最近はマスコミでウクライナ問題ばかり扱うので、ユーチューブでもその手の話題には事欠かなくなりました
最近の保守の方々の動画を見ると良く感じるのですが、どうやら私は、保守の人から見て「本物の保守」ではないのでしょう
最近は私の方も、日本の保守と言われる方々の、ある種ガチガチの頑迷さとエベレストより高そうなプライドの高さに辟易としています
今、保守の論客の方たちに、「ロシアの立場を理解し、ロシアを孤立させないようにすべき」、というようなことを発言すると
様々に非難され攻撃を受けることになります
その理由としては、旧ソビエトが日ソ不可侵条約を破り、北方四島を不法占拠して返さない、ということが一点
また、日本人のシベリア抑留と強制労働により、多くの日本人の命を奪ったこと、これがもう一点
そして、赤の広場で多くの人を虐殺した残虐なロシア民族を信用できない、という理由もあるのかと思います
ですからまあ民族そのものを信用できない、ということはあるのかと思います
その点については、ロシア民族の抱えるカルマといいますか、業といいますか、非難されても仕方ない一面はあります
今回のロシアのウクライナ侵攻について、保守と思われる方の意見を総合してみると、こんな感じになります
これはユーチューブ動画のコメント欄に書きこまれた代表的な意見ですが
①もちろんロシアにも安全保障上の譲れない事情がある事は理解するが、あのように暴力と脅しによって相手国に要求を飲ませようとする国家とは到底友好を育む事など出来ない。
②「如何なる大義名分があろうとも、力による現状変更は認めない」という原則を世界が一致団結して守る事は、我が国の安全保障にとって最も重要なことである。
私もこれらの意見には一理あると思います。ですが、これらの意見を述べる人にも、本当は分かっていないのが「ロシア側の理由」です
ここからはロシアの側に立って考えてみます
ロシアがウクライナのNATO加盟を嫌がる本当の理由と、プーチンが戦争に踏み切ったのが「なぜ今なのか?」の理由について考えます
まず一点目、ロシアがウクライナのNATO加盟をどうして嫌がるのか?ですが
これはよくよく考えてみれば誰にでも理解できることなんです
それは、「ウクライナがNATOに加盟してしまった後では、ロシアはウクライナが何をしたとしても報復も何もできない」からです
NATOというのは、「ロシアに対し」、「集団安全保障」を掲げている軍事同盟です
NATO加盟国が、たとえ一国でもロシアとの戦争になれば、集団安全保障の条約により、NATO全体が戦争に参加してくるのです
ロシアは世界中から経済制裁を受けて経済が疲弊しているうえに、NATO軍20数か国を相手にして戦争をすることになり
現実問題として、もはや戦うすべなどなく、あとは核兵器の報復ぐらいしか考えられることはありません
ワルシャワ条約機構という、旧ソビエトを中心とした東側共産圏の国々で作られた軍事同盟はすでに解散されています
しかし、ロシアを敵国と指定したNATOは、いまだにロシア向けのミサイルや戦闘機の配備の拡張を続けています
これが、ロシアがウクライナのNATO加盟を嫌がる本当の理由なんです
ウクライナ北部からモスクワまで、弾道ミサイルで数分の距離です。核ミサイルを打たれたら報復できるかどうかも怪しい時間です
アメリカはウクライナ政府に賄賂を使ってどんどん入り込んでおり、アメリカの武器を購入させていますし
これからもっとその動きは激しくなるでしょう
アメリカはウクライナに戦略・戦術核ミサイルを配備しようとしていたし、生物兵器の研究所を設けて、生物化学兵器を製造していたと言われています
これでウクライナがNATO入りしてしまった暁には、もはやロシアには打つ手がないんです
そして、ロシアのウクライナ侵攻がなぜ「今」なのか?
アメリカはウクライナを、遅くとも今年の夏までにはNATO入りさせようと動いていたようです
そして、そのアメリカの動きを後ろ盾にして、戦略兵器を持たないはずのゼレンスキー大統領が、プーチン大統領の交渉に応じなかった。。。
要するに、ゼレンスキーはドラえもんに出てくるスネ夫なんですよね(笑)
ゼレンスキーは、アメリカの後ろ盾がある限り、ロシアの侵攻はあり得ないと思っていたでしょうし
もしあったとしても、NATO、いやアメリカが助けてくれる。。。そう思っていたことでしょう
しかし、事情が違ってしまった
バイデンと取り巻きのネオコンたちは、ウクライナに兵器を売って儲け、ウクライナを最前線基地として、
そして捨て駒としてロシアに対峙させることでロシアを恫喝し、ロシア経済を牛耳って資源を奪って甘い汁を吸おうと考えていたに違いありません
ジョージソロスなどは、そういうシナリオに一枚も二枚も噛んでいたはずです
しかし。。。プーチンの決断は早かった。。。西側の予想を超えていたんじゃないかと思います
プーチンは孤立と経済制裁のリスクを十分考慮したうえで、それでも時間を引き延ばせばもっと事態が悪化することを見こし、決断したと思われます
プーチン大統領のことを「スマート(賢い)」と表現したのはトランプ大統領ですが
私も、プーチン大統領は非常に頭がよく、決断力と実行力のある優れた指導者だと評価します
たとえ今は世界から「悪魔」と罵られていたとしても、のちの世には「プーチンが世界大戦を未然に防いだ」と言われるかもしれません
保守の方々のロシア嫌い、プーチン嫌いは仕方がないとは思いますが
人間の好き嫌い、人種の好き嫌いだけで物事を見ていては、判断を誤るかもしれませんね
私は、いま日本はウクライナの中立化を支援し、NATOやアメリカに無条件に肩入れしないように願っています
