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ワシントンポストの記事とネオナチ。。。これがウクライナの現実です

2022-03-27 17:06:38 | 政治
今回の日記を始める前に、前回、前々回の日記を改めてご紹介し、私のブログを訪れてくださる方にはぜひ読んでいただきたいと思います
というのも、今現在日本の保守派といわれている方々が、「ロシア憎し」に凝り固まっているため
世界で起きている「地殻変動」に気が付いていない、分かっていないように見えるからです
今、アメリカの地位が根本的に揺らいでいます。。。それが世界の混乱を引き起こしているということを、どうか知って欲しいと願っています

まれにみるブーメラン男ジョセフ・バイデン。。。史上最低のアメリカ大統領
まれにみるブーメラン男ジョセフ・バイデン。。。史上最低のアメリカ大統領 そのⅡ

百田尚樹さん、ご尊敬申し上げている方ではあるのですが、今回のウクライナ問題では「問答無用でロシア叩き」をやっておられるとか
一方、ちょっと前の日記で取り上げた人気保守系ユーチューバーKAZUYAさんなどは
動画を拝見する限り、かなり頭が固定化して進歩していないので、ちょっと悲しいな、と思っています。。。まあ頭固いね、若いのに
とくに最近は、ジャベリンというハイテク対戦車歩兵兵器を評価してロシア将校をやっつけている、みたいな動画を上げていますが
そのジャベリン。。。本当にロシア軍向けにのみ使われているんでしょうかね?、と突っ込みたくなります
その武器。。。自国の民間人に向けても、散々使われてますよ。。。。って、教えてあげたくなります
無知でウクライナ支援を呼びかけると、そのお金が単なる人殺しに使われることもありますよ、気を付けてください、KAZUYAさん

今、少しずつですが、及川幸久さんの動画で紹介されていたワシントンポストの記事を翻訳しています
今、全世界のネオナチたちに、リクルートの機会が与えられていて、ウクライナにネオナチが集結しつつあるのだそうです
及川さんの動画はこちらです

2022.3.26【ウクライナ】世界各国のネオナチがウクライナに結集!【及川幸久−BREAKING−】

そしてもう一つ動画をご紹介します。こちらはハラノタイムスさんですね
この方は当初、百田さんらと同じように「ロシアを許せない」と強く発信していたのですが
この方の素晴らしいところは、たとえ意見は違っても、自分で真相を知るべく、詳しく掘り下げて調べる柔軟性と正義感、正直さがあるところです
この方が見つけてきた動画に、「ウクライナのネオナチとはいかなるものか?」が非常に良く理解できるものがアップされています

【日本語字幕】(コメント欄も)戦場ジャーナリストが語るウクライナのネオナチアゾフ連隊、ウクライナのアゾフ連隊に密着した経験に基づく話

そしてこれ以下は及川さんの紹介していたワシントンポストの記事の翻訳になります
まあ、徐々に翻訳しますが、内容は及川さんが解説しているので、強いて読まなくてもいいと思います





ネオナチは自分たちの目的のためにウクライナ戦争を利用している
文責:リタ・カッツ  2022年3月14日編集

「ハーイ、私たち2人はカーシェアリングでドイツからウクライナを目指しています、メッセージを拡散していただけませんか」と、人気のネオナチWebチャンネルに転送された2月26日のメッセージを読んでみます。

「私たちは3人のフランス人です、明日の朝、車でストラスブールを出発します」、「2人のドイツ人戦闘員のための場所がありますよ。」と別のメッセージが返答しました。

これらは、ウラジーミル・プーチンがウクライナ侵攻を命じて以来、毎日のようにオンライン会場に西側のネオナチと白人至上主義者が集まり、あふれさせているたぐいの会話内容です:ユーザーは自動車の相乗り場(カープール)を組織し、ポーランドとウクライナの国境を越え、ロシアとの戦いに参加する方法を計画しています。彼らの目標は、私たちが知っているように、ユダヤ人大統領によって率いられている多民族で民主主義的な考え方の社会のウクライナを守ることではありません。一部のネオナチは、この新しい戦争を、単なる彼らの暴力的な空想を実行するための場所として見ています。他の人々にとっては、彼らを紛争に引きつける力は、超越国家主義者の民族国家にとって共通するビジョンです。彼らはウクライナ(問題)を、この目標を追求し、それを世界中に広げるためのモデルに変えていく絶好の機会と見なしています。

