土岐家の母娘です。
らんちゃん、大きくなっちゃって。
ゆりちゃんはお休み。
この日は特殊な絵つけです。
撥水剤をかき落として、線ぞうがんという技法に挑みます。
乾ききった粘土作品に撥水剤をぬりまして、その上を針で引っ掻いて、要するに傷線を描いていきます。
すると、そこだけ素地が露出しますよね。
つまり、撥水剤の部分は絵の具をはじき、線の部分だけが色を吸ってくれるわけです。
こうして、針の細さの線を描くことができます。
前回、同様のやり方をしたものです。
素焼きをすれば、ごらんの通りに撥水剤が飛び、絵の具だけが器面に残ります。
それをアウトラインにして着彩。
お母ちゃんの方は薄墨入れ。
明智から神武天皇までさかのぼれる土岐家ですので、桔梗の御紋。
ゆりちゃん、らんちゃん、あいさんの花も並びました。
はみ出したところはカッターで修正。
最後にガラスを入れ、見込みにきれいな湖を出現させます。
どんな器になるか楽しみ〜。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
手洗い桶の沈殿物です。
これだけは粘土に再生しないのです。
手のタンパク質とか釉の金属などの異物が混入してるから?
んなわけで、こうして素焼き鉢に移して乾燥させ、廃棄するのです。
激しい日差しですぐ乾く〜。
観察をつづけるとおもしろいですよ。
夏休みの自由研究におすすめ。
熱とは粒子の自発的な運動のこと。
水分子が陽光から光子を吸収して励起し、電荷の極性による結合を振り切るまで振動を強める(温度を上げる)と、液体状態が気体に相転移して大気中に放散されます。
後に残るのは、珪素、アルミニウム、鉄、カルシウム・・・などなど。
地球に戻れ、元素たち〜。
二週間で、こんなにもコンパクト&ポータブルに。
水による結びつきって不思議。
こんなものから生命までつくってくれてサンキュー、水。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
平日に集結するお姉さんたち(昭和の)です。
なんとなくみんな同じつくり方をはじめたので、観察。
河口さんがつくったのは、わんこの写真フレーム。
ポストカードを入れてもよさそう。
飯田さんの村には、冠型のステージが出現。
ケーキスタンドかな?
この造形からいろいろに展開できそう。
すださんは、晩酌用のワンプレートかな?
チーズに生ハムにナッツ・・・ワインが楽しくなりそう。
佐藤(直)さんは、不思議な帯をつくってます。
これを円周にめぐらせますと、かっこいいドラ蜂の出来上がり。
プレートでもいいけど、深さもあって、焼きものやお刺身を盛ってもぐー。
タタラ成形も考え方ひとつでいろんな器になるのです。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
9月・10月期の陶芸体験さんを募集中です。
ぜひ創作の秋を満喫してください。
ご予約、お問い合わせなどは、いちばん下に掲載!
意欲満々のおひとり女子。
当日にご予約も大丈夫ですよ。
やりたくなったら即行動!でいきましょ。
涼しくなった今こそ、ため込んでた希望を爆発させろ〜。
こちらは母娘さん。
たのしくわいわいと親孝行、が令和流。
お母ちゃんの造形力、すご。
つくりたいものがあったらご相談ください。
できる限りになんとかして差し上げましょう。
にゃんこセット(ご飯入れは裏返し状態)。
一緒に過ごす休日の思い出、かけがえなし。
色をぬりたい!っつんで後日にもう一度きてくれた少年。
パパと共同作業。
たくさんできたぜ。
まだまだ夏休み気分はつづく〜。
陶芸体験のご予約、お問い合わせなど、気軽にご連絡ください。
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
お電話・・・03-3925-9978
くわしい情報は、上の画像タップから「東京で陶芸体験!学園計画」のページをごらんください。
たくさんの方のお越しをお待ちしてます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
秋の気配を感じると、陶芸をしたくなりますよね、ね。
涼しくなって、みんな創作意欲を刺激されてるようです。
まずは新入会さんたちのご紹介。
ナゴヤさんです。
あの都市とはちょっとだけ漢字が違って、由緒がありそう。
基本的なお皿の成型方を伝授。
基礎からはじめて、どんどんとつくりたいものを極めていきましょ。
小林(み)さんです。
こちらも大きなお皿をご希望。
はじめてなのに、ものすごくうまくいっちゃいました。
丁寧に基礎から学ぶことは大切。
そうするうちに、つくりたいもの、つくれるものがどんどんと増えていきますよ。
西川さんもご入会。
会員番号は339まで進みました。
いちばんの基本は、玉づくりの手びねり。
こうして土台をつくった後、徐々に自由制作に入っていきます。
はやく憧れのアレをつくってみたい!
こちらは、半年ぶりに腰痛から復帰の田中(ま)さん。
前回つくった処女作品に、鬼板で絵付け。
忘れがちな基礎作業も、もう一度思い出して反復。
素直とは知性、真面目とは才能。
どんどんと上達して、ますます作陶を楽しいものにしちゃってください。
秋期の新入会さんの募集を開始してます。
平日にきてくださる方、大募集中!