最近の保守の方々の動画を見ると良く感じるのですが、どうやら私は、保守の人から見て「本物の保守」ではないのでしょう
最近は私の方も、日本の保守と言われる方々の、ある種ガチガチの頑迷さとエベレストより高そうなプライドの高さに辟易としています
今、保守の論客の方たちに、「ロシアの立場を理解し、ロシアを孤立させないようにすべき」、というようなことを発言すると
様々に非難され攻撃を受けることになります
その理由としては、旧ソビエトが日ソ不可侵条約を破り、北方四島を不法占拠して返さない、ということが一点
また、日本人のシベリア抑留と強制労働により、多くの日本人の命を奪ったこと、これがもう一点
そして、赤の広場で多くの人を虐殺した残虐なロシア民族を信用できない、という理由もあるのかと思います
ですからまあ民族そのものを信用できない、ということはあるのかと思います
その点については、ロシア民族の抱えるカルマといいますか、業といいますか、非難されても仕方ない一面はあります
今回のロシアのウクライナ侵攻について、保守と思われる方の意見を総合してみると、こんな感じになります
これはユーチューブ動画のコメント欄に書きこまれた代表的な意見ですが
①もちろんロシアにも安全保障上の譲れない事情がある事は理解するが、あのように暴力と脅しによって相手国に要求を飲ませようとする国家とは到底友好を育む事など出来ない。
②「如何なる大義名分があろうとも、力による現状変更は認めない」という原則を世界が一致団結して守る事は、我が国の安全保障にとって最も重要なことである。
私もこれらの意見には一理あると思います。ですが、これらの意見を述べる人にも、本当は分かっていないのが「ロシア側の理由」です
ここからはロシアの側に立って考えてみます
ロシアがウクライナのNATO加盟を嫌がる本当の理由と、プーチンが戦争に踏み切ったのが「なぜ今なのか?」の理由について考えます
まず一点目、ロシアがウクライナのNATO加盟をどうして嫌がるのか?ですが
これはよくよく考えてみれば誰にでも理解できることなんです
それは、「ウクライナがNATOに加盟してしまった後では、ロシアはウクライナが何をしたとしても報復も何もできない」からです
NATOというのは、「ロシアに対し」、「集団安全保障」を掲げている軍事同盟です
NATO加盟国が、たとえ一国でもロシアとの戦争になれば、集団安全保障の条約により、NATO全体が戦争に参加してくるのです
ロシアは世界中から経済制裁を受けて経済が疲弊しているうえに、NATO軍20数か国を相手にして戦争をすることになり
現実問題として、もはや戦うすべなどなく、あとは核兵器の報復ぐらいしか考えられることはありません
ワルシャワ条約機構という、旧ソビエトを中心とした東側共産圏の国々で作られた軍事同盟はすでに解散されています
しかし、ロシアを敵国と指定したNATOは、いまだにロシア向けのミサイルや戦闘機の配備の拡張を続けています
これが、ロシアがウクライナのNATO加盟を嫌がる本当の理由なんです
ウクライナ北部からモスクワまで、弾道ミサイルで数分の距離です。核ミサイルを打たれたら報復できるかどうかも怪しい時間です
アメリカはウクライナ政府に賄賂を使ってどんどん入り込んでおり、アメリカの武器を購入させていますし
これからもっとその動きは激しくなるでしょう
アメリカはウクライナに戦略・戦術核ミサイルを配備しようとしていたし、生物兵器の研究所を設けて、生物化学兵器を製造していたと言われています
これでウクライナがNATO入りしてしまった暁には、もはやロシアには打つ手がないんです
そして、ロシアのウクライナ侵攻がなぜ「今」なのか?
アメリカはウクライナを、遅くとも今年の夏までにはNATO入りさせようと動いていたようです
そして、そのアメリカの動きを後ろ盾にして、戦略兵器を持たないはずのゼレンスキー大統領が、プーチン大統領の交渉に応じなかった。。。
要するに、ゼレンスキーはドラえもんに出てくるスネ夫なんですよね(笑)
ゼレンスキーは、アメリカの後ろ盾がある限り、ロシアの侵攻はあり得ないと思っていたでしょうし
もしあったとしても、NATO、いやアメリカが助けてくれる。。。そう思っていたことでしょう
しかし、事情が違ってしまった
バイデンと取り巻きのネオコンたちは、ウクライナに兵器を売って儲け、ウクライナを最前線基地として、
そして捨て駒としてロシアに対峙させることでロシアを恫喝し、ロシア経済を牛耳って資源を奪って甘い汁を吸おうと考えていたに違いありません
ジョージソロスなどは、そういうシナリオに一枚も二枚も噛んでいたはずです
しかし。。。プーチンの決断は早かった。。。西側の予想を超えていたんじゃないかと思います
プーチンは孤立と経済制裁のリスクを十分考慮したうえで、それでも時間を引き延ばせばもっと事態が悪化することを見こし、決断したと思われます
プーチン大統領のことを「スマート(賢い)」と表現したのはトランプ大統領ですが
私も、プーチン大統領は非常に頭がよく、決断力と実行力のある優れた指導者だと評価します
たとえ今は世界から「悪魔」と罵られていたとしても、のちの世には「プーチンが世界大戦を未然に防いだ」と言われるかもしれません
保守の方々のロシア嫌い、プーチン嫌いは仕方がないとは思いますが
人間の好き嫌い、人種の好き嫌いだけで物事を見ていては、判断を誤るかもしれませんね
私は、いま日本はウクライナの中立化を支援し、NATOやアメリカに無条件に肩入れしないように願っています