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ゼレンスキーが「第三次世界大戦」を引き起こす可能性について

2022-03-09 23:44:03 | 政治
この日記の題をみて、「何を言ってるんだ、引き起こすのはどうみてもプーチンだろ」と思った人もいるのではないでしょうか?
しかしながら、今はウクライナのゼレンスキー大統領の方が、わずかに暴走することによって世界大戦の引き金を引く可能性がある
そういう非常に危険な状態であるということをここでご説明しましょう

かつて中国の盧溝橋で、たった一発の銃声によって日中戦争が起きたことをご存じでしょうか?
実は今、ウクライナも非常に危険な状態になっており、ロシア軍の兵士が一人射殺されただけでも、世界大戦が起きる可能性があります
現在戦っているウクライナ軍の中には、ネオナチと呼ばれる私有兵が軍の連隊に組み入れられたものもありますが
中東のアフガニスタンなどから流れてきた傭兵部隊などが数多く入ってきてロシア軍と戦っています
その武器を後方から補給して支援しているのがNATOでありアメリカなのですが
なぜかNATO軍は一切、前面に出て戦いません。。。その理由は明白で、NATO軍が戦闘を開始すれば
それは即、ロシア軍対NATO軍の戦いとなり、ヨーロッパとユーラシア大陸全域を巻き込んだ、「世界大戦」となるからです
だからNATO軍は表立っては何もできない。。。これは前回の日記で書いた通りです

しかし私が本当に心配しているのは、実はゼレンスキー大統領の方なのです
先日、ゼレンスキー大統領が、「ウクライナ全域を飛行禁止区域にしてほしい」と、NATOに対して要請しました
そしてNATOはゼレンスキーの要求を即却下しました。その理由もまた、上記の理由と同じなのです
もし、ゼレンスキーの要求通り、NATOがウクライナ上空を飛行禁止にしてしまった場合
ロシア軍のミサイル攻撃や戦闘機の飛行は、即NATO軍への「戦争行為」になってしまうからです
今、NATOは大変なジレンマに陥っているはずです。。。もし過失でも、ロシアがNATOへの戦争行為を犯してしまったら。。。。
それは即、NATOが戦争しなくてはならなくなる事態だからです

私はロシア軍がウクライナの原発を攻撃したということをフェイクだと思っていますが
たとえフェイクであったとしても、ウクライナがNATOを引き入れるために自作自演で原発を攻撃し成功して被害が出てしまったら。。。
世界の世論がロシアを許さなくなったとしたら。。。NATOは戦争に踏み切るんでしょうか?
そう考えると、原発攻撃がもし自作自演だったとしたら、私はゼレンスキーの軽挙に鳥肌が立ちます
今は人道回廊が設置されて、両国が一般人を非難させようとしていますが
そこでもし、無差別攻撃のようなことが起きて、それで世界の世論が沸騰して「ロシアを許すな」みたいな空気がもっと高まったら。。
私には、このゼレンスキー大統領が、NATOを戦闘に引き入れたくて、様々な戦争プロパガンダを仕掛けているように見えます

私は、「ロシアを許すな、ウクライナを救え」と声を上げている人たちに対して、文句を言える立場ではありません
しかしながら、そもそもロシアを敵視するためだけに軍事同盟を作るということに、どれだけの正当性があるのでしょうか?
もしアメリカが戦いたいのなら、一時的にせよNATOを脱退し、一国でロシアと対峙すべきでしょう
私はそう思います
ウクライナは、ロシアを敵視する同盟に入って、それで加勢してもらえば満足かもしれませんが
もしそうなった場合、間違いなく世界大戦に突入します
そのことの重大性を、ゼレンスキーは分かっているでしょうか?
ロシアが悪い。。。その言い分に対しては、そもそもロシアを敵視し、ミサイルを向ける国々の同盟に加わるあなたがそれを言いますか?
ということです

日本人は、ことの重大性とか、いきさつとか、よく知らないうちにウクライナを過剰に支援して
大戦勃発に加担しないようにしたいものですね
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プーチンはやはり切れ者の指導者だと確信する

2022-03-09 00:55:10 | 政治
私はけっして、この日記でロシアの戦争行為を称賛しているわけではなく、むしろ戦争以外の方法での解決がのぞましい
そう思っていることを何卒ご理解ください
そのうえで。。。。です

及川幸久さんの動画を拝見しましたが、今回は大変参考になりました。。。とりあえずいくつかの肝心な教訓を得られたと思います
2022.3.8【米国-ウクライナ】トランプが演説で「プーチンは賢いがバイデンは...」。ウクライナをNATO加盟に誘い、いざとなると支援を拒否するNATO。【及川幸久−BREAKING−】

この及川さんの動画によって、私が教えていただいたのは、NATOが「集団防衛体制を敷く軍事同盟」であるということでした
つまり、NATO加盟国のどこか一カ国でも、ロシアによる侵略や戦争行為を受けた場合、NATO加盟国はその国のためにロシアと戦う義務を負う
ということが決められている軍事同盟だということです。同盟の条項を読んでいなかった私は、それをきちんと理解していませんでした
しかも仮想敵国はロシアです。。。ここは知っていました。。。NATOはロシア(ソ連)を敵国として作られた軍事同盟です
この「NATOの敵はロシアだと決められている」ということを、多くの日本人が理解していないことも問題であると感じています