過激派になる意思のある人々は、極右民族主義者であるウクライナの予備軍および政治運動であるアゾフ大隊のようなグループによって採用されてきました。アゾフは2014年にウクライナ国家防衛軍に吸収され、そしてウクライナ政府はネオナチによって支配されている、というプーチンの誤った主張の根拠となっています。アゾフはウクライナでは二次的な活動として残っていますが、多くの過激派の間では伝説的なブランドになっています。それは白人至上主義者のサイトを介してその兵士として、西洋人たちを公然に歓迎してきました。2020年7月、テネシー州で起きたネオナチ反抗議行動でのカバンに貼られたものから、イタリアで起きたモスク爆撃に使われたオートバイにまで、アゾフのステッカーと紋章が世界中で見られました。

明確にしておきますが、すべての極右がアゾフを崇拝しているわけではなく、アゾフは、イスラエルやユダヤ人の資金提供者と関係があると見られています。しかし、アゾフが2月25日に外国の兵士を公式に招へいして以来、組織の公式テレグラムのチャットグループには、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、オランダ、スウェーデン、ポーランド、その他の西側諸国の参加に関心を寄せている人々からのメッセージであふれています。ネオナチのチャットグループと多様な言語のチャンネルでは、アゾフの呼びかけを繰り返しています。イスラム国が2014年にいわゆるカリフ宣言をし、世界中の支持者たちを集会に加わるよう求めて以来、このレベルの広範囲の採用活動を知りませんでした。

世界的な過激派を追跡する情報調査グループであるSITEは、ウクライナでの戦争に合わせて、白人至上主義者とネオナチによるオンライン活動の急増に気がつきました。ここ数週間にアゾフに参加する意向を発表した何百人もの個人の中には、何人かよく知られたネオナチが入っています。たとえば、アゾフの採用チャットグループのアメリカ人メンバーである「MD」は、同国人をウクライナ軍に参加させようと繰り返し試みてきました。 「行きたいと思っているアメリカ人はいますか?我々はグループを向こうに送ることができます」と彼は言っています。 MDは、テレグラムで最もサディスティックな極右過激派チャットのメンバーでもあり、アメリカでネオナチ民兵組織を設立することを提案していることを発見しました。

チャットの別のメンバーである「D」は、数十のネオナチテレグラムの(オンライン)会場で活動しているイギリスの自称退役軍人です。 MDのように、彼は同胞人の連帯を結成しようと試みてきました。 「イギリスの人なら誰でも、私はイギリスにいます、できれば1〜2週間で出発します」とDは2月27日に書いています。

Dの動機はMDのそれよりもさらに厄介なものに思われます。「どちらにせよ、私がウクライナについたら、余分なユダヤ人を見かけた時には殺すつもりだ」と彼は書いています。他の投稿の一部には「私は道具(武器)を集めている、ハイルヒットラー、ウクライナに栄光あれ、そしてウォータンのためにくそユダヤ人を殺せ!」と投稿されています。(ウォータンは北欧神話の神であり、多くの極右過激派がレトリックと美学のためにその名を唱えています)。Dはのちに、ウクライナに行くために「イギリスから来たグループ」を結成したことを示しました。

「ここアメリカに住んでいるポーランド人の男です、私ができるあらゆる方法で助けを求めています」とチャットメンバーの「Z」は2月25日に投稿し、後に次のように付け加えました。「私が集められる限りの道具を集めました、あらゆる種類のヘルメットからベストまで。」 Zもまた、多くのネオナチチャットグループの中の積極的なメンバーでもあることがわかりました。同じく、Zは別のチャットグループに「私はウクライナが嫌いです」と書きこんでいます。

