![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/c9/c4f6095732ef62f22682c3a780df35d5.jpg)
1993年に境港商店街に妖怪ブロンズ像が建ってから早10数年、
境港には水木しげる記念館も建てられ、ブロンズ像も139体まで増殖し
駅からのびる道(水木しげるロード) を中心に妖怪に会える街としておおいに賑わっています。
JR米子駅0番線ホームに立つと、そこから水木ワールド。
米子駅0番線ホームが境港線の専用ホーム。
目玉おやじバージョンの列車がお待ちかね。
外観の他、車内も鬼太郎ムードです。
起伏の少ない弓ヶ浜半島をほぼ直線で走り、約40分。
列車は終点・境港駅へ到着。
駅舎を出ると右手に“水木しげる先生 執筆中”が現れます。
漫画を執筆中の水木先生を鬼太郎と目玉おやじ、ねずみ男が興味深そうに見ているという像。
駅前のこの像から水木しげる記念館まで様々な妖怪のブロンズ像を見ることがでます。
妖怪好きの人はすべての像を制覇するもよし、
ビギナーさんは好きな妖怪を見つけるのも楽しいかもしれないですね。
駅周辺は思いのほか近未来的。
駅のすぐ先は境水道があります。
この日は毎年恒例らしい“みなと祭”が開催されており、水木しげるロードも露店が連なり大賑わい。
信号待ちで眺めた“隠岐へ向かう鬼太郎親子と水木しげる先生”の像。
妖怪の増殖は境港に留まらずに海を渡り、隠岐へと続きます。
水木氏の本名は武良茂であすが、その武良家のルーツが隠岐にあった事が理由だとされます。
この像の鬼太郎と水木先生は隠岐の方を向いているとか。
“こなき爺”
“コロポックル”
アイヌの妖怪でフキの葉に入れるほど小さい小人。おじさんですが意外と可愛い。
結構出来がいい鬼太郎と猫むすめの着ぐるみ。
街の中を徘徊し、記念撮影を楽しんでいるようです^^
水木しげるロードには土産屋が多く立ち並んでおり、妖怪グッズも多数取り揃えています。
期限なしのスタンプラリーも行っているので巡りながら買い物を楽しむのもよし。
残念ながら食べることはできませんでしたが、鬼太郎マグロラーメンも気になる存在。
商店街にいる人はお店の人も含めて楽しそうに見えます。
これが妖怪効果か・・・
水木しげるロード終着点、水木しげる記念館。
建物は老舗料亭を改築したものらしい。
入館料は一般は700円。
常設展は残念ながら撮影禁止。
前半は「げげの間」、年表、原稿などから水木しげるという人物を紹介。
「のんのんばあとおれ」のコーナーでは
薄暗い通路の両側に妖怪がジオラマで紹介されており、
各妖怪の説明をのんのんばあがしてくれます。
次に辿り着くのが「妖怪洞窟」。
ここへ来ると、あたり一面に散らばる無数の妖怪たちと対峙することになる。
洞窟は照明と音声が変わるようになっており、妖気に満ちています。
特に長い髪を下ろした磯女が恐ろしい。
すべてで40体の妖怪がいるので、人の少ないときにじっくりと堪能したいですね。
その次は「妖し土蔵」。
最後がスクリーンで見る「妖怪まぼろし絵巻」。
いくつかのパターンの映像が流されています。
薄暗い館内を抜けると一旦外へ出て、中庭を眺められます。
中庭はあの稲川淳二さんも褒めたと言われています。
最後は「精霊の間」。
水木先生が各地で集めた民族資料・仮面の展示です。
先生の海外での活動を知り出口へと至ります。
出口では“水木しげる記念館公式ガイドブック”が1500円で販売されており、
館内の展示物の説明はもちろんのこと、水木漫画のキャラクター紹介や
妖怪まぼろし絵巻、全国妖怪地図もついています。
自分へのお土産にお勧め。