二階幹事長の発言に対し、多くの人が『疑問に思う』や『馬鹿な発言』という感じを
通り越し怒りの心境であると考える。
人道に悖る発言はまさに『人』と言われても反論ができない筈なのに・・・
亡くなった方々の死を悼む気持ちのかけらもないのだろうか。
このような人物は亡くなった方々の遺族や被災者を前にしても同じことを
平気で言えるのかもしれない。
菅官房長官は二階幹事長のこの『まずまず』発言について「与党幹部の発言の
一つ一つに政府の立場でコメントは控えたい。
発言については、その後、ご自身からご説明があったと聞いている」と
述べたという。
なんと無責任な・・・
ネットでは自民党内からも『二階さん、それはひどいんじゃないか』というような
批判の声もでていないことについて自民党議員たちに厳しい態度をとるよう
求める声も上がっているとのこと。
二階幹事長の『一人亡くなっても大変なこと・・』と、とってつけた様な言い訳
がましい言葉にも私は呆れるどころか怒りに震えそうだ。
『まずまず』というのは死者の数で判断したのか・・・死者が出るのは当然・・・という
考えから死者の数で判断し、そういう発言になったのだろう。
100人亡くなっても一人亡くなっても人の命の尊さは変わらないのだ。
時間の経過と共に被害の状況が拡大することは火を見るより明らかなのに
『まずまず』とは何事だ!
今、私はこうして怒りの心境を書きながらテレビに目をやると亡くなった方は
75人と報道されている。
河川の決壊、越水による氾濫もおびただしい数である。、
二階幹事長は自分の認識の甘さを悔い、心からの謝罪会見を開くべきだろう。
と同時に役職を辞するだけではなく、議員としても責任をとりやめるべきだと思う。
朝刊ではようやく発言を撤回…という記事もあるが‥‥許されるものではない。
安倍首相もコメントを控えたい・・・などと他人事のような発言・・・こんな政権は
いち早くぶっ壊さなければならないと思う。