これは西側の白人至上主義者とネオナチたちが、ほとんどの場合において、現在のウクライナ政府を支援していないためです。―そして単なる反ユダヤ主義の禁止やウラジミール・ゼレンスキー大統領のユダヤ遺産もしくは他の特別な問題のためではありません。極右の過激派たちは、彼らが見たいと思っているファシスト政府に反するウクライナの発展途上の民主主義に反対しています。人気のあるドイツ語と英語のネオナチチャットグループの管理者が、メンバーにアゾフに参加するよう促しているあいだ、「私はウクライナを守っているのではなく、国家社会主義を守っている」と書いたように。

さらに、少数の白人至上主義者がプーチンを称賛しているとはいえ、多くの西側極右過激派は、旧ソビエトと混同しているロシアに反対しており、したがってロシアを共産主義と見なしています。しかし、ウクライナに代わるこの動員は、まさに共通の敵以上のものによって推進されています:動員者たちは、ロシア・ウクライナ戦争を、闘争を通じて白人至上主義を前進させるための大いなる好機と見なしています。彼らにとってウクライナは、ほぼ極右の武装勢力である彼らが、自分たちの国で見たいと望んでいるものをつかむために適したファシスト国家建設のための砂場(箱庭)なのです。

これらのネオナチの中で最も極端な場合、計画はさらに邪悪なものです。彼らはウクライナを、文明全体の崩壊を早め、灰の中からファシスト民族国家を構築しようとする「加速主義者」の課題を、さらに進めていく好機だと見ています。この考え方は、私たちSITEが極右で最も影響力のある加速主義者のネオナチの声の1つと見なしている「スロボーク」によって明確に示されています。 2月25日、スロボークはウクライナで戦うために未知の国を離れることをアナウンスしました。 「この戦争は、強い国が灰の中から立ち上がることができるようにするために、私たち人類の肉体的および道徳的な弱さを焼き払うことでしょう。」と彼は書きました。 「私たちの仕事は、この変革が起こるのに十分なほど長い時間、ひどい状況をそのままの状態で残しておくこと、これを確実にすることです。私たちの未来は危機に直面しており、私たちはもう他のチャンスを得られないかもしれません、確かに今回ほど良い機会はありません。」

インスピレーションによって、スロボークは、NATOやロシアに対するアフガニスタンの抵抗運動に当てはめて例えると、ウクライナは独自の戦いを数十年間続けることができると書いています。 「アフガニスタン人はこの二つの軍(NATOとロシア)に対して40年以上抵抗しました、そして今彼らは彼ら自身の運命を支配しています」と彼は書きました。 「ウクライナは彼らの本からページを借りなければならないでしょう。」

この加速主義哲学はニッチに見えるかもしれませんが、それは真剣に受け止められなければなりません。 2019年、加速主義哲学を信奉するテロリストがニュージーランドのクライストチャーチで51人を殺害した後、それをまねた攻撃がカリフォルニアや他の場所で計画されました。

以下、徐々に翻訳します
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まれにみるブーメラン男ジョセフ・バイデン。。。史上最低のアメリカ大統領 そのⅡ

2022-03-27 02:34:20 | 政治
前回の日記の続きになります
前回の日記を読まれていない方は、内容が分からないと思いますので、どうか前回の日記からお読みください

最初に、ロシア憎しで固まっている保守系の皆様はあまり認識していないようですが
実は、ロシアという国は豊かな食料と豊富な資源を持つ、アメリカを除き、世界でほぼ唯一自給自足が可能な国家でもあります
ですから、アメリカが制裁でドルの使用を停止させたとしても生きていけるし、残念ながら国は存続できるのです
ですから、中国や北朝鮮などとは根本的に事情が違います
その点をぜひ最初に押さえておいてください、そのうえで、前回の続きに入ります

実は、ウクライナ問題で世界がロシアに制裁を加えている裏では、中東や南米の国がロシアと接近しています
まず、前回の日記で問題になっていたサウジアラビアです
サウジアラビアは今、中国との取引に、これまでの慣例であるドル建て決済を一部変更し
人民元を支払いに使用することを具体的に検討している、という話は以前書きましたが、話はそれだけではありません