週末にきてくださる方も、若干名さん募集中。
お問い合わせ、入会申請、ご予約などは、上の画像ポチから飛んで専用ページ「東京で陶芸!学園計画」からお願いします。
体験希望さんもそちらからどうぞ。
たくさんのみなさまのお越しをお待ちしてます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
早くも本焼きです。
右サイドの窯詰め中。
めちゃめちゃでかいのが奥に一個あるんで、その周囲を固め、手前に中ステージ設置の用意。
そこにも大物。
もう一段、小ステージいくか。
おびえながらの作業です。
震度7、今くるな〜!
お次は左サイド。
打って変わって、平置き多し。
手前に小ステージ設置の用意。
ギリギリまで詰めます。
平らなの、多すぎ。
ようやく最上段。
例によって、欠け棚板設置準備。
いつもぴったしの仕事をありがとう。
おさまりまして、スイッチオン。
ハラハラドキドキしたい方は、ワゴンスライドの模様をインスタでどうぞ(上の画像ポチ)。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
わんぱくからの脱皮を試みてるのでしょうか?
科学者のようなことをはじめた野本くんです。
オリジナルな白化粧を調合してます。
濃度がえげつない。
テストピースを用意します。
土も自分で調達してきたもの。
焼いてみて、いちばんいい出来のものを見つけるわけです。
本番前の実験も大切。
で、いよいよ本番のようですよ。
ガッツリと調合。
おお、豪快!
だけど・・・いかつすぎん?
ちょっと調整。
再度チャレンジ。
今度はいい感じ?
教室は実験室。
希望通りの素晴らしいものができるまで、頭脳労働と試行錯誤がつづきます。
だけど、わんぱくは相変わらずって気が・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
本焼き前、みんな必死で着彩作業です。
すださんの貯金箱。
海洋生物が躍動!
孫ちゃんにあげちゃうのです。
たくさん貯めろ〜。
徳永(ダンナ)さんは、表札。
重厚で達筆です。
博識。
りはく・・・かなんからしいです。
われただ足るを知る・・・「吾唯足知」の口を真ん中に持ってきて、とんち問題みたいなやつ。
どこかのお寺の手水鉢の写しということです。
なんかこういうの、たのしい。
黒田女史は、大物を片手で。
キックボクシングもはじめて、たぎってます。
突っ込んだれーい。
ピッタシおさまったーい。
植木鉢の穴が功を奏しました。
ギリギリで勝負する彼女らしい攻め方。
で、やっぱしピースか。
ここは決めとかないと。
イベントに追われるぬくいさんは、使用器を大量生産中。
しかも一個一個、手が込んでます。
これを全部、窯に入れろとな。
わかった、まかしとけ。
かき氷屋さんのオープンまであと少し。
がんばる子には報いたい。
イベントも成功しますように!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
にゃにゃん。
横山くんの首振りにゃんこ、格納庫で待機中。
順番に、首をつけてもらいます。
ぷ〜らぷ〜ら・・・据わりませんが。
にゃっ。
いいバランス。
にゃにゃっ。
男前。
新しい子も続々と増えていきます。
おっと、子づくりに風船を使うのですね。
1,4ミリなんていう、ペラペラに伸ばした土板を貼りつけていきます。
まさに職人の手技。
風船が割れませんように・・・
祈りながらの作業です(ぱーん!よく割れます)。
きれいに合わせ目をならしまして、かわいいお顔の出来上がり。
首を吊るす頸椎の位置も重要。
このあたりのあんばいも、経験でわかっちゃってます。
ボディは、手びねりで。
こうしてまたひとり、市場に送り出されます。
素焼き後には、色ぬりです。
今回はシブめの子が多し。
なんだか凄みがありますね。
街角のギャング団か、戦時中の配給に並んでる雰囲気・・・
ところがこれが焼き上がると、抱きしめたくなるほどかわいくなっちゃうのです。
待ちきれない本焼きは、19日に窯出し!(窯はすでにいっぱい気味)
乞うご期待です。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
サイトー母、改めれいさんの作業をごらんいただきます。
怪物・・・?
器が隣に出現。
寄り添います。
この荒れたお肌・・・
どこかで見たような・・・
器には窓。
ひょっとして、ビル・・・?
街を破壊するゴジラぐい呑みでした。
楽しい〜・・・けど、飲みづらそう。
サイトー娘、改めゆうさんの仕事っぷりもごらんいただきます。
ちなみにふたりとも、陶芸一年生。
筒状に立ち上げた形を割り、穴を開けていきます。
なんとなく、名古屋モード学園の雰囲気・・・
いえ、違います。
内側に設えられたフロアの穴を見ますと、どうやら花器のようですよ。
いつもながらのしつこい仕事。
無言で、時間いっぱいまで集中。
どっはーっ・・・!
つくるたびに傑作、怪作、異形の代表作の質が更新されていきます。
ポテンシャルとアイデアの容量がすごい。
もうアートを仕事にすべきでしょ(母娘でな)。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園