日銀・・金融緩和政策修正で家計に打撃・・住宅ロ-ン固定型10年の最優遇金利がさらに上昇の可能性・・・
日銀は10月31日の金融政策ケ提会合で1%トしていた長期金利の上限を柔軟化し、1%を一定程度こえることを容認し決めた。
米国の長期金利の上昇を背景に、7月に続く想定外の政策修正を余儀なくされた・・・政府には円安や物価高、
住宅ロ-ン金利上昇などへの対策が急務だ。
植田和男総裁は31日の記者会見で、政策修正の背景について、【米国の長期金利が予想以上に上昇したのが大きかった】と述べた。
米国では金融引き締めの長期化が意識され、長期金利は10月19日に一時5%台を付けるなど高止まりしている・・・
この流れで日本の長期金利も31日に一時0.955%ど約10年5ケ月ぶりに公水準となっていた・・
日銀は国債を大量に購入し、長期金利を抑え込んでいるが,植田氏は【厳格に抑えれば、副作用も大きくなりうると判断した】と説明した。
市場では日銀の政策変更で微修正と受け止められ、31日のニューヨ-ク外国為替市場で一時1ドル151円74銭と約1年ぶりの
円安ドル高水準となった・・・円安は経済全体にはプラス要因も大きいが、輸入価格上昇など物価高に拍車がかかる恐れありだ。
国内大手5銀行は31日、11月に適用する住宅ロ-ンについて、固定型10年の最優遇金利を10月より引き上げた・・・
日銀の政策修正を受けてさらに上昇する可能性がある・・・
家計への打撃に責任があるのは政府だ‥補助金や限定的な減税にとどまらず、踏み込んだ策を打ち出せ名れば国内消費は冷え込みそうだ❔