サウジは今、ロシア制裁の裏でプーチン大統領とも会談を行っています
サウジだけでなくUAE(アラブ首長国連邦)もそうです
OPECの加盟国であるUAEもバイデンとの会談を断った後、プーチンと会談しています
もともと、中東の石油輸出国で作るOPECはロシアも入れてOPEC+1という構想は以前から持っていたのですが
それがいま、アメリカへの不信感を募らせたサウジとロシアが急速に距離を縮めつつあり、具体化し始めています
つまり、このまま石油輸出国機構OPEC+1の体制が舞台裏で整ってきた場合には
サウジを筆頭とするOPECとロシアが、石油の産出量と価格を話合いで決めることができることになります
それに伴って変化してくる可能性があるのは、決済通貨です
サウジはドル建ての決済を一部変更を考えていますし、ロシアは元々制裁を受けていてドル決済ができません
そこに絡んでくるのが中国です

サウジの石油の一番のお得意様は中国です
ですから、このままサウジとアメリカの不仲が続けば、サウジと中国の人民元決済が実現してしまう可能性があります
そして、ルーブルと人民元での決済で、ロシアと中国の貿易もできるようになります
なぜサウジがその方向に進む可能性があるのか?それは前回の日記で書いたイエメンの防衛問題が少し絡んでいます

イエメン政府と反政府組織フーシの内戦で、イエメンとサウジはフーシの攻撃にさらされて困っています
その困っているイエメンとサウジに助け舟を出しそうなのが、ロシアなのです
実はロシアの対空迎撃ミサイルシステムの性能は、非常に優れているという評価があります
「政権が交代するたびに対応がガラッと変わってしまう不安定なアメリカよりも、独裁的に政府が安定しているロシアの防衛システムを導入したい」
イエメンやサウジがそう考えていたとしても、なんら不思議はありません
サウジとロシアの会談では、そのことについても語られた可能性があります

華やかなアメリカの制裁外交の裏で、アメリカの横暴さに不信感を募らせた各国が、アメリカ離れを起こしつつあります
アメリカのリーダーシップの凋落、それはバイデン政権の、信用ならない二枚舌外交に原因があります
このままでは本当に石油取引におけるドルの絶対優位性がゆらぎ、ドルの信用がどんどん落ち始めることになるかもしれません
アメリカドルが凋落し、基軸通貨から落ちていく日は、案外近いのかもしれません

もう一つ気になることがあります、それがイスラエルの動きです
イスラエルの最大の敵国は間違いなくイランであるのですが、バイデン大統領は、トランプ大統領のイスラエル重視の外交を中止し
オバマ時代のイラン核合意に戻し、ゆるゆるのバーター条件に戻してしまいました
元々イランには北朝鮮から核技術が持ち込まれており、アメリカの今回のイランへのすり寄りは、
必ずイラン核開発の再開を招くことになると思います
アメリカはこれまでのような石油をコントロールするすべを失いつつあるので、イランに足元を見られることになるのではないでしょうか?
そのことについて、最大の危機感を持っているのはイスラエルです
イスラエルはイランが核兵器を所有する前に先制攻撃を仕掛けることは明白で、そうなれば、さらに大混乱を招くことになります

さらに考えられることは、中南米の国々の、反アメリカの加速です
あまり知られていませんが、もともと中南米は反アメリカの国が多く、このアメリカ離れの動きに乗じて、どのような動きがあるかは分かりません


世界は今、このように混沌としてまいりました
時代は今、大きく変わりつつあります
アメリカはロシアを包囲したつもりでいるでしょうが、実は政権のでたらめさが世界を混乱させることになっています
日本はアメリカに頼らざるを得ない情けない庇護国であり、このままで手を打たなければ、アメリカとともに沈む可能性があります
日本はどうすればいいのでしょうか?それは自らの足で立つことです
自立した武士の国にならなければ、この難局を乗り切ることはできないでしょう
アメリカに追随して、ロシア制裁をしていれば国は安泰。。。なんてことはあり得ない、そう私は思います
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