請、ご予約などは、上の画像ポチから飛んで専用ページ「東京で陶芸!学園計画」からお願いします。
体験希望さんもそちらからどうぞ。
たくさんのみなさまのお越しをお待ちしてます。

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本焼きです

2024-09-15 06:47:33 | 日記


早くも本焼きです。
右サイドの窯詰め中。


めちゃめちゃでかいのが奥に一個あるんで、その周囲を固め、手前に中ステージ設置の用意。


そこにも大物。


もう一段、小ステージいくか。


おびえながらの作業です。
震度7、今くるな〜!


お次は左サイド。


打って変わって、平置き多し。
手前に小ステージ設置の用意。


ギリギリまで詰めます。


平らなの、多すぎ。


ようやく最上段。
例によって、欠け棚板設置準備。


いつもぴったしの仕事をありがとう。


おさまりまして、スイッチオン。
ハラハラドキドキしたい方は、ワゴンスライドの模様をインスタでどうぞ(上の画像ポチ)。

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試行錯誤

2024-09-14 07:34:59 | 日記


わんぱくからの脱皮を試みてるのでしょうか?
科学者のようなことをはじめた野本くんです。


オリジナルな白化粧を調合してます。
濃度がえげつない。


テストピースを用意します。
土も自分で調達してきたもの。


焼いてみて、いちばんいい出来のものを見つけるわけです。
本番前の実験も大切。


で、いよいよ本番のようですよ。
ガッツリと調合。


おお、豪快!


だけど・・・いかつすぎん?


ちょっと調整。
再度チャレンジ。


今度はいい感じ?


教室は実験室。
希望通りの素晴らしいものができるまで、頭脳労働と試行錯誤がつづきます。
だけど、わんぱくは相変わらずって気が・・・

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色つけいろいろ

2024-09-13 08:04:18 | 日記


本焼き前、みんな必死で着彩作業です。
すださんの貯金箱。


海洋生物が躍動!
孫ちゃんにあげちゃうのです。
たくさん貯めろ〜。


徳永(ダンナ)さんは、表札。
重厚で達筆です。


博識。
りはく・・・かなんからしいです。


われただ足るを知る・・・「吾唯足知」の口を真ん中に持ってきて、とんち問題みたいなやつ。
どこかのお寺の手水鉢の写しということです。
なんかこういうの、たのしい。


黒田女史は、大物を片手で。
キックボクシングもはじめて、たぎってます。


突っ込んだれーい。
ピッタシおさまったーい。


植木鉢の穴が功を奏しました。
ギリギリで勝負する彼女らしい攻め方。


で、やっぱしピースか。
ここは決めとかないと。


イベントに追われるぬくいさんは、使用器を大量生産中。
しかも一個一個、手が込んでます。


これを全部、窯に入れろとな。
わかった、まかしとけ。


かき氷屋さんのオープンまであと少し。
がんばる子には報いたい。
イベントも成功しますように!

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にゃんこ団

2024-09-12 08:29:03 | 日記


にゃにゃん。
横山くんの首振りにゃんこ、格納庫で待機中。


順番に、首をつけてもらいます。
ぷ〜らぷ〜ら・・・据わりませんが。


にゃっ。
いいバランス。


にゃにゃっ。
男前。


新しい子も続々と増えていきます。
おっと、子づくりに風船を使うのですね。


1,4ミリなんていう、ペラペラに伸ばした土板を貼りつけていきます。
まさに職人の手技。


風船が割れませんように・・・
祈りながらの作業です(ぱーん!よく割れます)。


きれいに合わせ目をならしまして、かわいいお顔の出来上がり。


首を吊るす頸椎の位置も重要。
このあたりのあんばいも、経験でわかっちゃってます。


ボディは、手びねりで。
こうしてまたひとり、市場に送り出されます。


素焼き後には、色ぬりです。
今回はシブめの子が多し。


なんだか凄みがありますね。
街角のギャング団か、戦時中の配給に並んでる雰囲気・・・
ところがこれが焼き上がると、抱きしめたくなるほどかわいくなっちゃうのです。
待ちきれない本焼きは、19日に窯出し!(窯はすでにいっぱい気味)
乞うご期待です。

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スペシャル母娘

2024-09-11 08:13:54 | 日記


サイトー母、改めれいさんの作業をごらんいただきます。
怪物・・・?


器が隣に出現。


寄り添います。


この荒れたお肌・・・
どこかで見たような・・・


器には窓。
ひょっとして、ビル・・・?


街を破壊するゴジラぐい呑みでした。
楽しい〜・・・けど、飲みづらそう。


サイトー娘、改めゆうさんの仕事っぷりもごらんいただきます。
ちなみにふたりとも、陶芸一年生。


筒状に立ち上げた形を割り、穴を開けていきます。


なんとなく、名古屋モード学園の雰囲気・・・


いえ、違います。
内側に設えられたフロアの穴を見ますと、どうやら花器のようですよ。


いつもながらのしつこい仕事。
無言で、時間いっぱいまで集中。


どっはーっ・・・!
つくるたびに傑作、怪作、異形の代表作の質が更新されていきます。
ポテンシャルとアイデアの容量がすごい。
もうアートを仕事にすべきでしょ(母娘でな)。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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