民法改正により、4月1日から成人年齢が18歳へと引き下げられた、社会に出たばかりの
若者が被害に遇う金銭トラブルはこれまでも多く報告させているが、18歳成人制により、
これまで【10代だから】【未成年だから】と許され、守られてきた法的な後ろ盾がなくなり、
折あしく到来したコロナ禍により我々の【暮らしの風景】は一変、犯罪の形まで変えつつあるが、
未成年者を標的にした犯罪に警鐘を鳴らしている・・
【時代を生き抜く知恵書籍【ウイルス時代に後悔しない暮らしの新常識109】小学館出版・・
国民生活センターのホ-ムページには10代-20代の消費生活相談事例として紹介されている・・
未成年時に投資話しを持ちかけられた・・成人後必要機材で多額の借金を契約させられた・・
無料エステ体験後別室で執坳な勧誘を受けて契約させられた等々、これまでであれば20歳未満は、
未成年とされ、高額な金銭契約などは親の同意を得ずして契約した場合【未成年者取り消し権】に
よって契約を取り消すことが出来たが、今回の民放改正で18歳以上が契約に対して責任を負う
成人と言う立場になり、未成年者取り消し権を行使できなくなってしまうことになる・・
具体的には、携帯電話の契約・ロ-ンを組む・クレジットカ-ドを作る・賃貸契約等々の
親の同意なく可能になる・・もちろん自立した個人として活動できるメリットも大きいが
安易な契約はトラブルの原因にもなる・・悪徳業者はそんな社会経験に乏しく、親の保護が
なくなったばかりの新成人をカモにしょぅと虎視眈々と狙っている・・・・
18歳と言えば高校なら3年生、20歳成年制なら成人までは、ある種モラトリアム期間であり、
それもなくなり、親自身が我が子を守るために社会について教えなければいけない時代なのかも
しれない・・うまい話など決してないことを、ク-リング・オフ制度の存在など、
痛い目を見る前に一度話をする機会を設けるのがいいのではないだろうか❔