海自も参加、米印の海軍共同訓練を公開
【バンコク=石田浩之】海上自衛隊も参加してインド洋で行われている米印海軍共同訓練「マラバール」が17日、報道陣に公開された。
航行訓練では、米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の左後方から、米軍艦1隻とインド軍艦2隻、海自の護衛艦「ふゆづき」の順に計4隻が一定の間隔を空けて空母に接近。空母の甲板では、戦闘機が離着艦訓練を行った。
共同訓練は原則的に毎年、インド近海と太平洋で交互に開催。日本は今回、4回目の参加で、日米印3か国が海上の安全保障協力を強化することで、インド洋などで影響力を強める中国をけん制する狙いがある