仕事どうすっぺか２

塾業界について懐疑的な意見を書いたので
その理由について補足します。

パートとはいえ塾講師の端くれである以上
生徒の志望校はリサーチしておかねばということで
時間を見つけては一つ一つ、
各校の説明会に地道に足を運んで
データを集めていました。

（ちなみにこの作業、
勉強熱心な講師はやっています。
でも、私のいる教室でやっていたのは
私だけでした。）

そこで校長先生をはじめ
色々な先生のお話を伺うのですが
やっぱり教育業界にいる方の視野は広いというか、
器が大きいなと感心させられます。

塾の目標は
「成績を上げ、志望校に合格させる」
ことですが、
学校の先生方が目標にしているのは
「人間を育て、有意義な人生を送る手助けをする」
ことなんですよね。

目標が違えば、
それに携わる人間の深さも志も違ってくる。

もちろん、塾の先生にも尊敬できる人はいるし、
学校の先生でも、ダメな人もいるでしょう。

でも、今、どちらか一つを選べる立場にあったとしたら
私は迷うことなく後者を選びたい。
後者の方が、自分の人生を
彩り豊かにしてくれる気がする。

もう人生も折り返し地点に来ているし、
限られた時間をどう過ごすか、
吟味しなければいけないと思っています。

納得しない仕事を続けているのは
とてももったいない気がしています。

仕事どうすっぺか

そろそろ契約更新の是非を
考えねばならない時期がやってきました・・・。

塾講師、続けるか否か。

昨年の今頃はどうしていたかなと思い
記事を見返していたら
やっぱり探していました、別の仕事（苦笑）。

今日も塾の会議に参加したのですが
「絶対合格するぞ！」とか
「御三家の実績を上げろ」とか

正直、そんな話、
どうでもいい・・・（ボソ）。

生徒の学力を上げるためのお手伝いだったら
まだやりがいもあると思うのですが
どこそこに合格したとか落ちたとか、
そんなの、人生のほんの一ページに過ぎないわけで。
いい大学や立派な会社に入れても
その先の人生の方がずっと長い。

その長い人生をどう生きていくかの方が
私は大切だと思っているので
塾講師の先生方のお話は
近視眼的でつまらんなと
冷めた目で見てしまうんです。

一つの課題を全力で乗り越える経験、
やり遂げたときの感動、
勝っても負けても平等に得られる
気付きや学び、
そういったものだったら
価値はあると思うけどね・・・。

今日の会議で、
自分はやっぱり塾講師に向いていないことが
ハッキリしたと思った。

別の仕事を探した方が
自分の人生にとっても
よさそうだ。