そもそも日本人の感覚では、「NATO加盟国が増えるぐらいでロシアが侵略するなんて、明らかにロシアがおかしい」と思っているでしょう
しかし、それならばなぜロシアを敵国とする軍事同盟がいまだに残っているというのでしょうか?
前回の日記でも書きましたが、アメリカやNATO加盟諸国に絶大な影響力を持つ大富豪ジョージ・ソロス氏は
常々、NATOを拡張し強化すべきだと、様々な論考や意見広告で繰り返し発信しています
つまり、ネオコンと呼ばれる人たちは、基本的にロシアを敵視し、NATO勢力を広げてロシアを追い込もうとしてきたわけです
誰でも自分の国を敵国扱いした軍事同盟が、勢力を拡張しながらミサイルの数を増やすことなど、とうてい容認できるものではありません
ここまで説明すれば、ロシアがウクライナのNATO加盟を本気で嫌がっているのが理解できるのではないでしょうか?
私は、他の多くの日本人の方と違い、ロシアにはウクライナに対する非NATO化と中立化の要求には正当性があると思っています

そのうえで、です
私は今回のことが、日本にとって三つの重要な外交の指針を指し示していると思っています
その一つは
バイデンは決してウクライナ問題に軍事介入できない、ということです
アメリカがウクライナに軍事介入するということは、他のNATO諸国を同盟によって巻き込むことになります
それはすなわち「世界大戦」を意味することになるからです
同じ理由により、他のNATO諸国もウクライナに介入できません。。。こそこそと武器を送るぐらいが関の山です
誰だって、核兵器を6000発も持つロシアと本気で戦争したいなんて思わないでしょう
NATOはウクライナに本格介入することはできません
今回のウクライナ侵攻は、プーチンが、これからNATO加盟を考えている諸国に対し
「NATOは全面戦争を避けるために軍事介入をしてくれない」ことを示した。。。と言えるのではないでしょうか?
NATOの拡張を防ぐために、「全面戦争だけは何があってもできない」というNATOの最大の弱点を突く
これはプーチンが指導者として非常に高い知性を持っている証と言えるのではないでしょうか?

重要な外交指針の二つ目は
「力の裏付けのない外交は意味を持たない」ということです
きれいごとではなくて、今回バイデンが軍事介入できないでいるのは、裏を返せばロシアの軍事力が強大であるからです
私は、これがトランプ大統領なら違う方法をとったと思います
トランプ大統領なら最初からNATOなどに頼らない、アメリカ単独でウクライナを包囲し、ロシアと停戦交渉したと思います
アメリカにとっても、力の裏付けのない外交など意味がないのです
アメリカの強力な軍事力があればロシアと十分渡り合えるわけで、そこにトランプという強力なネゴシエーターが交渉に当たれば山は動くでしょう
要するに、バイデンは意志が薄弱で、アメリカを率いるにはあまりにも弱いということです
バイデンは、ロシアのウクライナ侵攻が始まる前、中国に「ロシアの侵攻をやめるよう説得してくれ」と頼んで袖にされたそうです
大国の指導者がこれほど情けないとは呆れます
バイデンは中国からも完全に舐められているわけで、これで台湾、日本を守れるのか?私たち日本人はよく考えなければなりません
「力の裏付けのない外交は意味を持たない」このことは今の日本人が一番考えなくてはならないのではないでしょうか?

重要な外交指針の三つめは
「ロシアへの制裁強化はロシアと中国を接近させる」ということです
バイデンの馬鹿なところは、自分で戦争する気もなく、まともに交渉する気もないのに
内々でNATOを通じて武器をウクライナに融通し、いたずらに戦争を長引かせているということです
西側のメディアは、最初からウクライナとロシアでは戦いにならないということを理解していると思います
ですから、「ロシア側が沢山の被害を出して負けている」、とか、「あせって原子力発電所を攻撃しようとしている」とか
とにかく、ロシア軍の士気を落とし、ロシア国内を動揺させ、世界各国に「ロシアは悪魔の国」と印象付けることに必死です
戦争プロパガンダとはそういうもので、プーチンは西側メディアがそういう報道を繰り返すことなど最初から想定済みでしょう
制裁を受けたところで、これまでもずっと制裁されてきたわけで、そこはトランプ大統領の言う通り、制裁を笑っていると思います
ただ、日本人が考えなければならないのは、ロシアへの制裁によって得をするのは中国だということです
すでにロシアの天然ガスを中国に引くという交渉が着々と進んでいるようです
いまでさえ、原油や天然ガスの価格が高騰して、世界の人々が苦しんでいるのに
ロシアの原油や天然ガスまで中国に持っていかれたらどうなるか?
日本の政治家はあまりにも外交音痴で、あきれ果ててしまいます

とにかく、感情論で「ウクライナ可哀想」と思うのは分かりますし、人間として、支援したい気持ちもあるでしょうが
本質を見極めて、いま何が起きているのかを冷静に見る目が必要だと、私は信じて疑いません
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